尋章摘句(じんしょうてきく)
→ こまかな部分に気をとられ、大局的な物の見方ができないこと。
日本でなにかしらの解説記事などを読むときに、よくある傾向がある。
それは、英語の略称を丁寧に解説するというものだ。
例えば、stak, Inc. の主力商品であるstakはIoTデバイスだ。
こういう説明をすると、わからないので離れていく人を何度も見てきた。
なので、ちょっと便利な電球だと言うとなるほどという流れをつくった。
ただ、それなりに話が通じる場面では、IoTという言葉を使う。
そんなIoTを説明するときは、こんな感じになる。
今さら聞けないIoTってなぁに?
IoTは”Internet of Things”の略称で、「モノのインターネット」を意味する。
日常生活の中で使われる物理的なデバイスがインターネットに接続され、データを収集し共有することができるシステムを指す。
IoTのコンセプトは、様々なデバイスに適用されている。
例を挙げると下記のとおりだ。
- スマートフォン
- スマートウォッチなどのウェアラブルデバイス
- Google HomeやAmazon Echoなどのスマートホームデバイス
- 家庭の電化製品
- 自動車
これらのIoTデバイスは、ユーザの行動や環境条件についてのデータを収集し、それを利用して自動化、エネルギー効率化、便利性向上などを実現している。
例えば、スマートホームシステムでは、照明、空調、エンターテイメントシステム、保安システムなどがインターネットに接続され、リモートから制御することができる。
また、これらのシステムはユーザの行動を学習し、生活のパターンに合わせて自動的に調整することも可能だ。
ただし、IoTデバイスの普及に伴い、プライバシーやセキュリティに関する懸念も高まっている。
これらのデバイスは大量の個人情報を収集し、それが不適切に管理されたり、不正アクセスにより漏洩したりすると、プライバシーの侵害やアイデンティティ盗難などのリスクがある。
そのため、IoTデバイスを使用する際には、適切なセキュリティ対策とデータ管理の方法を理解することも重要になる。
stakは、まさにスマートホームデバイスの1つになるわけだが、IoTを日本語で概説するとこんな感じで説明するのが一般的だ。
この中でいつも違和感を覚える部分がある。
いや、正確にいうとIoTの説明だけでなく、なにかしら英語の略称を説明するときに、正式な英語を記載するという風習だ。
なにが言いたいのかというと、IoTはIoTでザックリそういうものだと覚えておけば、別に細かい部分の説明は必要ないということだ。
もちろん、細かい部分もしっかりと理解して記憶に定着させることに越したことはない。
けれども、そこが苦手だったりするのであれば、そういう無駄なメモリを使う必要はなく、なんとなく概念を覚えておけば十分だということを主張している。
覚えておきたい英語のスラング
ということで、IoTとは少々離れるが、覚えておくといい英語のスラングを50個ほど紹介しておこう。
概説を添えておくが、なんとなく知っておけばいいレベルなので、インターネット上から情報収集する際に少しでも役に立てば嬉しい限りだ。
BRB
“Be Right Back”の略で、「すぐに戻ります」という意味だ。
チャットで一時的に離れるときに使われる。
BTW
“By The Way”の略で、「ところで」または「ちなみに」という意味だ。
IMO / IMHO
“In My Opinion” または “In My Humble Opinion”の略で、「私の意見では」または「私の謙虚な意見では」という意味だ。
IDK
“I Don’t Know”の略で、「私は知らない」という意味だ。
ICYMI
“In Case You Missed It”の略で、「見逃した場合のために」という意味だ。
主にソーシャルメディアでニュースや情報を再度共有するときに使われる。
FYI
“For Your Information”の略で、「あなたの情報のために」という意味だ。
通常、重要な情報を提供するときに使われる。
ROFL
“Rolling On the Floor Laughing”の略で、「床で転がるほど笑う」という意味だ。
“LOL”よりも大きな笑いを示すために使われる。
OMG
“Oh My God”の略で、「ああ神様」という驚きや衝撃を表す際に使う。
TL;DR
“Too Long; Didn’t Read”の略で、「長すぎて読まなかった」という意味だ。
長いテキストの要約や短い概要を示すために使われる。
TBA
“To Be Announced”の略で、「発表待ち」という意味だ。
詳細がまだ確定していない事柄に使われる。
TBT
“Throwback Thursday”の略で、過去の写真や記憶を共有するためのソーシャルメディアのトレンドを指す。
DM
“Direct Message”の略で、「ダイレクトメッセージ」という意味だ。
特定の人とプライベートにやりとりする方法を指す。
NSFW
“Not Safe For Work”の略で、「職場で見るのに安全ではない」という意味だ。
主に性的または暴力的な内容を含むコンテンツに使われる。
TBH
“To Be Honest”の略で、「正直に言うと」という意味だ。
NVM
“Never Mind”の略で、「気にしないで」という意味だ。
DIY
“Do It Yourself”の略で、「自分でやる」という意味だ。
SMH
“Shaking My Head”の略で、「頭を振る」という意味だ。
不信、驚き、失望などを表すために使われる。
FOMO
“Fear Of Missing Out”の略で、「見逃すことへの恐怖」という意味だ。
ある活動やイベントを見逃すことに対する不安やストレスを示す。
YOLO
“You Only Live Once”の略で、「一度きりの人生」という意味だ。
リスクを取ることや新しい経験をすることを奨励するために使われる。
LMK
“Let Me Know”の略で、「知らせてください」という意味だ。
ASAP
“As Soon As Possible”の略で、「できるだけはやく」という意味だ。
TGIF
“Thank God It’s Friday”の略で、「神様、金曜日だ」という意味だ。
週末の到来を喜ぶために使われる。
ICYDK
“In Case You Didn’t Know”の略で、「知らなかった場合のために」という意味だ。
JK
“Just Kidding”の略で、「冗談だよ」という意味だ。
BAE
“Before Anyone Else”の略で、「他の誰よりも先に」という意味だ。
恋人や親しい友人を指すのに使われる。
BTW
“Beat The Wheat”の略で、「麦をたたけ」という意味だ。
意欲的に行動することを促す表現だ。
WTF
“What The F***”の略で、「なんだこれは」という強い驚きや不信を表す。
非常に驚いたり、ショックを受けたりしたときに使われる。
MFW
“My Face When”の略で、「私の顔、そのとき」という意味だ。
特定の状況での自分の反応や感情を表すために使われる。
OOTD
“Outfit Of The Day”の略で、「今日の服装」という意味だ。
ソーシャルメディアで自分の服装を共有するときに使われます。
AMA
“Ask Me Anything”の略で、「なんでも聞いて」という意味だ。
通常、質問を受け付けるオンラインのQ&Aセッションで使われる。
ELI5
“Explain Like I’m 5″の略で、「5歳児に説明するように」という意味だ。
複雑なトピックを簡単に説明することを求める時に使われる。
IIRC
“If I Recall Correctly”の略で、「私の記憶が正しければ」という意味だ。
ICYWW
“In Case You Were Wondering”の略で、「もし気になったら」という意味だ。
YOYO
“You’re On Your Own”の略で、「君は一人だよ」という意味だ。
自分で解決する必要があることを示す時に使われる。
RT
“Retweet”の略で、Twitterの用語だ。
他のユーザーのツイートを共有することを意味する。
TIL
“Today I Learned”の略で、「今日私が学んだこと」という意味だ。
新しい事実を共有する時に使われる。
FTW
“For The Win”の略で、「勝利のために」という意味だ。
なにかが素晴らしい、またはなにかが他のものより優れていることを示す時に使われる。
IRL
“In Real Life”の略で、「現実で」という意味だ。
オンラインと対照的に現実世界の出来事や状況を指す時に使われる。
JOMO
“Joy Of Missing Out”の略で、「見逃す喜び」という意味だ。
FOMOと対照的で、自分の時間を楽しむことを優先する概念を示す時に使われる。
LMFAO
“Laughing My F***ing Ass Off”の略で、「笑って尻を振る」という意味だ。
とても面白いと感じた時に使われる。
OMW
“On My Way”の略で、「道中です」という意味だ。
あなたがすでに移動していることを示す時に使われる。
PTO
“Paid Time Off”の略で、「有給休暇」という意味だ。
RIP
“Rest In Peace”の略で、「安らかに眠れ」という意味だ。
誰かが亡くなった時に使われる。
SOS
“Save Our Souls”の略で、「我々の魂を救え」という意味だ。
緊急事態や助けが必要な時に使われる。
WBU
“What About You”の略で、「あなたはどう?」という意味だ。
WIP
“Work In Progress”の略で、「作業中」という意味だ。
なにかがまだ完成していないことを示す時に使われる。
FWIW
“For What It’s Worth”の略で、「それが価値があるとすれば」という意味だ。
あなたが提供する情報や意見が役立つかもしれないと考えるときに使われる。
TBD
“To Be Determined”の略で、「未定」または「決まっていない」という意味だ。
未解決の事項や未決定の詳細について言及する際によく使われる。
PTL
“Praise The Lord”の略で、「主を讃えよ」という意味だ。
宗教的な文脈で、喜びや感謝を表現する際に使われる。
OOMF
“One Of My Friends”または”One Of My Followers”の略で、「私の友人の1人」または「私のフォロワーの1人」という意味だ。
特定の人を名指しすることなく、その人について話す際によく使用される。
IDC
“I Don’t Care”の略で、「気にしない」または「関心がない」という意味だ。
なにかに対して無関心であるか、そのことが自分にとって重要ではないと表現するときに使われる。
まとめ
紹介したスラングは私が知っていたスラングではない。
ChatGPTを使って、スラングを50個ほど出してみようと試みたわけだが、そもそものきっかけは、”LOL”というスラングをTwitter上でしばしば見かけることにあった。
ちなみに、”LOL”はインターネットスラングで、「Laughing Out Loud」の略だ。
日本語で「大笑いする」という意味になる。
一般的に、オンラインチャットやメッセージなどでユーモラスな事柄や笑える出来事に対して使われる。
例えば、誰かが面白いジョークを言った時に、相手がそれに対して「LOL」と応えることがある。
その上位概念のスラングに、”ROFL” があることは上述したとおりだ。
こんな感じでスラングをいくつか覚えておくと、SNS上でのコメントなどを見るときにも役に立つし、英語ができなくても簡単にコメントができるので便利だ。
実際に使う場面があった方が覚えることもできるし、細かいところを期にするよりも、なんとなくでいいのでコミュニケーションが取れる方がよっぽど重要なのである。
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