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2022年1月25日 投稿:swing16o

ビジネスでも使われる読み間違いの多い漢字

顔厚忸怩(がんこうじくじ)
→ 面の皮の厚い者でも、さすがに恥ずかしい思いをすること。

恥ずかしい思いをした経験というのは、誰もが一度はあるだろう。

私自身の場合を振り返ってみると、1つの経験を思い出した。

GUというファッションブランドがある。

初めてそのショップを見たとき、私はなんの迷いもなくグーと読んでいた。

友人に最近、グーっていうショップ増えているよねと話しかけたときに、明らかに頭の上に?が出ているのがわかった。

そして、そのファッションブランドがジーユーと読むことを知った。

なかなか恥ずかしい思いをしたことをよく覚えている。

GUブランドについて

せっかくなので、GU(ジーユー)ブランドについて書いておこう。

ファッションを、もっと自由に。

このコンセプトでUNIQRO(ユニクロ)のセカンドラインとして誕生したのがGU(ジーユー)だ。

ネーミングはその読み方のとおり、自由に由来している。

もともとは主にダイエーの低価格カジュアル衣料ブランドとして生まれた。

高品質のものをお手頃価格で提供するUNIQLOに比べ、それなりの品質のものを最低価格で提供するGUというブランド分けを行った。

UNIQLOをバリューアップさせるために、低価格カテゴリをGUに委ねるという戦略の1つでもあったとされている。

実際、Tシャツ390円、ポロシャツ490円、ジーンズ990円といったように、UNIQLOの半値ほどの商品ラインナップだ。

そんなGUの創業当初は価格を抑えるため広告費を抑えていたため、消費者が得られる情報も少なかった。

ところが、2012年に方向転換を行うと、ベーシック中心だったアイテムはより個性的でファッショナブルとなり、大規模な広告プロモーションを展開した。

アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅをイメージキャラクターに起用し、ブランドメッセージ&楽曲のファッションモンスターは大ヒットした。

さらに2013年にはロゴもGUへとリニューアルして話題となり、今や若者を中心に人気のファッションブランドとなっている。

意外と知らない漢字の読み方

まったく話が変わるが、GUをグーと読むような恥ずかしい思いをしないように、意外と知られていない読み方をする漢字を列挙していこう。

依存

依存症などで使われる、この依存という漢字を「いぞん」と読んだ人は実は間違っている。

正確には濁音ではなく「いそん」と読み、依存症も「いそんしょう」と読むので覚えておくといいだろう。

世論

世論調査という言葉に引っ張られて「よろん」と読む人が多いのではないだろうか。

よろんと読んでも間違いではないらしいが、正確には「せろん」だということは知っておいていいだろう。

代替

他のものを用意するという意味で使われる、代替という言葉だが、だいがえと読み間違える人が多い。

正しくは「だいたい」と読み、ビジネスの場でもよく使われる言葉なので覚えておきたい言葉だ。

早急

提出物の期限が迫っているときなどに、よく登場する早急という言葉。

「そうきゅう」と読まれがちだが、正しくは「さっきゅう」と読むので注意が必要だ。

最近では「そうきゅう」でも問題ないという風潮があるが、せっかくなので正しい読み方とされる「さっきゅう」も覚えておこう。

漸く

この漢字を見ると、瞬発的に「しばらく」と読んでしまう人も多いのではないだろうか。

「しばらく」は漢字で暫くと書くので間違いだ。

正しくは「ようやく」と読むので混乱しないようにしたいところだ。

逝去

この漢字も瞬発的に「いきょ」と読んでしまう人が多いのではないだろうか。

死の尊敬語にあたる、この逝去という言葉は「せいきょ」と読むので覚えておいた方がいいだろう。

汎用

つい「ぼんよう」と読んでしまった人も多いのではないだろうか。

平凡(へいぼん)、凡人(ぼんじん)という言葉から、凡は「ぼん」と読むと思いがちだが、正しくは「はんよう」と読むので間違えないようにしたい。

遵守

ルールや規定を守るという意味で使われる遵守という言葉だが、「そんしゅ」と読み間違える人が多い。

正しくは「じゅんしゅ」と読み、この言葉もビジネス用語として使われやすい言葉の1つなので、間違えないようにしたい。

重複

「じゅうふく」と読む人も多く、慣用読みとしては間違っていないのだが、正しくは「ちょうふく」と読む。

同じ物事が重なり合うことを意味する重複だが、生活をしていて使う機会も多い言葉なので、しっかり覚えておこう。

一段落

一を「ひと」と読む言葉が多い上に、似た意味の言葉に、一区切り(ひとくぎり)もある。

このことから「ひとだんらく」という読み方が一般に広がってしまったといわれているが、正しくは「いちだんらく」と読むので、ややこしいが知っておきたい言葉だ。

出生率

「しゅっせいりつ」と読み間違えられやすい言葉だが、正しくは「しゅっしょうりつ」と読む。

出生届は「しゅっしょうとどけ」と読むのが正しいとされる。

ただ、医療業界や法律用語では出生届を「しゅっせいとどけ」、出生前診断を「しゅっせいぜんしんだん」と読むこともあるとのことなので、両軸で知っておくといいだろう。

乳離れ

「ちちばなれ」と堂々と読んでしまいそうな言葉だが、正確には「ちばなれ」と読む。

ちちばなれと間違うのはどこか恥ずかしい気もするので、しっかりと覚えておきたい言葉だ。

舌鼓を打つ

「したづつみ」を打つと読んだ人は間違っているので要注意だ。

鼓は伝統的な打楽器で、正しくは「つづみ」だ。

ということは「したつづみをうつ」と読むということを理解してもらえるだろう。

間髪を入れず

「かんぱつをいれず」と読み間違えられやすい言葉だが、正しくは「かんはつをいれず」と半濁音がない。

ちなみに「間一髪」という言葉があるが、こちらは「かんいっぱつ」と読む。

似たような言葉だが、読み方が違うのでややこしいが、しっかり覚えておきたい言葉である。

まとめ

その昔、GUをグーと読んで恥ずかしい思いをした想い出から、恥をかかないようにするために間違いやすい漢字をいくつか紹介してみた。

正直、意味が通じれば全然問題ないでしょという感覚なのだが、細かく指摘してくる人がいるのも事実だ。

ということで、まあ知っておいて損はないよねくらいのレベルで読んでもらえたらと思う。

 

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植田 振一郎 Twitter

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