マシュマロを食べる人は裕福にはなれないという話

2021-10-01 投稿: 植田 振一郎

延命息災(えんめいそくさい)
→ 命を延ばし災いを取り去ること。

生きていることが全てだ。

もっというと、ただただ生きているだけではなく、健康で後悔のない人生を謳歌することが全てだ。

2021年も10月を迎えた。

今年も残すところ3ヶ月となったわけだが、時間が経つのがはやいと感じている人も多いだろう。

この世の中に基本的に絶対はないのだが、ただ1つだけ絶対がある。

それは、人は必ず死ぬという絶対だ。

祖母の死から感じたこと

母方の祖母が亡くなってから、もう何年が経つだろう。

私が広島に戻ってきたのが起業する半年前くらいなので、もう8年以上の月日が経っている。

当時、祖母はまだ存命だった。

といっても、介護施設に入っており、胃瘻(いろう)の状態だった。

胃瘻とは、お腹にに開けた穴にチューブを通して、直接、胃に食べ物を流し込む方法で、自ら食事ができる状態ではない。

会話をすることもできず、言い方に語弊があるかもしれないが、まさに植物状態の日々が続いていた。

その状態で数年が経って亡くなったわけだが、この期間については複雑な気持ちがある。

 

その根本にあるものは、祖母は幸せだったのだろうかということだ。

祖母が亡くなって、母と会話をしたことがあるのだが、なぜ施設に入れたのかということに対しては更に複雑な気持ちにさせられた。

その理由は、祖母が長生きをしたいと訴えたということが判断材料になったというのである。

もちろん、施設に入った当初は完全は植物状態ではなかったが、祖母が施設に入ったことで母の介護の時間が増えた。

近所であればいいのだが、広島市内から三次市の施設まで週2回通っていた。

片道80km以上あるので、時間にすると1時間半程度かかる。

母も決して若くはないので、肉体的にもキツいこともあったはずだ。

なので、広島に戻ってから起業するまでの時間があるときは、私が運転をして三次市へ行くこともしばしばあった。

そこで、祖母にも会うのだが、会話もできないので、ただただ同じ空間にいて帰り際にまた来るねと握手して別れるのがルーティンになっていた。

 

当然、そんな日々が永遠に続くことはなく、祖母が亡くなるわけだが、その数日前に会ったときのことは今でも鮮明に覚えている。

いつものように、また来るねと握手をしたときの祖母の力が強かったのだ。

それから、目が合っている時間がいつもより長く、その眼力も力強かった。

その数日後に祖母は息を引き取るわけだが、今思うと死期を悟っていたのかもしれない。

祖母なりの別れの挨拶を私にしてくれたのではないかと思っている。

 

2021年に私は40歳を迎えた。

確実に死期は近づいているし、祖母の立場へ母が進み、母の立場へ私が進んでいることもまた事実だ。

この世にある唯一の絶対に近づいているということだ。

だからこそ、1日1日を大切にしたいと改めて思うのである。

マシュマロを食べる人は裕福になれない

少々暗い話になってしまったので、1つ覚えている話をしておこう。

誰から聞いたかは覚えていないが、話の内容はよく覚えている。

このマシュマロを食べてはいけない。
20分間、我慢すれば、マシュマロがもう1つもらえる。

と言われたら、あたなはどうするかというものだ。

選択肢は2つしかなく、食べるのを我慢して20分後にマシュマロをもう1つもらうか、それとも我慢することなくサクッと食べてしまうかというものだ。

 

実はこれ、スタンフォード大学が4歳の子どもたちに対して行った実験の1つなのだ。

子供を1人ずつ部屋に入れて、上記と同じ言葉を投げかけた後に、部屋に1人残すという実験だ。

それから子どもがどういった行動をするか、隠しカメラで経過観察をするというものだ。

そんな問いかけに対して、子どもたちは目の前にあるマシュマロに対して葛藤をするのだが、実験結果はこうなった。

3分の2の子どもたちが我慢できずにマシュマロを食べてしまったのである。

まあ、4歳の子どもだから仕方ないという結果といってしまえばそれまでなのだが、実はこの実験には続きがある。

実験を行った子どもたちを50年に渡って追跡調査を行っているのである。

 

そして、50年後の子どもたちに驚くべき事実が判明したという。

それは、マシュマロを我慢できた子どもは食べてしまった子どもよりも富裕層となった人が多かったのである。

このことから、スタンフォード大学では、我慢すること、つまり自制心は将来のより大きな成果のための重要な要素であるとした。

まとめ

なにもしなくても月日は流れていく。

それも日に日にスピードがはやく感じていくものである。

そして、スタンフォード大学で行われた実験対象は確かに4歳の子どもだったかもしれない。

でも、あくまでマシュマロが実験対象であっただけで、マシュマロの代わりになるものは大人になっていく上で、いくらでも登場する。

自制心を働かせることが苦手というか、つい楽な方向に流れてしまうのは人間の性であることは十分に理解している。

ただ、後悔しない人生を本気で歩んでいきたいのであれば、自分に厳しくする場面もしっかり織り込んだ方がいいだろう。

2021年も残り3ヶ月となった。

自分自身に言い聞かせて奮い立たせるためにも、祖母の話とマシュマロの話を紹介してみた。

少しでも高みを目指そうとする人が増えれば嬉しい限りである。

 

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