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2021年8月17日 投稿:ueda

高価格なプライベートジェット出張が当たり前になる日が来る!?

雲翻雨覆(うんぽんうふく)
→ 人の態度や情が移ろいやすいことのたとえ。

人の態度や情は簡単に流れてしまうというのはよく理解できる。

未だにマスコミの報道が全てだという人も多くいるし、昔からの慣習というだけで科学的根拠のないものに従っている人も多々いる。

ただ、裏を返せば人の態度や情が移ろいやすいということは、逆の方向へも導くことができるということだ。

人間の心理をついたり、ストーリーに共感する人が現れたら、人は流れていく。

そんな中、アメリカの出張シーンでの変化が起きているという情報を手に入れた。

おそらく、現時点では全く刺さらない人たちが大多数を占めると思う。

でも、個人的に日本でも拡がって欲しいし、自分でも使えるようになりたいというサービスなので取り上げていこうと思う。

プライベートジェットの出張ニーズが増大

プライベートジェットというと、お金持ちの象徴とされている。

一生、お目にかかることのないものだと決めつけている人も多いように感じるが、諦めるのはもったいない。

そんな中、アメリカの出張シーンで、プライベートジェットを使うというニーズが増えているらしい。

自社内にプライベートジェットを持って効率の良い移動を推奨する企業が増えている一方、プライベートジェット運行企業が会員サービスを充実させている。

 

その1つに、VeriJet(ベリジェット)社があり、2020年10月にフロリダ州で創業し、現在カリフォルニア州にもサービスを拡大している。

この企業の特徴は、シーラスSF50ビジョンジェット機という超軽量ジェット機を使用している点だ。

シーラスSF50ビジョンジェット機は、大型のプライベートジェット機の多くと比べて速度が遅くトイレもない。

その代わり、機内のレイアウト変更が容易で大人4人、操縦士は1人か2人搭乗できる。

また、小型なので小規模な空港を利用できるというメリットもある。

預けることができない手荷物がある場合や機内の荷物棚に入れることができない商品サンプルなどがある場合に最適だ。

それから、パイロットが操縦不能になった場合、乗客がボタンを押すだけで飛行機を着陸させられる革新的な安全システムも備わっている。

この機体を使って、VeriJet(ベリジェット)社は、会員サービスであるジェットカードの提供開始も発表している。

会員は必ず搭乗できるという保証はないが、片道料金は1時間当たり2,500ドル(約27万5,000円)に値引きされる。

そして、片道利用では回航便の料金を支払う必要がない。

最高級コースの会員は、最短で出発の2時間前までにジェット機利用を予約できるというものだ。

2022年初までにプライベートジェットを25機まで増やす計画である。

様々なプライベートジェット出張サービス

VeriJet(ベリジェット)社が短距離をリーズナブルにというサービスである一方で、長距離を高級プライベートジェットでというサービスを提供している企業もある。

ガルフストリームG650型というプライベートジェットを保有する、Flexjet(フレックスジェット)社である。

ガルフストリームG650型は、1機約7,500万ドル(約82億5,000万円)で、VeriJet(ベリジェット)社の保有するシーラスSF50ビジョンジェット機が25機買える値段である。

特徴としては、16時間の連続飛行が可能な機体を保有していることで、長距離便を快適にというものだ。

長距離便にはオンデマンドのチャーター便とジェットカードに相当する往復割引を用意している。

それから、短距離便を利用したいというニーズにも対応しており、アンリミテドアクセスプログラムも新たに開始した。

短距離便では小さな航空機にダウングレードが可能で、差額は追加の時間ではなく現金クレジットで受け取ることができる。

アンリミテッドアクセスは、米国全土で利用可能となっている。

要するに、長距離便も短距離便もオンデマンド、使いたいときに使えるというサービスを拡充しているのである。

Flexjet(フレックスジェット)社は2021年7月に6機目のガルフストリームG650型を導入した。

2021年内には、さらに3機の導入を予定しているとのことである。

 

他にも、高級サービスで知られる、VistaJet(ビスタジェット)社も2020年秋に出張市場を的を絞った初のプログラムを開始した。

フライトコーディネーターを会社のオフィスに常駐させたり、メインの機材に問題が生じた場合に使う予備機を用意したりといったプレミアムサービスのオプションが含まれているのが特徴だ。

ジェットカードを販売し、19市場で自社専用ターミナルを運営している急成長中のプライベートジェット管理会社ジェット・リンクス・アビエーション社もある。

法人向けプログラムを初めて導入し、短期間での予約や無料Wi-Fiサービスなどが同プログラムの売りとなっている。

このように、プライベートジェット出張市場が盛り上がっているのである。

プライベートジェット出張を利用する企業データ

企業の成長のためにプライベートジェットを活用するということに関して、その有効性を裏付けるデータがある。

2019年にS&P500構成銘柄企業を対象に行われた分析では、ビジネスにプライベートジェットを利用する企業の業績はそうでない企業と比較すると、約70%上回っていたというのである。

また、金融コンサルティング企業のNexa Advisors(ネクサ・アドバイザーズ)がS&P小型株600種の構成銘柄企業を対象に行った調査もある。

プライベートジェットを使う企業の売上高成長率はプライベートジェットを使用しない企業を約23%上回っていたとのことだ。

つまり、プライベートジェットを使う企業の方が成長率や業績の向上に繋がるというデータが出ているのである。

これは、単純に時間効率やその手間がなくなるといったメリットもあると思うが、モチベーション向上もあるように思う。

まとめ

日本でプライベートジェット出張が当たり前になるかと問われると、現時点では相当にハードルが高いと思う。

なにも考えないような人たちが、贅沢だとか金持ちの道楽といった位置づけにネガティブに働くことが目に見えているからである。

プライベートジェット出張がマジョリティになることは難しいのは十分理解している。

ところが、そういった見方も多少変化させることは不可能ではないと思う。

そのためには、時間効率を考えることの大切さやコストの捉え方の感覚や働くということそのものの概念を変えていくしかない。

そっち側へ回らなければ、プライベートジェットに乗ることなど一生できないままで終わる。

 

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植田 振一郎 Twitter

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