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2021年5月14日 投稿:ueda

一気呵成(いっきかせい)

物事を一気に成し遂げたりすること。

目線を変えることで、一気にトップに躍り出ることがある。

いわゆるイノベーションが起こるのは異業種からの参入の場合が多い。

Amazon(アマゾン)が結果として町の本屋さんを廃業に追いやり、出版業界を変えて、物流業界も変えている。

もはやどの業界にも対応できる無双状態にある。

自動車業界に乗り込んできたTESLA(テスラ)もまた、CEOのイーロン・マスク氏を筆頭に話題が尽きない。

もちろん、話題だけではなく結果を伴っているからこそ、株価も高騰し新たな展開にも期待されている。

Amazonは本屋ではなく、TESLAは自動車メーカーではない。

企業文化は違えど、物事を一気に成し遂げるというフェーズに入っている。

 

「五輪選考会の標準記録も可能」NFL屈指の俊足選手が100m走に挑戦 “ボルトより速い〇〇選手”論に終止符?

このニュースに目が留まった。

アメフトファンの中では有名なDK・メトカーフ選手。

所属はNFLシアトル・シーホークス、ワイドレシーバーで、193cm、108kgという恵まれた体格の持ち主だ。

昨年10月のアリゾナ・カージナルス戦で、相手選手がインターセプトから100ヤード近くを独走。

他の選手が追走を諦める中、メトカーフは猛然と追走し、タッチダウン直前でタックルして阻止。

時速36.44kmで駆け抜けるという姿がファンを震撼させた。

ここからが実にアメリカらしいというか、DK・メトカーフ選手が100mを実際に走ることに繋がる。

SNSでDK・メトカーフ選手が陸上短距離の花形である100mのアメリカ代表になれるのではと大盛り上がり。

アメリカ陸連が呼応した。

「オリンピックの100mやリレーチームにDKメトカーフはどうか、というコメントが届きましたが、NFL選手の皆さん、『リアルなスピード』に興味があったら、オリンピック選考会にぜひご参加ください」とツイートするのだ。

陸上競技界からの挑発とも取れなくもないか、エンターテインメントの分野で日本とは比べ物にならない規模の展開をしているアメリカの発想がとても素晴らしいと思った。

 

一方で、こんなやり取りもあったと記事には書かれている。

DK・メトカーフ選手はアメリカ陸連のツイートに反応はしなかったが、黙々と100mを走る準備をしており、参加表明をした。

その表明に対して、多くのファンは喜びをあらわにしたけれども、否定的な意見もあった。

陸上競技界のレジェンド、マイケル・ジョンソンはこんな形で陸上競技界を盛り上げる必要はないし、そもそも彼には敬意がないと一蹴したそうだ。

この構図が、まさにあらゆる業界の縮図のように感じた。

冒頭に書いたAmazonが本屋業界に参入したとき、TESLAが自動車業界に参入したとき、どうせ上手くいかないとかネガティブな意見も多々あった。

それが今やどうだろう。

1つの業界に長くいると、あるいはその業界しか知らないと視野が狭くなり、その結果、業界全体にとってマイナスな方向へ導いてしまう人が出てくる。

もちろん、その業界に愛情があることも理解はできるのだが、その愛情が裏目に出ることもある。

 

DKメトカーフ選手の挑戦は、10秒37という記録だった。

この大会の優勝記録は9秒96で、オリンピック選考会の標準記録は10秒05なので、その記録に届くことはなかった。

当然、陸上競技を専門にやっている選手の方が圧倒的に強かった。

でも、まさに記録より記憶に残ったのはどちらかをよく考えて欲しい。

なによりも、100mを走り終えた後のDKメトカーフ選手のコメントが本当に素晴らしい。

こういう人がイノベーション生むことができる人なのだろう。

stak社にとっても学ぶところが多いと感じたので、是非この記事を一読して欲しい。

 

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植田 振一郎 Twitter

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