一井美咲です!
stakに勤めながら、なでしこリーグ2部のディアヴォロッソ広島に所属し、
女子サッカー選手として活動しています。
前回のブログでは、「つながりに支えられて」というテーマでブログを書きました。
今回は「積み重ねの力」というタイトルでブログを書きました!
ぜひ最後までご覧ください!
最終戦を迎えて
今シーズンの最終戦が終わりました。
勝てば残留、負けか引き分けであれば入れ替え戦という状況。
緊張感は、これまでのどの試合よりも強く感じました。
試合は簡単にはいかず、相手に先制を許しました。
それでも誰ひとり下を向くことなく、声を掛け合いながら粘り強く戦い続けました。
後半39分で同点に追いつき、そしてラストワンプレーでの逆転ゴール。
笛が鳴った瞬間、全員が涙と笑顔で抱き合いました。
あの瞬間の喜びは一生忘れないと思います。
けれど、心の中に強く残ったのは「積み重ねてきた時間は、 確かに力になる」という確信でした。

すぐに結果は出なくても
今シーズンを振り返ると、順調なことばかりではありませんでした。
メンバーにすら入れない時期、チームとして結果が出ない試合もたくさんありました。
練習がうまくいかず、気持ちが沈んでしまう日もありました。
努力はすぐに結果にならないことの方が多いです。
それでも、積み重ねていけば必ず力になる。
そのことを、この今シーズンを通して改めて感じました。
そして、ここで思い出したのが、1年前に書いたブログ「小さな積み上げ」のことです。
その中で、私はこう書いていました。
どんなに小さな行動や努力も積み重ねれば大きな成果を生むことができる。
逆に、些細な怠慢や油断を積み重ねれば、大きな損失を招くことにもなる。
今、どのコツコツを積み上げるかによって、未来は大きく変わってくる。
あのとき言葉にしていた「小さな積み上げ」は、1年経った今、まさに自分の中で「現実の力」になっていました。
毎日のトレーニングも、仲間との信頼関係も、全部が少しずつ積み上がって、最終戦のあの瞬間につながっていたように思います。
普段の生活の中で
サッカーだけでなく、普段の生活の中にも「積み重ねの力」はあります。
朝少しだけ早く起きてストレッチをする。
夜寝る前に次の日の準備をしておく。
疲れていても、挨拶や感謝の言葉を忘れない。
どれも小さなことですが、それを続けるかどうかで、自分の心の状態が変わります。
特に、苦しい時期ほど「習慣」が自分を支えてくれると感じます。
人との関係も同じです。
日々のちょっとした声かけや、「ありがとう」「おつかれさま」という言葉。
それが積み重なることで、チームとしての信頼や絆が生まれます。
サッカーでも生活でも、結局はそうした地道な積み重ねが一番の力になるのだと思います。

続けるために必要なこと
続けることは簡単ではありません。
モチベーションが下がる日もあれば、思うように結果が出ずに焦る時もあります。
それでも続けられる理由は、「やめたくない」と思えるほど好きだからです。
サッカーをしている時間、仲間と笑い合える時間が、何よりも自分を支えています。
だから、調子が悪い日も、気持ちが沈む日も、少しずつでも前に進もうと思えます。
そして、続けるためには「完璧を求めすぎないこと」も大切です。
私も完璧な人間ではありません。
けれど100%できない日があっても、ゼロにしない。
積み重ねとは続ける工夫でもあると感じています。
積み重ねの力を信じて
最終戦のラストワンプレーは、偶然ではなかったと思っています。
チーム全員が日々積み重ねてきた努力と信頼が、あの瞬間を生み出しました。
努力はすぐには見えないけれど、確実に自分の中に残っていく。
それは筋肉のように、目に見えないところで少しずつ強くなるものだと思います。
派手ではないけれど、静かに人を支えてくれる力です。
サッカーも生活も同じです。
焦らず、コツコツと、自分を信じて積み重ねていく。
それが、どんな困難にも負けない力になると信じています。

おわりに
1年前に書いた「小さな積み上げ」は考え方としての積み重ねでした。
そして今、最終戦を経て感じた「積み重ねの力」は、それを実感として掴んだものです。
どんなに小さくても、続けることが自分を強くする。
これからも、サッカーでも生活でも、その思いを忘れずに積み重ねていきたいと思います。
またいつか、「あのときの努力は今に繋がっている」と言える日がくるように!!
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