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2018年5月8日 投稿:stak編集部

stak構想までの道のり-その1「宙に浮くライト」

みなさんこんにちは、ブログ初登場の宮本です。

stakプロジェクトでは企画や動画制作、写真撮影などマーケティング、プロモーションを担当しております。

 

stakはライト型ルームコントローラーで、簡単に言うと電球の代わりにソケットに差し込むことにより、部屋の家電をどこからでもスマホで操作できたり、スマートスピーカーと連携することにより声で操作することが可能になるIoTデバイスということはこれまでの記事を見てもらえば分かっていただけると思います。

 

 

ではそのstak、現在は試作機の開発まで進んでいますが、stakの構想が出るまでに実はいくつかアイデアがあって実際に途中まで作ったものもありました。

 

今回はstakの前化身(?)ともボツ案(?)とも言える2つのアイデアのうち1つめの製品について紹介したいと思います。

宙に浮く多機能ライト、その名も「フライト」

2016年に、「もの作りをしよう!」と集まった現stakプロジェクトメンバー。

いくつかアイデアが出た中で最初に作ってみようとなったのが震災時にも役に立つライトでした。

 

きっかけは熊本地震、そしてここ広島で2014年に発生した土砂災害で、共通するのは深夜に発生したということ。

暗闇だからこそ拡大してしまった被害もあるはず。

 

そこで夜ベッドで寝ているときに災害が発生した際、その場から声で点灯、揺れを感知して点灯、GPS機能搭載、いざというときにそのまま持ち出せる、そういったライトがあれば少しでも被害を抑えられるのではないか!?という発想に至ったのです。

 

そこからライト開発をスタートしたわけですが、当然ライトなんて作ったことはなく、そもそもどういう部品がいるのかも分かりません。

ネットでの情報収集はもちろんのこと、既存の製品の中を開けてみたりと研究が始まりました。

そして1ヶ月後、パソコンからライトのON/OFFができるところまで開発は進みました。

ここで新しいアイデアが。

 

「ただ単に役にたつライトではなく、エンタメ性も持たせないか!?なんなら宙に浮かせてみる!?」

 

この一言で、まだメインとなる声での反応などができていないにも関わらず、宙に浮かせることに長い期間注力してしまったのです。

 

皆さんはマーズと呼ばれるBluetoothスピーカーをご存知ですか?

 

円盤のようなスピーカーが宙に浮き音楽を流すものなのですが、まさにこれを目指したのです。

それから数ヶ月後、ついにライトを宙に浮かせることが!!

その時の様子がこちら。

わずか1〜2cm程度ですが、宙に浮き少しずつ回転もしています。

我々にとってとても大きな一歩で、製品名も「フライト」にしようと決まりました。

しかし、、

この後すぐにフライト開発を断念することに。

 

  • 宙に浮かせる=光を360度照らす必要があり、その機構及び熱問題。
  • 1つ1つの部品単価が高く販売価格がかなりの高額になってしまう。
  • 今のメンバーだけでは開発期間がかなりかかってしまう。

 

等などの理由から、もっと機能を限定しシンプルにして価格を下げれる製品にしようと話し合いました。

 

そして次の製品「エレファント」開発がスタートしたのです。

次回へ続く。

 

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