一井美咲です!
stakに勤めながら、なでしこリーグ2部のディアヴォロッソ広島に所属し、
女子サッカー選手として活動しています。
今回は「挑戦を続ける理由」というタイトルで開幕戦を通して感じたことを書いてみました。
ぜひ最後までご覧ください!
苦しい時間
今シーズンが始まってから、ディアヴォロッソ広島はなかなか勝利を掴めず苦しい時間が続いていました。
開幕戦から幾つもの試合を重ねるなかで、リーグ最下位という厳しい現実に直面した時期もありました。
どうすればこの流れを変えられるのかともがき続けていました。
そして先週。
私たちは今シーズン初めての勝利を掴むことができました。
ようやく掴んだ1勝。
この勝利はただの結果ではなく、努力と想いが形になった証だと感じました。
ある言葉との出会い
初勝利まではとても長い道のりでした。
勝利まで、もちろん誰ひとりとして手を抜いている選手なんていませんでした。
練習では全員が「なんとか流れを変えたい」と必死でした。
でも、サッカーは気持ちだけでは勝てないときもあります。
だからこそ、努力しても結果がでない現実が、心をじわじわと削っていったのも事実です。
私自身も、開幕戦以降、一度もベンチ入りすることができていません。
アウェー戦の遠征に帯同すらできず、自宅から試合の結果を見守る週末もありました。
ピッチに立つことはおろか、試合の会場の空気すら吸えない日々。
そんな仲で「自分にはもう価値がないのかもしれない」と思いそうになることもありました。
でも、それでも私は、今もこの場所で踏みとどまっています。
それはある言葉に出会ったからでした。
「挑戦し続けている限り、失敗ではない」
この言葉を目にしたとき、うまくいかない今にも意味があるものに感じられました。
試合に出られず、チームも勝てなあったあの時、どこを切り取っても理想とは程遠い「いま」でした。
でも、やめずに挑戦し続けている限り、失敗じゃない。
この考え方が、少しだけ私の視野を広げてくれました。
思い返せば、過去にも怪我やスランプで苦しんだ日々がありました。
それでも「やめない」ことを選んだから、今の私がいます。
挑戦し続けてきたからこそ、出会えた人や得られた経験がありました。
選ぶということ
ただ、続けることが「正解」だとは思っていません。
「やめない人は強い」「やめるのは弱い」
そんなふうに言われることもありますが、私はそうは思いません。
やめることにも、ものすごく大きな勇気と決断が必要です。
自分で終わりを決めること、別の道を選ぶこと。
どちらも簡単なことではありません。
だからこど、どちらを選んだかではなく、自分で選んだかどうかが大切なんだと思います。
誰かの希望になれたら
今の私は「挑戦し続ける」ことに意味を見出してこの道を進んでいます。
結果が出ず、自身を失いかけても、それでも歩みを止めなかったのは、応援してくださる皆さんの存在があったからです。
試合に出ていなくても「頑張って」「応援しています」と声をかけてくださる人がいる。
その一言ひとことが、どれほど私を救ってくれたか、言葉では言い尽くせません。
だからこそ、私も誰かの希望になりたいと思っています。
「この人が頑張っているなら、私ももう少し頑張ってみようかな」
そう思ってもらえる存在になれたら、こんな嬉しいことはありません。
最後に
私は今、まだ挑戦の途中です。
ようやく掴んだ1勝。
でも、まだ理想の自分には遠い。
それでも「もっともっと頑張ろう」と思える自分でいたいと思っています。
どんな道を選んでも、それが自分の意思で選んだ道であるなら、きっと大丈夫です。
成功するまでやめなければ、それは失敗ではない。
この言葉を胸に、私はこれからも挑戦を続けていきます!
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