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2023年4月10日 投稿:swing16o

秋という季節の魅力について

秋高馬肥(しゅうこうばひ)
→ 秋の空が高く澄み渡り、馬の食欲も盛んでよく肥える意。

私の好きな季節は圧倒的に秋だ。

なぜ秋が訪れるのか。

それは、地球の自転軸の傾きによって太陽から受ける日射量が変化するためだ。

地球は公転軌道上を回りながら自転しており、自転軸は太陽と垂直になっていない。

そのため、地球が太陽から受ける日射量は一定ではなく、季節によって異なる。

夏至の時期、つまり北半球では6月21日頃、南半球では12月21日頃、地球は太陽から最も傾き、北半球では夏季、南半球では冬季が訪れる。

一方で、冬至の時期、北半球では12月21日頃、南半球では6月21日頃、地球は太陽から最も離れ、北半球では冬季、南半球では夏季が訪れる。

そして、秋分の時期、つまり北半球では9月23日頃、南半球では3月21日頃、地球の自転軸は太陽と直角になり、日射量が均等になる。

このため、北半球では秋季が始まり、南半球では春季が始まる。

このように、地球の自転軸の傾きによって季節が生じるため、秋が訪れるのである。

いずれにせよ、過ごしやすいというのもあって、なによりも食が豊かになる秋が四季の中で圧倒的に好きだ。

秋の代表的な味覚

秋の代表的な味覚といえば、秋刀魚、松茸、栗、柿、さつまいも、りんご、梨、菊芋、かぼちゃ、グリーンピース、銀杏、ブドウなどが挙げられる。

もっと深堀りしていくと地域別に下記のような代表的な味覚がある。

北海道

  • 十勝ポークとかぼちゃのシチュー
  • 鮭の塩辛
  • 天塩牛のすき焼き
  • かにめし
  • かぼちゃ餅(札幌市)
  • さけの粕漬け(函館市)
  • 洋菓子のマロングラッセ(小樽市)
  • 栗ご飯(旭川市)
  • イワシの塩焼き(小樽市)
  • 栗ご飯(旭川市)
  • かぼちゃの煮物(帯広市)
  • ほたてのバターソテー(函館市)

東北地方

  • いわての南部せんべい鍋
  • 蔵王の天然蕎麦ときのこのクリームパスタ
  • ふぐの唐揚げ(宮城県)
  • 馬刺し(岩手県)
  • さんまの塩焼き(秋田県)
  • とうもろこし味噌汁(宮城県)
  • さばの蒲焼き(山形県)
  • 鮭のあら煮(福島県)
  • きのこ料理(青森県)
  • れんこん餅(秋田県)
  • ひじきの煮物(青森県)
  • さんまの塩焼き(宮城県)
  • あんこう鍋(山形県)

関東地方

  • 足利の千枚漬け
  • かぶら寿司(茨城県)
  • もつ煮込み(栃木県)
  • 鬼金棒のもんじゃ焼き(東京都)
  • ほうとう(山梨県)
  • とちおとめ(栃木県)
  • しいたけご飯(埼玉県)
  • 銀杏料理(東京都)
  • 銀杏の天ぷら(東京都)
  • さんまの塩焼き(神奈川県)
  • きのこのポトフ(群馬県)
  • 豚汁(神奈川県)

中部地方

  • 長野県の信州そば
  • 木曽路のきのこしゃぶ
  • 立山黒部アルペンルート沿線のそば
  • 田楽(岐阜県)
  • 紅葉鍋(岐阜県)
  • 栗きんとん(愛知県)
  • かぼちゃのポタージュ(岐阜県)
  • 松茸料理(静岡県)
  • さつま芋の蒸しプリン(三重県)
  • 鮎の塩焼き(岐阜県)
  • 穴子の白子焼き(静岡県)
  • 松茸ご飯(長野県)
  • いももち(愛知県)

関西地方

  • おばんざい(京都府)
  • 元祖たこ焼き(大阪府)
  • 南瓜のおこわ(大阪府)
  • 紅葉鍋(滋賀県)
  • あんかけスパゲッティ(兵庫県)
  • 赤かぶの漬物(京都府)
  • 天然わさびの葉餅(大阪府)
  • 鮎の塩焼き(滋賀県)
  • かぼちゃのかき揚げ(兵庫県)
  • 柿の葉すし(奈良県)
  • さつま芋の白和え(奈良県)
  • 鴨のしぐれ煮(京都府)
  • しいたけの天ぷら(兵庫県)
  • 栗ご飯(和歌山県)

中国地方

  • 出雲のそばぶっかけうどん(岡山県)
  • 赤福(和歌山県)
  • 紅葉鍋(島根県)
  • ねぎとろ巻き(鳥取県)
  • 茶碗蒸し(岡山県)
  • いちじくの甘露煮(山口県)
  • きんかんジュース(広島県)
  • かぼちゃのきんつば(岡山県)
  • 鰹のたたき(広島県)
  • あん肝(鳥取県)
  • おでん(山口県)

四国地方

  • いりこ煮(愛媛県)
  • おはぎ(徳島県)
  • 南高梅の梅干し(香川県)
  • 釜揚げしらす丼(高知県)
  • さつま芋の天ぷら(愛媛県)
  • かぼちゃのおこわ(徳島県)
  • ほうとう鍋(高知県)
  • カキフライ(香川県)
  • いのしし汁(徳島県)
  • さんまの刺身(愛媛県)
  • 洋風おでん(香川県)
  • 鯛めし(高知県)

九州沖縄地方

  • とんこつラーメン(福岡県)
  • かつおのたたき(鹿児島県)
  • ゴーヤチャンプルー(沖縄県)
  • 稲荷寿司(長崎県)
  • 甘酒豆腐(熊本県)
  • 茄子の田楽(福岡県)
  • かつお節(宮崎県)
  • いももち(鹿児島県)
  • 豚汁(長崎県)
  • かりんとう(沖縄県)
  • 赤飯(福岡県)
  • トン汁(佐賀県)
  • もみじ饅頭(長崎県)
  • キノコ汁(大分県)
  • にんにく醤油焼き(宮崎県)
  • ゴーヤチャンプル(沖縄県)

秋の魅力

上述したとおり、秋の味覚は千差万別で尽きることがない。

そして、秋の魅力は一般的に下記が挙げられるだろう。

色鮮やかな紅葉

秋は木々の葉が色づき、赤や黄色、オレンジなどの美しい色合いを見ることができる。

紅葉狩りは、多くの人々が秋の楽しみとして楽しんでいる。

爽やかな気候

夏の暑さが終わり、秋は気温が下がって過ごしやすくなる。

特に日中は温かく、夜は涼しくて過ごしやすいので、アウトドアやスポーツ観戦などに最適な季節だ。

スポーツの秋

多くのスポーツイベントが秋に開催される。

野球のプロ野球シーズン、ラグビーのワールドカップ、陸上競技の国民体育大会など、多くのスポーツファンが楽しむ季節だ。

秋の旅行

紅葉狩り、果物狩り、温泉旅行など、秋は旅行に最適な季節だ。

また、秋は旅行先も混雑が少なく、リーズナブルに旅を楽しめる時期でもある。

そんな魅力溢れる秋だからこそ、秋という四季が入った表現方法も様々だ。

秋が含まれている言葉

秋茄子は嫁に食わすな

秋茄子は嫁に食わすな」は、秋に収穫される茄子が美味しい季節であることから、贅沢は嫌われるという意味で使われる。

秋の田の、かりほの庵の、苫をあらみ、我が衣手は、露にぬれつつ

秋の田の、かりほの庵の、苫をあらみ、我が衣手は、露にぬれつつとは、万葉集に収録されている詩で、秋の夜の寂しさと、田畑で働く人々の労苦を表現している。

秋の夜長には読書を

秋の夜長には読書をとは、夜が長くなり読書するにはちょうど良い季節であることから、勉学に励むことが大切であるという意味で使われる。

蟻の穴から堤も崩れる

蟻の穴から堤も崩れるとは、小さなことでも積み重なって大きな変化を引き起こすことを表現した言葉だ。

秋になると落ち葉が蓄積されて地盤を脆くし、洪水や地滑りなどの自然災害が起こりやすい季節でもあるため、注意が必要だという意味だ。

金木犀の香り時雨れば思ひそ

金木犀の香り時雨れば思ひそとは、秋の夕暮れ時に金木犀の香りが漂い、そこから思い出や情感を誘うことを表現した言葉だ。

秋の野は、黄金色に輝く

秋の野は、黄金色に輝くとは、秋の収穫が終わり、稲穂や落ち葉などが金色に輝く美しい景色を表現した言葉で、秋の風景の魅力を表す。

秋の夜は、長くなりました

秋の夜は、長くなりましたとは、日が短くなり、夜が長くなる秋の季節を表現した言葉で、季節の変化に対する人々の感慨を表す。

鴨が一羽、二羽、秋の空

鴨が一羽、二羽、秋の空とは、秋の空に飛び交う鴨の数が増えることを表現した言葉で、季節の移ろいを感じさせる表現だ。

秋風に吹かれても、竹は折れず

秋風に吹かれても、竹は折れずとは、逆境にも負けずに強く生き抜くことを表現した言葉で、秋の荒涼とした風景を象徴的に表現している。

秋の虫の音に耳を傾けよ

秋の虫の音に耳を傾けよとは、季節の移ろいに対する感受性を表現した言葉で、秋の虫の音が美しいとされ、秋の自然を感じる言葉だ。

秋霜烈日

秋の夜霜や、日差しの強さを表している。

秋意盈々

秋の気配が満ち溢れている様子を表現する言葉だ。

秋毫不犯

神経質になりすぎず、堅い心を持ち続けることを表している。

秋風一刀

秋の風が切り裂くように冷たいことを表し、冷酷な人物や物事を表現することもある。

秋雨落葉

秋の雨や風によって、木々の葉が落ちるさまを表現する言葉だ。

まとめ

春夏秋冬で人気の季節は地域や文化によって異なるが、一般的には夏が最も人気が高い季節とされている。

長期の夏休みや、海やプールでの水遊び、バーベキューやフェスなどのアウトドアイベント、花火大会、冷たいかき氷やアイスクリームなどの夏らしい食べ物などが楽しめる季節だからだ。

また、一方で春には桜の花見や、新生活が始まることで期待感やわくわく感が高まるという人もいる。

冬にはクリスマスやお正月のイベントがありますが、厳しい寒さや雪の影響で室内で過ごす人が多くなる。

ということで、全体的には夏が最も人気が高い季節といわれているわけだ。

ただ、やはり私は秋という季節を最も推していきたいし、その感覚は今からも変わることはないだろう。

 

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植田 振一郎 Twitter

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