洒洒落落(しゃしゃらくらく)
→ さっぱりとした性格で、物事にこだわらない様子。
こだわりを持つことが良いことなのか悪いことなのか、それは状況によるというのは当たり前の話なのだが、良い点と悪い点を挙げてみよう。
良い点としては、こだわりを持つことで、自分の好みや価値観を明確にすることができることが挙げられる。
また、こだわりによって、物事に対する深い理解や洞察力が養われることもある。
これらのことが、自分自身の成長や満足感をもたらすことに繋がるといってもいい。
一方で、悪い点としては、こだわりが過剰になると、人間関係や仕事、日常生活に支障をきたすことがあるということだろう。
例えば、細かなこだわりによって人間関係が悪化したり、仕事や日常生活に支障をきたすようになると、本来の意味でのこだわりとは異なってくる
結局、こだわりを持つこと自体は良いことでもあり悪いことでもないというのが結論になる。
こだわりを持つことで、自分自身を成長させ、満足感を得ることができる場合は良くても、過度にこだわり過ぎると、ストレスや問題を引き起こすこともあるため、適切なバランスが重要になるわけだ。
自分自身のこだわりについて
私はしばしば潔癖症だと言われることがあるのだが、もちろん自分自身ではそんなことは思っていない。
そもそも、潔癖症が悪いことではないというか、むしろポジティブだと思っている側の人間なのだが、どういう点が潔癖症だと言われるのか列挙していこう。
トイレットペーパー
これは全く共感されたことがないのだが、私はトイレットペーパーをミシン目で切らないことが気持ちが悪いと思ってしまう。
逆に、せっかくミシン目があるのに、なぜそこで切らないのかが理解できないのである。
ミシン目で切った方がスッキリするし、次の人も使いやすいと思うのだが、いちいち気にしないという人が大半だという印象だ。
玄関の靴
私は玄関に靴を1足しか置きたくないというこだわりがある。
そもそも、一人暮らしが長く、特に一人暮らしを始めた当初の家は玄関も狭く、たくさんの靴を置くことで邪魔になることも多かった。
なによりも、玄関がスッキリしている状況が気持ちがいいということで、玄関に置く靴は1足と勝手に決めている。
そして、靴といってもスニーカーや革靴のようなものではなく、サンダルだ。
シンクにある食器
シンクに食器が残っていることが気にならないという人がいる。
私の場合は、朝出かけるときにグラス1つをポンとシンクに置いたままで出かける人の行動が理解できない。
たった1つのグラスをなぜ洗ってでないのだろうか。
ほんの数秒でできることなのに、帰ってからやるというマインドが働くのが納得いかないのである。
こんなことを書き続けていると、コイツはヤバイやつだと思われかねないのでこのくらいにしておくが、歴史に名を残している著名人たちも、個性的なこだわりがあった。
歴史に名を残している人たちのこだわり
レオナルド・ダ・ヴィンチ
知識の追求と研究へのこだわりが特徴的だ。
彼は、解剖学や光学、機械工学などの分野に精通し、芸術においても、人体の理解や光の表現にこだわった。
スティーブ・ジョブズ
デザインと完璧主義へのこだわりが有名だ。
彼がAppleの製品において、美しいデザインと使いやすさにこだわったのは有名だ。
実際に細部にまでこだわりを持ち、完成度を高めるため、何度も製品を改良している。
アルバート・アインシュタイン
理論物理学と科学的研究へのこだわりが特徴的だ。
彼は、独自の物理学の理論を展開し、相対性理論を発表た。
また、量子力学の研究にも取り組み、その分野の発展に大きく貢献した。
ニコラ・テスラ
技術革新と発明へのこだわりが特徴的だ。
彼は、交流電流の発明や、無線電波の研究など、多くの発明をした。
彼のこだわりは、革新的な技術を追求することで、人々の生活を改善することにあった。
ウィンストン・チャーチル
語り口へのこだわりが特徴的だ。
彼は、言葉の力を信じ、強いリーダーシップを発揮した。
また、戦時中には、人々を励ますためのラジオ放送で、言葉を選ぶことにこだわり、その力で英国を勝利に導いた。
マハトマ・ガンディー
非暴力と平和へのこだわりが特徴的だ。
彼は、インドの独立運動を指導し、非暴力と平和的手段で目的を達成することを主張した。
マザー・テレサ
貧しい人々への奉仕と慈善活動へのこだわりが特徴的だ。
彼女は、貧困や孤児の問題に取り組み、世界中で多くの人々を支援した。
マルティン・ルーサー・キング・ジュニア
公民権運動と人種平等へのこだわりが特徴的だ。
彼は、アメリカにおける人種差別問題に取り組み、非暴力の手段で公民権を実現するために尽力した。
アイザック・ニュートン
科学と自然へのこだわりが特徴的だ。
彼は、万有引力の法則や、色彩の研究など、多くの業績を残し、現代科学の基礎を築いた。
ウィリアム・シェイクスピア
文学と演劇へのこだわりが特徴的だ。
彼は、多くの名作を生み出し、英語の劇場文化の発展に大きく貢献した。
マリー・キュリー
物理学者であり、ラジウムの発見者でもあるキュリーは、研究に対するこだわりが強く、自分自身の健康を犠牲にしてでも研究を続けた。
彼女は、ラジウムの危険性についての研究や治療法の開発にも取り組み、医学や物理学の分野に多大な貢献をした。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ドイツの作曲家であるベートーヴェンは、音楽に対するこだわりが非常に強かった。
彼は、常に自分の音楽に対して完璧主義的であり、作曲には時間をかけ、細部にまでこだわりを持っていた。
その結果、彼の作品は後世に多大な影響を与え、現代でも愛され続けている。
ジョージ・ワシントン
アメリカ合衆国初代大統領であるワシントンは、軍事に対するこだわりが強く、米国独立戦争での指揮官として、多くの勝利を収めた。
彼は、軍事戦略や装備について、常に研究を重ね、部下たちに厳しい訓示を与え、軍隊を鍛え上げた。
ジョン・F・ケネディ
アメリカ合衆国35代大統領であるケネディは、演説に対するこだわりが強く、彼の演説は世界中に影響を与えた。
彼は、演説のテーマや内容、スピーチの構成について、常に研究を重ね、精緻なスピーチを作り上げることに力を注いでいた。
ココ・シャネル
フランスのファッションデザイナーであるシャネルは、服飾に対するこだわりが強かった。
彼女は、デザインや素材について、常に研究を重ね、高品質かつシンプルな服飾を追求した。
その結果、彼女が手がけた、リトルブラックドレスなどのデザインは、今なお多くの女性から愛されている。
マルコ・ポーロ
イタリアの商人かつ探検家であるポーロは、東洋に対するこだわりが強かった。
彼は、東洋の文化や商業に関する知識を深めるため、13世紀に大航海を行い、多くの地域を訪れた。
その結果、彼は多くの東洋の情報を集め、西洋に紹介することに成功した。
ビンセント・ファン・ゴッホ
オランダの画家であるファン・ゴッホは、色彩や筆触に対するこだわりが強かった。
彼は、色彩の美しさや表現力、筆触の力強さを追求し、多くの作品を生み出した。
また、彼は絵画の制作に取り組む場所や時間にもこだわり、多くの時間を絵画制作に費やした。
クリストファー・コロンブス
イタリアの航海家であるコロンブスは、新大陸の発見に対するこだわりが強かった。
彼は、15世紀に大西洋を横断し、アメリカ大陸を発見した。
その後も、何度も航海を繰り返し、新大陸の探索を続けた。
ウォルト・ディズニー
アニメーションやエンターテイメント産業の創始者として知られるディズニーは、ストーリーに対するこだわりが強かった。
彼は、映画やテーマパークの制作において、ストーリーテリングやキャラクターの描写に細かいこだわりを持ち、多くの名作を生み出した。
ニコロ・マキャヴェッリ
政治家や歴史家として知られるマキャヴェッリは、政治的なリアリズムに対するこだわりが強かった。
彼は、政治の現実や権力の本質を深く分析し、その思想は後世の政治学や社会学に多大な影響を与えた。
ウィンストン・チャーチル
イギリスの政治家であるチャーチルは、リーダーシップに対するこだわりが強かった。
彼は、第二次世界大戦中にイギリスを指導し、強いリーダーシップで戦争を勝利に導いた。
まとめ
私のそして歴史に名を残している著名人たちのこだわりを列挙してみたが、いかがだろうか。
著名人たちのこだわりに比べると、私のこだわりなんて本当にちっぽけなものかもしれない。
そんなちっぽけなこだわりであっても、植田 振一郎という人物を形成している一部なので、これからも勝手に大切にしていこうと思っている。
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