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2023年4月1日 投稿:swing16o

日本では考えられない外国の規則やルール

杓子定規(しゃくしじょうぎ)
→ なんでも1つの規則、ものさしで律しようとする融通のきかないやり方のこと。

世の中には一定数の規則、つまりルールが存在する。

人が全世界に分散したのは約1万年前だといわれている。

当時の人口は400万人程度で、2023年現在の福岡県と同じくらいの人口だった。

信じられるだろうか。

全世界に福岡県の人口程度しかいなかったのが、2023年には全世界で80億人を超えるようになったのである。

人口爆発が生み出した規則とルール

くり返すが、約1万年前には世界の人口は400万人程度だったのが、2023年には80億人を突破するまでになっている。

大陸別に見たときの内訳は下記のとおりだ。

  • アジア:47億人
  • アフリカ:14.3億人
  • ヨーロッパ:7.4億人
  • 北米:6億人
  • 南米:4.3億人
  • オセアニア:0.45億人

アジアに半数以上が集中しているということになるが、人類の人口爆発は17世紀末ごろに始まった。

産業革命による経済発展、医療および衛生の進歩によるものだ。

人口爆発によって生じる問題は多々あるが、最も懸念されるのが貧困や飢餓の問題だ。

実際、イギリスの経済学者である、トマス・ロバート・マルサスが人口論を書いた当初、イギリスでは深刻な社会問題が発生していた。

1801年〜1850年の半世紀でイギリスの人口は866万人から1,777万人に急増していた。

その結果、貧困や飢餓が社会問題となったわけだ。

このように、人口が増えるに伴って、一定の規則やルールを設けなければいけなくなったというのが現状だろう。

コミュニティを形成するためには、一定の協力や暗黙の了解のようなものも必要となったわけだ。

ということで、日本にいてはいまいちピンとこない世界の国々の変わった規則およびルールを紹介していこう。

世界の国々の変わった規則やルール

日本

  • 公共の場での喫煙が規制されている
  • 飲酒運転は厳罰化されている
  • バスや地下鉄などの公共交通機関では、携帯電話の着信音や通話音を出さないように求められている
  • ゴミの分別が義務付けられている

アメリカ

  • 大半の州で、21歳未満の者にアルコールの販売・提供が禁止されている
  • 一部の州では、銃器の所持・使用についての厳しい規制がある
  • 学校において、国旗の掲揚や国歌斉唱が行われることが一般的となっている
  • 税制において、州によって異なる消費税が導入されている

中国

  • インターネットの利用について、一部のWebサイトが規制されている
  • 運転免許証を取得するには、運転技能試験のほか、交通法規や道路安全知識のテストを受ける必要がある
  • 厳格な人口管理政策により、1組の夫婦が持てる子供の数に上限が設けられている
  • 一部の地域では、交通規則に従わない歩行者に対して罰金が科されることがある

ドイツ

  • オートバイや自転車に乗る際には、ヘルメットの着用が義務付けられている
  • 高速道路では、一部の車線に速度制限が設けられている
  • 買い物袋に対しては、一定の容量以上の場合には有料化されている
  • 一部の都市では、公共の場での裸体の展示が認められている

フランス

  • 交通規制により、車両の進入が制限されている地域がある
  • 飲食店において、一人での食事にもかかわらずカウンター席への着席を禁止する場合がある
  • バス停などの公共施設でのタバコの喫煙が禁止されている
  • エッフェル塔やルーブル美術館などの観光施設では、荷物やバッグの検査が行われることがある

韓国

  • 一部の地域では、夜間に音楽やテレビの音量を規制する法律がある
  • 飲酒運転には厳しい罰則が設けられている
  • 一部の地域では、建物の屋上やバルコニーでの洗濯物の干し方に制限があることがある
  • 韓国では、電子タバコの販売が禁止されている

シンガポール

  • 飲酒や飲食をする際には、公共の場所でのゴミの放置が禁止されている
  • ゴム製品や印刷物、およびコンピューターソフトウェアの不正コピーに対しては、罰金や禁固刑が科せられることがある
  • シンガポールにおけるタバコ税は非常に高く、タバコの値段は非常に高額になっている
  • 非常に清潔で整然とした街並みを維持するため、咳き込みや鼻水のような公衆衛生に関する問題に対して厳しい取り締まりが行われている

オーストラリア

  • 車の運転時には、シートベルトの着用が義務付けられている
  • オーストラリアの一部の州では、タバコの販売が18歳未満の者には禁止されている
  • 動物の保護に対して非常に厳しい法律がある
  • 飛行機の搭乗時には、液体の持ち込みに関して厳格な制限が設けられている

スウェーデン

  • 飲酒運転には厳しい罰則が設けられている
  • 毎年、中央駅などの公共施設での大掃除が行われている
  • 大学教育は無料となっている
  • 一部のスウェーデンの公共場所では、タバコを吸うことが禁止されている

カナダ

  • 一部の地域で、冬季に道路のスタッドレスタイヤの使用が義務付けられている
  • 一部の地域で、建物内での喫煙が禁止されている
  • 飲酒運転には厳しい罰則が設けられている
  • 一部の地域で、ビーバーの尾の切り落としを禁止する法律がある

ブラジル

  • 一部の地域で、モーターサイクルの使用が禁止されている
  • 建物の外壁の色や形状に制限が設けられていることがある
  • ビーチでのゴミの放置が禁止されている
  • 葬儀の際には、遺体を載せた車両が路上を走行することが禁止されている

メキシコ

  • 一部の地域で、アヒルの飼育が禁止されている
  • 歴史的な建造物の修復に際して、建材には石灰が使用されている
  • スペイン語以外の言語を公用語として認めている
  • 一部の地域で、自動車のナンバープレートが、特定の曜日によって制限されている

ニュージーランド

  • スピリットの販売に厳しい制限が設けられている
  • 一部の地域で、野生生物の保護が行われている
  • 多くの地域で、冬季には積雪のために交通規制が設けられている
  • 英語とマオリ語の両方が公用語として認められている

アイスランド

  • 野生生物の狩猟が禁止されている
  • 地熱発電が盛んであり、ほとんどの家庭で温水が天然の温泉から供給されている
  • 夏至の日には、24時間日が沈まず、太陽が真夜中でも輝いている
  • 政治家や著名人が街頭で歩いていても、誰も彼らに話しかけたり写真を撮ったりしないことが一般的となっている

サウジアラビア

  • 男性と女性が公共の場で一緒にいることが許可されていない
  • 非常に厳格なイスラム教法が適用されており、多くの場合、人々はイスラム教に基づいた生活を送っている
  • 酒類や博打などの賭け事が禁止されている
  • 毎日の祈りの時間になると、全国的に音楽やテレビの放送が停止される

フィンランド

  • 交通違反の罰金は、その人の収入に応じて課される
  • 国立図書館には、著作権が切れた本だけでなく、著作権のある本も無料で借りることができる
  • 実際には存在しない、Rentukka(レンキャット)という架空の動物についての本がある
  • サウナは非常に人気があり、ほとんどの家には自分専用のサウナがある

インドネシア

  • 毎週木曜日には、国中の学校で、旗あげ式が行われる。
  • 多くの地域で、鶏の闘いが合法であり、観客がそれを見るためにお金を支払いる
  • Able Gamah(エイブル・ガマ)という男性の名前を持つ子供は、変更する必要がある
  • 空港での税関検査で、外国人観光客に対して、厳密な服装規則がある

トルコ

  • 実際には存在しない、Imyal(イミャル)という架空の動物についての本がある
  • ドルマ(豆や野菜に肉や米を詰めた料理)を食べる際に、必ずサワークリームを添える
  • ストリートフードを食べる際に、食べ物が健康に良いかどうかを判断するために、ラッキーカードを引くことがある
  • 新年を迎える際に、家庭に幸運をもたらすために、銀の玩具を吊るす風習がある

まとめ

様々な国の変わった規則やルールを挙げてみたが、いかがだろうか。

気になった規則やルールが少なからずあったと思う。

日本国内にいることで当たり前になっていることが、一歩外に出ると非常識になりうることも当然あるわけだ。

海外へ再び簡単に行けるようになってきている。

となると、やはり少しでも広い目線で日々を生きていく方がいい。

日本国内の人口はせいぜい1億人と少しだ。

その80倍もの人たちが世界中に散らばっている。

そして、その人たちはさらに爆発的に増えて100億人に迫るというのが通説だ。

つまり、もっと多くの規則やルールが生まれるということになる。

 

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