獅子搏兎(ししはくと)
→ ライオンはウサギを捕らえるときにも全力を出すことから、簡単なことにも全力を尽くすたとえ。また、簡単なことでも気を抜いてはいけないという戒め。
ライオンがウサギを捉えるときには本当に全力で狩りをしているのだろうか。
真意は不明だが、ウサギを捉えることがそもそも簡単なことだとしていることが私にとっては違和感だ。
単純に考えて、罠を仕掛けるということではなく、ウサギを対面で捉えることってめちゃめちゃ難しいと思うのだ。
まあ、そんなイチャモンをつけるようなことをしたいのではなく、ライオンにフォーカスしてみよう。
ライオンについて調べてみる
ライオンのことを知らないという人はいないと思うが、ではライオンをできるだけ詳しく説明してと言われたらどれくらいのボリュームで語ることができるだろうか。
私の場合はぜいぜい100文字程度だった。
それでは、もっと詳しく書くために、今までであればググっていただろう。
つまり、検索するという行動がすっかり染みついてしまっているわけだが、最近はすっかりその行動が変わってきている。
そう、使うのはGoogleの検索エンジンではなく、ChatGPTだ。
ライオンの生体について、できるだけたくさん教えて。
こう打ち込むと、チャットボットで返ってきた内容は下記のとおりだ。
【ライオンについて】
● 生息地
ライオンは、アフリカとアジアの広い範囲に分布しています。
アフリカに生息するのはアフリカライオン、アジアに生息するのはアジアライオンとして知られています。
● 外見
ライオンは、大型の猫科動物で、体長はオスで2.5メートル、メスで2メートル程度です。
体重はオスで150~250キロ程度、メスで120~180キロ程度になります。
オスはメスよりも大きく、鬣(たてがみ)があります。
そのたてがみはオスのみが持ち、背中から首筋にかけて垂れ下がります。
毛色はオレンジや茶色がかった黄色で、腹部や口周り、目の周りには白い部分があります。
● 食事
ライオンは肉食動物で、主にシマウマやトムソンガゼル、水牛などの草食動物を狩ります。
狩りは、群れで行われることが多く、オスが獲物を仕留め、メスや子どもたちが食べます。
狩りの成功率は50%程度とされています。
● 繁殖
ライオンの繁殖期間は、1年中ですが、春から夏にかけてがピークです。
妊娠期間はおおよそ3ヶ月で、1回に1~6匹の子どもを産みます。
子どもたちは、生後2週間くらいは目が開かず、生後3ヶ月くらいで歩けるようになります。
メスが子育てをすることが多く、オスは狩りを担当します。
● 生態系における役割
ライオンは、生態系において重要な役割を果たしています。
彼らは、草食動物の個体数を抑え、生態系のバランスを取っています。
また、ライオンが生息している地域には、多くの観光客が訪れるため、観光業にも貢献しています。
以上が、ライオンについての基本的な情報です。
いやもう、ここまで回答してくれたら完璧だろう。
そして、これはそのままコピペをしたのだが、箇条書きにしっかりとまとめてくれているのも嬉しい。
ライオンだからこそ、ある程度のことを知っているから、内容についてはさほど驚きはないけれども、これが全く知らないことだったら本当にありがたい限りだ。
ブログの文字数を稼いでいると揶揄されそうだが、私自身のブログの書き方も大きく変わっていくだろうということを確信している。
毎日ブログの書き方の変化
私のブログを読んでくれている人は、いつからかパターンを決めていることを知っていると思う。
単純に四字熟語の「あ」からできるだけ多く紹介しているわけだが、現在は「し」に入っている。
まだまだ先は長いので、できる限り続けていこうと思っているのだが、参考にしているサイトの意味の部分も、ChatGPTを使うとこれだけ変わる。
獅子搏兎の意味をわかりやすく教えて。
このメッセージに対する回答は下記のとおりだ。
「獅子搏兎(ししぼくと)」とは、強い者が弱い者を攻撃することを表す四字熟語です。
獅子は強くて勇敢であり、兎は弱くて素早いため、獅子が兎を捕まえることは容易いことであるということから、強者が弱者を攻撃する様子を表す言葉として使われます。
この言葉は、本来は自然界の生態系における捕食と被食の関係を表すものでしたが、転じて人間社会においても、権力者や強者が弱者を攻撃する様子を表すようになりました。
また、これを転じて、競争社会において強い者が優勝するということも表現するようになりました。
冒頭に書いた意味と比べてそこまで大きな差はないかもしれないが、やはりChatGPTの方が少々丁寧な印象を受ける。
そもそも、なぜ私がブログを書くときのテーマを四字熟語にしたのかというと、その理由は至ってシンプルだ。
それは、毎日ブログを書こうと決めた当初は、なにも考えずにその日に思いついたことを書いていた。
ただ、実際にやってみると、なかなか難しいことがわかった。
毎日の料理のメニューを考えることが難しいというのと全く一緒で、調子のいいときはスッと書きたいことが出てくるのだが、そんな日ばかりではない。
となると、テーマがあって、その意味に近いことを自分なりにまとめて書いていくことがやりやすいと判断したのである。
このやり方は正解だったと思っており、テーマがあれば比較的手が止まることなく書くことができる。
そして、いつの間にか3,000字程度は毎朝ブログを発信できるようになったわけだ。
ところが、ここにも変化が起きようとしている。
いや、すでに起きている。
コスパとタイパの捉え方
毎日ブログを3,000文字書くことがどれほど大変なのか、やったことがある人でなければおおよそ理解はできないだろう。
そもそも私が毎日ブログを始めたきっかけは、継続することの重要性を説いているのに、自分自身がなにも示せていないと誰からも信用や信頼を得られないだろうと思ったからだ。
また、誰かに読んでもらいたいという下心は当然あれど、それ以上に自分自身のインプットとアウトプットの場としてブログを活用してきたという側面がある。
かれこれ、毎日ブログを始めてから2年以上が経ち、現在のブログの月間PVは7万を超えるくらいになっている。
そして、これくらいになってくると、書くことが重複してくることも増える。
植田 振一郎という人間はまだまだ無名でなんの影響力も持っていないので、何度も何度も同じことをくり返し主張することは引き続き重要だ。
けれども、実際にそれを書いている本人はまた同じことを書いていると感じてしまう。
となると、もっとコスパとタイパを考えてChatGPTに入ってもらった方がいいということで、その活用が始まっているというわけだ。
わかりやすくライオンの例を出したが、ライオンという存在は多くの人は理解している。
それをいちいち自分の言葉で置き換える必要性がないということだ。
世の中に普遍的に拡がっている情報であれば、拾ってくる方が圧倒的にコスパとタイパがいい。
それを自分の考え方の表現方法に置き換えた場合も同様だということだ。
自分の考え方は自分の中にあるわけで、それをわざわざ毎回別の言葉に置き換えなくても、すでに2年以上書いてきたブログというデータベースがあるということとリンクさせている。
まとめ
stak, Inc. で決めたことがある。
それは、少数精鋭の超絶イケてる集団にするということだ。
ChatGPTに触れてみた結果、その衝撃は本当に大きく、まだまだイメージの段階ではあるが、とにかくゴールドラッシュが訪れることは確信した。
そして、最終的にはAI、つまり汎用人工知能が人間を圧倒的に上回っていくだろう。
勝ち目がないことは専門家ではない私であっても十分に理解できる。
そんな中で、どんな感じで人間社会に拡がっていくのかが本当に興味があり、このあたりで精一杯抗ってみようということを決めた。
様々な場面で人が要らなくなる。
クリエイティブな仕事に携わることが多い私にとって、それに付随する仕事のほとんどはそうなることは決定的だと主張しておこう。
ただ、そんな中でも最期まで抗ってみるために、抽象的なイメージから具体的なサービスをリリースしていこうと思っている。
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