再三再四(さいさんさいし)
→ 度々、何度も何度もくり返すこと。
かれこれ、5年以上になるだろうか。
東京生活から広島を拠点とした生活を始めるようになった、2013年の末あたりからだっと思うが、お世話になっている美容師がいる。
そんな美容師も気づけば結婚をして、子どもを授かっている。
そして、旦那がトレーナーということもあり、現在の私のパーソナルトレーナーとなってくれている。
その期間が5年以上になっているということだ。
健康に対する意識
そのパーソナルトレーナーの彼は現在28歳だ。
私は41歳なので、一回り以上という年の差があるのだが、とある部分で馬が合っている。
それは、仕事のパフォーマンスを上げるという点である。
具体的にいうと下記のような目線がお互いにあるということだ。
- 予防医学を推奨していること
- 健康であることと仕事のパフォーマンスには相関性があること
- 身体のバランスが悪いとメンタルに支障をきたすこと
- ストレッチを中心とした運動が大切であること
- 働き方に合わせて自分に最適な食生活を続けていくこと
ということで、このあたりのテーマを中心に、一般的な人よりは5年以上、圧倒的に高い意識を持ちながら日々生活を送っているという自負がある。
推奨する意識と行動
それでは、具体的に意識と行動をどのように繋げているのか書いていこう。
予防医学の推奨
交通事故にあったことを考えたとき、がんなどの大きな病気にかかったときに備えて、保険に入るという人が世の中の大半だと思う。
交通事故はさておき、大きな病気にかかって入院するという可能性は誰にもあるだろう。
けれども、その可能性を減らしていくことができるというのが、予防医学の推奨だ。
テクノロジーの進化により、医学もスピードを上げて進歩している。
つまり、医学に対して正確な情報と対応をしていくことで、身体を健康に保てる可能性というのは一昔前に比べて著しく上がっているということだ。
と書くと医学を学んでいかないといけないと仰々しく聞こえるかもしれないが、そんなに深く考える必要もない。
例えば、胃がんになる原因の大半がピロリ菌によるものだという知識があれば、ピロリ菌を除去すればいい。
こういった知識があること、それからそれに見合った行動をすることで、健康でいられる期間が長くなるという単純な主張である。
保険にたくさんのお金をかけて万が一に備えるよりも、医学やテクノロジーに基づいたエビデンスのあるものにお金をかけることで不安や心配を解消するべきだという考え方だ。
仕事のパフォーマンス上昇
Web広告やテレビCMを見ていると、月曜日から身体がダルい人へとか、睡眠がしっかり取れていない人へといった健康食品の販売が目立つ。
それだけストレス社会なのだというロビー活動によるものも大きいのだろうが、健康食品という位置づけで仕事のパフォーマンスを上げようとしているのである。
エナジードリンクがコンビニやドラッグストアに並び、それを飲むことでエナジーを補充したと思っている人も多い。
まあ、ビジネスモデルとして全く否定するつもりもなく、むしろ上手にビジネスをやるものだと脱帽するし参考にさせてもらうことも多々ある。
けれども、実態は仕事のパフォーマンスを上げているように装っている部分も大きい。
本来、仕事のパフォーマンスを上げるには身体が健康そのものであればいいわけで、どうやってその健康を維持するのかを知っていればいいというわけだ。
自分のやっている仕事の特性を理解することで、自分の身体のどの部分に負担がかかっていることを把握し、そこへの負担を和らげたり、海戦するように生活をする。
そのためには、トレーニングをすることが全てだ。
ただ闇雲にトレーニングするのではなく、その人に合ったトレーニング、つまりパーソナルトレーニングをすることだ。
となると、1人ではできないので、パーソナルトレーナーをつけることを推奨する。
自分の仕事のこと、身体のこと、性格などを含めて理解してくれる優秀なパーソナルトレーナーをつけることだ。
的確なアドバイスをもらえることも重要だが、1人ではサボってしまうことも、見張られていることで継続する理由にもなるからだ。
身体のバランスを取りメンタルの強化
人間は感情がある生き物なので、人生においてはメンタルが大いに影響する。
もちろん、メンタルは強い方がいいのだが、メンタルの強い弱いは抽象的な概念だ。
ただ、相対的にメンタルを強くすることができる方法がある。
それが、身体を強くすること、つまり肉体的にバランスよく生活を送ることなのである。
わかりやすくいうと、風邪を引いたとしよう。
そのときの状態を思い浮かべてもらいたいのだが、身体がダルくてなにもやる気が起きない。
食欲もなく、なにも建設的に考えることができなくて、とにかく弱気になってしまう。
つまり、身体が弱っていると、同時にメンタルにも大きな支障をきたすということだ。
もちろん、人間なのでずっと完璧に身体のバランスがいい状態を保つことは不可能だろうが、強くしていくことは習慣で身につけることができるというわけだ。
ストレッチを中心とした運動
健康のためには運動をした方がいいということは、誰しもが理解していることだろう。
けれども、ずっとなにも運動をしないことが不健康であることは理解しても、なかなか時間が取れないという人、継続ができないという人も多いはずだ。
ただ、やはり身体は定期的に動かした方がいい。
使っていない筋肉はどんどん衰えていくし、それがきっかけで身体が弱くなるということは多々ある。
とはいえ、やみくもに身体を動かすことは、返って身体のバランスを崩すこともある。
そして、激しい運動をやればいいというものではないので、やはりその人に合ったトレーニングをした方がいい。
私が推奨するのは、ストレッチを中心としたトレーニングだ。
業種にもよると思うが、なにかしら身体にガタがくるのは仕事をしている以上は切り離せない。
それを少しでもリセットする時間を作るということはとても重要なのである。
最適な食生活
身体に影響を最も及ぼすのは食生活だ。
仕事でのストレスなども影響を与えるのは事実だが、それ以上に食生活の影響は多い。
油っぽいものを食べ続けたり、塩分の多いものを過剰に摂取したり、身体に害のあるとされる成分が含まれているものがあることを知らないというのは、やはり悪影響しかない。
基本的には食べたいものを食べればいいのだが、ちょっとした意識を持つことで、是正することができる。
安かろう悪かろうな食材を使うことや、大量生産されているものには、少なからずなにか原因があると考えた方がいい。
けれども、食生活において過敏に反応することに対しては、私は全力で否定している立場だ。
くり返しになるが、基本的には自分の食べたいものを食べるというストレスのない食生活がベースにあることが理想だ。
ただし、食べ過ぎたりしないように是正することの重要性を説いている。
くり返すことで身につく習慣
上述してきたようなことを意識して過ごしていると、その生活が染み付いてくる。
つまり、くり返すことで習慣となるわけだが、私の場合には、週1回の1時間しっかりストレッチをする時間を取るようにしている。
そして、週1回の筋トレを中心としたトレーンングも取り入れている。
週2回、合計2時間は身体のためにしっかりと時間を取るようにしているというわけだ。
その成果はどうなのかと問われたなら、5年以上、風邪を引いていない。
一般的な人よりも、かなり移動もしているし、ハードに動き回っているという自負はあるが、5年以上、身体の不調で病院に行ったり、寝込むようなこともない。
そして、41歳の同世代の人たちよりも、かなり身体の状態はいいという自負がある。
数字でのエビデンスはないにしても、私自身の今が成果だと思っている。
まとめ
習慣化させるには、くり返しくり返しやるしかない。
継続してやり続けることで、それがルーティンとなって勝手に身体に染み付いていくというわけだ。
この状態に持っていくまでに、確かにしんどい期間もある。
けれども、その先にあるものを手に入れたいと思えば、継続することは苦にならないはずなのだ。
自分を律することを少しでも意識することで、できるだけ健康に少しでも長く生きていけるのであれば、私はそちらの道を選択することを即決する。
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