広報・PRの「あつき」です。
私は、大企業に8年間勤めた後にベンチャー企業へと転職しました。
結論からいうとベンチャー企業に転職して良かったと思っています。
理由は大きく分けて3つです。
- 業務内容の変化スピード
- 堅苦しさがない
- 労働の自由度
今回のブログでは、大企業とベンチャー企業の違いについて私の経験をもとにご紹介させていただきたいと思います。
※私個人の経験と考えのもと話しておりますので、全てに当てはまるとは限らないことをご了承ください。
業務内容の変化スピード
まず初めに驚くことは、業務の変化です。
新規の事業を立ち上げるにあたって、トライアンドエラーの繰り返し、昨日やっていた業務がガラッと変わる。なんてことが度々ありました。
その他にも、プロジェクトを始動させるまでの過程が極端に早かったりします。
大企業にいた時は、上長→係長→課長→部長の工程を踏み、許可が降りて、やっと、プロジェクトが始動するとういう流れでした。
ベンチャー企業では、仕事のマンネリ化する心配がないので、刺激好きの私の性には合っています。
堅苦しさがない
私が働いていた大企業の平均年齢は41歳でした。ベンチャー企業では平均29歳と同年代が多いです。
やはり、年配の方と話す時には変な気を遣ってしまいます。
「TikTokで今流行りの、、、、」伝わるのかな?「それはちょっと草生え、、、、(おっと)笑えますね!」このように変な気を使って話をする機会がかなり減りました。
これまでは全く参加していなかった会社の飲み会にも参加するようになり、会社の居心地の良さを感じるようになりました。
中でも、堅苦しさを払拭したエピソードがあって、ベンチャー企業に転職して初めての会議中で起きた出来事です。
上司に向かって「その内容ではうまくいく気がしません!」「考え方が間違っています!」「私の意見はこうです!」と上も下も関係なく意見が飛び交っていたことに衝撃を受けました。
完全な縦社会の中で揉まれ、”上司のいうことは絶対だ!”という洗脳を受けてきた私には、まったく着いて行くことができず、ただただ唖然としていたことを覚えています。
労働の自由度
“生産性”という言葉をベンチャーに入ってよく耳にするようになりました。無駄な会議は一切なく、会議中でも無駄だと判断した場合は速やかに解散することもあります。
業務スタンスとして、前職のベンチャー企業では「就業中に眠くなったら15分間寝る」というルールがありました。現職に限っては、オフィスの別室にYogiboが配置され、会社側から休ませに来ている始末です。
※弊社の変わった会議室は”仕事も休憩もできる会議室が爆誕”で詳しく紹介されています。
また、働く時間や場所に重きを置いておらず、就業時間を自由に設定できるフレックスタイム制度を取り入れており、リモートワークも可能です。
労働の融通が効くようになって、役場や銀行にいったりなど、平日にしかできないことができるようになりました。
さいごに
ここまで、ベンチャー企業のいい部分だけを切り取りましたが、光があるところには影が存在します。
さいごに影となる部分の経験談を3つほど紹介してまとめに入りたいと思います。
1)会社の業績悪化により1ヶ月間で100人近くの従業員がいなくなった
これまでずっと業績を右肩上がりに伸ばしてきた企業も、たった1度の舵取りミスをしただけでバランスを崩し転覆してしまいます。
昇給スピードが圧倒的に速いというメリットの裏には、いつ会社が傾くかわからないというリスクと常に隣り合わせであることを肌で感じました。
2)自分の能力値以上のタスクを抱えて大変な目にあった
やれることが多いということは、必然的にやるべきことも多い事になります。
結果を出したい一心で、あれもこれもと手を出しすぎると、管理できなくなり会社に迷惑をかけてしまいます。
自分自身のタスク管理がうまくできなければ夜な夜な一人で毎日、、、という悲惨な事態に陥ってしまいます。
3)結果が出ないことがストレスになる
会社の売上に直結する業務が多いので、成果も顕著にあらわれます。
結果が常に付きまとい、身体的なストレスが大きいのは事実です。精神と時の部屋に入った気分です。
極論ですが、大企業ではやれと言われたことだけ淡々とこなしておけば基本的に文句を言われることはないです。いわゆるストレスフリーです。
聞こえはいいかもしれませんが、ストレスフリーは悪く言えば脳死状態です。
毎日、深く考えることのないルーティンで終えるのか、新しい発見と刺激の中で日々を追えるのか、今後も間違いなく後者を選び続ける人生にしたいと考えています。
「点から線へ、線から円へ、円から球へ。」
株式会社stakの企業理念です。
1日1日の小さな積み重ねでいつかは大きな球となり、自分の影響の輪を最大化できるよう今日も仕事に行ってきます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
大企業からベンチャー企業へ転職を考えている方の少しでも参考になれれば幸いです。