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2022年5月23日 投稿:ueda

営業利益率の高い業界と低い業界の基準とTOP10の企業紹介

薬九層倍(くすりくそうばい)
→ 薬は原価に比べて非常に高いことから、巨大な利益を得ることのたとえ。

利益率の高い業界という表現をされることがあるが、なんのことかいまいちわからないという人もいるかもしれない。

そんな人は知ってて損はないので、こちらに詳しく書いているので見てもらいたい。

ビジネスマン必見!今さら聞けない営業利益率とは!?

5つの利益について書いているが、利益率が高いというのは、営業利益率のことをいうのが一般的だ。

ということで、今回はテーマとなっている薬の営業利益率が本当に高いのかを含めて、営業利益率が高いとはどういうことなのかまとめていこう。

営業利益率の基準

結論からいうと、営業利益率の高い低いは業界によって大きく異なるので、別業界の企業同士を比較することは意味がない。

ということで、わかりやすく比べるために、いくつかの業界を紹介していくことにしよう。

そして、営業利益率だけを表記してもわかりにくいと思うので、時価総額、売上高、営業利益、営業利益率も表記していく。

あまり数多くの業界を並べても仕方がないので、下記の5業種に限定させてもらう。

  • 医薬品
  • 情報通信業
  • 小売業
  • 電気機器
  • 不動産業

なお、この記事を書いているのは、2022年5月22日であることは注意して欲しい。

業種別に見る営業利益率の高い企業

医薬品

まずはテーマになっている医薬品業界の営業利益率が高いのかということについて、具体的に見ていこう。

時価総額の高いTOP10は下記のとおりだ。

  1. 中外製薬:6兆2,091億円
  2. 武田薬品工業:5兆1,929億円
  3. 第一三共:5兆739億円
  4. アステラス製薬:3兆6,109億円
  5. 大塚ホールディングス:2兆3,445億円
  6. 塩野義製薬:2兆1,153億円
  7. エーザイ:1兆7,476億円
  8. 協和キリン:1兆5,714億円
  9. 小野薬品工業:1兆4,159億円
  10. 田辺三菱製薬:1兆1,262億円

次に売上高のTOP10は下記のとおりとなる。

  1. 武田薬品工業:3兆5,690億円
  2. 大塚ホールディングス:1兆4,982億円
  3. アステラス製薬:1兆2,961億円
  4. 第一三共:1兆448億円
  5. 中外製薬:9,997億5,900万円
  6. エーザイ:7,562億2,600万円
  7. 大日本住友製薬:5,159億5,200万円
  8. 小野薬品工業:3,613億6,100万円
  9. 協和キリン:3,522億4,600万円
  10. 塩野義製薬:3,351億3,800万円

そして、営業利益の高いTOP10は下記のとおりだ。

  1. 武田薬品工業:4,608億4,400万円
  2. 中外製薬:4,218億9,700万円
  3. アステラス製薬:1,556億8,600万円
  4. 大塚ホールディングス:1,544億9,700万円
  5. 塩野義製薬:1,103億1,200万円
  6. 小野薬品工業:1,031億9,500万円
  7. 第一三共:730億2,500万円
  8. 大日本住友製薬:712億2,400万円
  9. エーザイ:537億5,000万円
  10. 参天製薬:358億8,600万円

最後に営業利益率の高いTOP10はこちらだ。

  1. ミズホメディー:50.98%
  2. ペプチドリーム:47.17%
  3. 中外製薬:42.2%
  4. JCRファーマ:39.02%
  5. セルソース:33.95%
  6. 塩野義製薬:32.92%
  7. 小野薬品工業:28.56%
  8. ラクオリア創薬:25.47%
  9. 科研製薬:22.44%
  10. そーせいグループ:21.31%

情報通信業

日本国内のインフラ企業が多くある情報通信業界のTOP10を見ていこう。

まずは時価総額の高いTOP10は下記のとおりだ。

  1. NTTドコモ:12兆5,270億円
  2. 日本電信電話(NTT):11兆8,946億円
  3. ソフトバンクグループ:8兆7,336億円
  4. KDDI:8兆4,171億円
  5. ソフトバンク:6兆9,413億円
  6. Zホールディングス:4兆2,967億円
  7. NTTデータ:3兆518億円
  8. 野村総合研究所:2兆5,313億円
  9. ネクソン:1兆8,424億円
  10. オービック:1兆8,127億円

次に売上高のTOP10は下記のとおりである。

  1. 日本電信電話(NTT):12兆1,564億円
  2. ソフトバンクグループ:6兆2,215億円
  3. ソフトバンク:5兆6,906億円
  4. KDDI:5兆4,467億円
  5. NTTドコモ:4兆6,512億円
  6. NTTデータ:2兆5,519億円
  7. Zホールディングス:1兆5,674億円
  8. 大塚商会:8,518億9,400万円
  9. 野村総合研究所:6,116億3,400万円
  10. 光通信:5,782億6,900万円

そして、営業利益の高いTOP10はこちらだ。

  1. 日本電信電話(NTT):1兆7,685億円
  2. KDDI:1兆605億円
  3. ソフトバンク:9,857億4,600万円
  4. NTTドコモ:8,546億5,000万円
  5. NTTデータ:2,125億9,000万円
  6. Zホールディングス:1,895億300万円
  7. 野村総合研究所:1,062億1,800万円
  8. ネクソン:915億4,100万円
  9. 光通信:830億3,600万円
  10. コナミホールディングス:744億3,500万円

最後に営業利益率の高いTOP10の企業はこちらだ。

  1. アステリア:116.07%
  2. オービック:60.5%
  3. 日本ファルコム:56.86%
  4. コーエーテクモホールディングス:47.45%
  5. オービックビジネスコンサルタント:47.06%
  6. デジタルアーツ:45.59%
  7. チェンジ:45.19%
  8. エイトレッド;42.92%
  9. システム・ロケーション:42.47%
  10. ジャストシステム:41.19%

小売業

日々の生活を支えている小売業界のデータを紹介していく。

まずは時価総額の高いTOP10は下記のとおりだ。

  1. ファーストリテイリング:7兆2,130億円
  2. セブン&アイホールディングス:4兆6,380億円
  3. イオン:2兆2,203億円
  4. ニトリホールディングス:1兆9,266億円
  5. ファミリーマート:1兆1,591億円
  6. パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH):9,749億5,200万円
  7. MonotaRO:9,248億5,200万円
  8. ZOZO:8,713億5,700万円
  9. ウエルシアホールディングス:6,687億3,100万円
  10. 日本マクドナルドホールディングス:6,674億5,900万円

小売業界の売上高のTOP10になると下記のとおりだ。

  1. セブン&アイホールディングス:8兆7,497億円
  2. イオン:8兆7,159億円
  3. ファーストリテイリング:2兆1,329億円
  4. パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH):1兆7,086億円
  5. ヤマダホールディングス:1兆6,193億円
  6. ウエルシアホールディングス:1兆259億円
  7. ツルハホールディングス:9,193億300万円
  8. ビックカメラ:8,340億6,000万円
  9. ニトリホールディングス:8,115億8,100万円
  10. ライフコーポレーション:7,683億3,500万円

それから、営業利益の高いTOP10はこちらだ。

  1. セブン&アイホールディングス:3,876億5,300万円
  2. ファーストリテイリング:2,490億1,100万円
  3. イオン:1,743億1,200万円
  4. ニトリホールディングス:1,382億7,000万円
  5. パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH):813億600万円
  6. ヤマダホールディングス:657億300万円
  7. ZOZO:496億5,600万円
  8. しまむら:494億2,000万円
  9. ツルハホールディングス:483億7,700万円
  10. ローソン:470億9,600万円

最後に営業利益率順になると、TOP10は下記の企業となる。

  1. ZOZO:29.88%
  2. アドヴァングループ:21.79%
  3. アールビバン:21.06%
  4. Hamee:17.62%
  5. ニトリホールディングス:17.04%
  6. NEW ART HOLDINGS:14.42%
  7. MonotaRO:12.72%
  8. ファーストリテイリング:11.67%
  9. ABC-MART:11.25%
  10. アークランドサービスホールディングス:11.1%

電気機器

そして、モノづくりを支える電気機器業界のTOP10を紹介しよう。

まずは時価総額のTOP10は下記のとおりだ。

  1. SONYグループ:15兆7,383億円
  2. キーエンス:14兆2,957億円
  3. 東京エレクトロン:8兆9,405億円
  4. 日本電産:6兆2,878億円
  5. 日立製作所:5兆9,749億円
  6. 村田製作所:5兆7,802億円
  7. ファナック:4兆6,277億円
  8. キャノン:3兆8,045億円
  9. 富士通:3兆6,546円
  10. 三菱電機:3兆1,284億円

次に売上高のTOP10はこちらである。

  1. 日立製作所:10兆2,646億円
  2. SONYグループ:9兆9,215億円
  3. Panasonic:7兆3,887億円
  4. 三菱電機:4兆4,767億円
  5. 富士通:3兆5,868億円
  6. 東芝:3兆543億円
  7. 日本電気:3兆140億円
  8. SHARP:2兆4,955億円
  9. 東京エレクトロン:2兆38億円
  10. 日本電産:1兆9,181億円

それから、営業利益のTOP10は下記のとおりだ。

  1. SONYグループ:1兆2,023億円
  2. 日立製作所:7,382億3,600万円
  3. 東京エレクトロン:5,992億7,100万円
  4. キーエンス:4,180億4,500万円
  5. Panasonic:3,575億2,600万円
  6. 三菱電機:2,520億5,100万円
  7. 富士通:2,192億100万円
  8. ルネサンスエレクトロニクス:1,836億100万円
  9. ファナック:1,832億4,000万円
  10. 日本電産:1,714億8,700万円

最後に営業利益率の高いTOP10企業は下記のとおりだ。

  1. キーエンス:55.36%
  2. レーザーテック:37.12%
  3. 東京エレクトロン:29.91%
  4. 湖北工業:28.22%
  5. アドバンテスト:27.52%
  6. 新光電気工業:26.25%
  7. ファナック:25.0%
  8. ヒロセ電機:24.91%
  9. 日本電子材料:20.99%
  10. アルチザネットワークス:20.61%

不動産業

最後に紹介するのは、衣食住の住を支えている不動産業界だ。

まずは時価総額の高いTOP10を紹介していく。

  1. 三菱地所:2兆2,917億円
  2. 三井不動産:2兆2,698億円
  3. 住友不動産:1兆6,486億円
  4. ヒューリック:8,009億2,800万円
  5. オープンハウスグループ:7,289億5,600万円
  6. 飯田グループホールディングス:6,960億3,600万円
  7. 野村不動産ホールディングス:4,777億200万円
  8. 東急不動産ホールディングス:4,693億3,000万円
  9. 日本空港ビルデング:4,522億2,100万円
  10. NTT都市開発:3,834億2,500万円

次に売上高のTOP10はこちらだ。

  1. 三井不動産:2兆75億円
  2. 飯田グループホールディングス:1兆3,869億円
  3. 三菱地所:1兆3,494億円
  4. 東急不動産ホールディングス:9,890億4,900万円
  5. 住友不動産:9,394億3,000万円
  6. オープンハウスグループ:8,105億4,000万円
  7. 野村不動産ホールディングス:6,450億4,900万円
  8. ヒューリック:4,470億7,700万円
  9. レオパレス21:3,983億6,600万円
  10. 東京建物:3,404億7,700万円

それから、営業利益の高いTOP10は下記のとおりだ。

  1. 三菱地所:2,789億7,700万円
  2. 住友不動産:2,338億8,200万円
  3. 三井不動産:2,037億7,000万円
  4. 飯田グループホールディングス:1,533億600万円
  5. ヒューリック:1,145億700万円
  6. オープンハウスグループ:1,011億300万円
  7. 野村不動産ホールディングス:912億1,000万円
  8. 東急不動産ホールディングス:838億1,700万円
  9. 東京建物:587億8,400万円
  10. イオンモール:382億2,800万円

最後に営業利益率の高い企業TOP10がこちらだ。

  1. 宮越ホールディングス:64.42%
  2. JALCOホールディングス:59.35%
  3. ランド:47.72%
  4. 日本アセットマーケティング:35.59%
  5. テーオーシー:34.59%
  6. ゴールドクレスト:33.83%
  7. 京阪神ビルディング:28.76%
  8. ダイビル:28.2%
  9. ヒューリック:25.61%
  10. 住友不動産:24.9%

まとめ

5つの業界の時価総額、売上高、営業利益、営業利益率の4つの指標を紹介したわけだが、共通点があることに気づいただろう。

それは、営業利益率となると他の3つの指標には出てこなかった企業がほとんどになるということだ。

これがなにを意味しているのかというと、企業規模が大きくなればそこにかかる間接コストが増えるので、基本的には営業利益率は低くなっていくということである。

それから、情報通信業においては営業利益率が高くなる傾向があるし、一概にはいえないが、やはり営業利益率が15%以上ある企業は優秀だろう。

そして、聞いたことがある企業が必ずしもスコアがいいというわけではなく、きちんと企業の中身を見ることをオススメする。

 

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植田 振一郎 Twitter

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