謹んで新年を祝おう。
2022年のスタートだ。
いろいろあって、私は年が変わる瞬間を東京で過ごした。
といっても、派手にカウントダウンパーティをしたわけでもなく、実に地味に年が明けた。
というのも、年末年始もおかげさまで仕事ができる環境にいたからである。
年末にかけて、少々匂わせる告知をさせてもらったが、2022年に勝負をかけるサービスを開始する。
ここに全身全霊をかけて駆け抜けることを自分自身、そしてチームメンバーに語った。
addcari(アドカリ)という新サービスについて
まずは、決定したサービス名を公表しておこう。
addcari(アドカリ)
このサービス名の文字だけを見て、どんなものか理解できる人は皆無だろう。
パッと見て、きっとこうサービスだろうと感じる人がいてくれたとしたら、その人は素晴らしい想像力の持ち主だ。
詳しく書いていくのもいいのだが、あえて2022年の初日に書くことをは止めておこうと思う。
というか、少しでも多くの人に興味を持ってもらえるように小出しにさせてもらいたい。
ということで、なぜこのサービスを始めるに至ったのか、その経緯を説明させてもらおう。
stakの誕生から2年を経た変化
私は、株式会社stakという会社のCEOである。
社名を2019年2月に変更したので、間もなく2年を迎えることになる。
そのきっかけになったのが、stakという機能拡張モジュール型IoTデバイスを生み出したことにある。
IoTやAIという言葉を聞いたことがあるという人は、確実に増えている。
でも、そもそもが一緒にする概念でもないし、それぞれがかなり大きなテーマに発展するほど大きなものだ。
私が実現したい世界は、IoTデバイスを世の中に浸透させて、気づく間もなく人々の生活が便利になっている世界を実現することだ。
このあたりは、少しずつだが自分の中でも考え方の整理がつき変化が起こっている。
stak社の根本にあるものは、機能拡張モジュール型IoTデバイスのstakの企画、開発、運営である。
簡単にいうと、モノづくりをしているわけだ。
モノをつくっている以上は、生み出したものを世に拡めていかなければならない。
その根本は不変なのだが、こんな素晴らしい商品を出したんだと多くの人に使ってもらい、認められることが理想だ。
ただ、この部分に全力を投じて追い求めることは時間の無駄というか、結果遠回りになることをこの2年で感じている。
つまり、散々自分では否定してきていた、いいモノをつくったので売れるに決まっているという攻め方を自分自身が最もしていた。
具体的にいうと、自信のあるIoTデバイスであるstakを世に浸透させていくために、多くの人に知ってもらうために、こんなに便利で面白いモノをつくったという営業をしていた。
もちろん、stak自体は素晴らしいIoTデバイスなので、都度興味を持ってもらうことはできる。
ところが、それではビジネスとして成立しない。
買いますといわせるだけでなく、いつ導入します、いつまでに入金しますというところまで、しっかり詰めていかないといけない。
ここまでのハードルが想像以上に高く、stakを世にリリースしてからの2年間と同じことをやっていては、先がないことに気づいていた中、とある方法に活路を見出した。
そのサービスが、まさにaddcari(アドカリ)なのである。
2022年にやるべきこと
流れは来ている。
なにをやるべきかも見えている。
当然100%上手くいくという保証はないが、かなりの確率で上手くいくと考えている。
その理由も少しずつ公開していく予定なので、私の考え方が間違っているという人はどんどん意見をぶつけてもらって構わない。
やるべきことは、自分を信じてやりきることだ。
細かいことは随時見せていけばいいが、やりきったと心の底からいえるように、とにかく全力でやりきることだ。
stakを世に生み出したときは、自分自身の中で解決せずに進めた部分がゼロかと問われたら、そんなことはなかったと素直に認めよう。
どこかなんとかなるだろうと先を見据えずに進めたところがあるのは、完全に私の落ち度だ。
これだけ反応がいいのだから売れるだろう、こんなに面白いのだから多くの企業に目に留まるだろう、この考え方があったことは事実だ。
それから、自分に厳しくあれ。
とにかく、自分に厳しくあれ。
2022年宣言
私は世界のどこに行っても認められる人になる。
海外に出よう。
日本の企業はグローバル展開できないとか、そんなことはどうでもいい。
ここ数年で強いブランドランキングが発表されている。
イギリスとシンガポールでは第1位、スペインでは第4位、アメリカで第5位を獲得したSamsungは韓国の企業だ。
韓国企業や韓国の文化が世界に拡めることができたのは、人口が日本の半分以下の5,000万人程度で、そもそもの国内マーケットが小さいので、世界をターゲットにしないといけなかった。
そのために世界で通用するブランドや文化が生まれたということは、よくいわれることだ。
日本企業にそんなことはできないという人も多いが、Appleを生み出したスティーブ・ジョブズ、NIKEを生み出したフィル・ナイトはいずれも少なからず日本に影響を受けているといわれている。
両者ともに若いときに日本の禅という文化に触れている。
メンタリティの部分だけでなく、両者が認めている日本企業がある。
それはSONYだ。
スティーブ・ジョブズは、コンピュータ界のSONYになりたいと語り、フィル・ナイトは、問われると私は幾度となく自分の会社をSONYのようにしたいと答えていたと語っている。
そう、思い込み。
ということで、私もまだなにも成し遂げていないが、世界で通用するデバイスやサービスを生み出そうと宣言しておく。
2022年の幕開けだ。
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