円頓止観(えんどんしかん)
→ 仏教で、全ての物事を欠けることなく備え雑念がなく、ただちに悟りに至る境地のこと。
人格を完成した究極の境地のこと。
そこにたどり着くためには、一体なにが満ち足りればいいのだろうか。
私自身は全く信仰がないのだが、仏教の言葉でもある円頓止観に習って仏教の世界観をザッと書いておこう。
仏教の世界観は、必然的に仏教誕生の地であるインドの世界観である輪廻と解脱が根本にある。
輪廻とは、命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わることをいう。
解脱とは、解放、悟り、自由、放免を手に入れた状態のことだ。
仏教の世界観を要約すると、人の一生は苦であり永遠に続く輪廻の中で終わりなく苦しむことになる。
その苦しみから抜け出すことが解脱であり、修行により解脱を目指すことが初期仏教の目的だというものだ。
苦しみから解脱するためには
仏教はその苦しみから解脱することが人生の目的ということで、苦しみから解放されるには、一生かかるということだ。
ということで、信仰心の強い人は仏教徒になればいいし、場合によっては修行をすればいいのではないだろうか。
こんな感じでまとめてしまうと、あまりにも無責任になってしまうので、私なりに多くの人の苦しみがなんなのかを分析してみようと思う。
となると、答えは簡単で金銭的な不安が大半だということだ。
というのも、stak社のCEOとして毎日ブログを続けているが、よく読まれているブログのベスト3に下記のブログが公開後にずっと入っている。
サクッと読めるので一読してもらうのがいいのだが、簡単にまとめるとQRコード決済でPayPayを使っていることについて書いている。
そして、PayPayにはボーナス運用というサービス機能があって、還元されたお金を運用できる。
私はチャレンジコースというのを選択していて、2021年6月5日の時点で、追加した金額49,806円に対して、運用損益は34,952円となっている。
つまり、70.18%のリターンがなにもしていないのに入ってきているということを画像つきで公開している。
その後どうなっているかといえば、追加している金額も増え続けており、90%以上での運用益が出ている。
このあたりについては、また別の機会に紹介するとして、本題はこういったお金周りのことになるとアクセスが伸びるということだ。
多くの人がお金に興味を持っており、裏を返せばお金に縛られて生きているということだ。
この傾向に関しては、小学生くらいの若いうちからのファイナンス教育の重要性をずっと訴えている立場だが、それを訴えるにも、多くの人がお金の情報に集まるというエビデンスが必要だ。
そのエビデンスとなるのが、ビジネス誌の記事にお金にまつわるものが多いという事実だろう。
単純にタイトルにお金に関することが入っていたり、内容もお金に関することだったりする。
世界で稼ぐサッカー選手トップ10
(出典:Forbes)
今回もトップを堅持したのは、前回のリストから順位を入れ替えた1位のクリスティアーノ・ロナウドと、2位のリオネル・メッシだったという冒頭から始まる。
両選手とも2021~22シーズンには前年と異なるユニフォームを身に着けることになった。
2人の今シーズンの年収の総額(税引前)は、合わせておよそ2億3,500万ドル(約257億円)と推計されている。
また、最新のランキングに入った上位10人の選手たちの年収の合計は、前年のおよそ5億7,000万ドルから5億8,500万ドルに増えたと推定。
それから、最新のリストには唯一、欧州以外のクラブに所属する選手が名前を並べた。
ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタである。
ということで、せっかくなのでベスト10を列挙してみよう。
1)クリスティアーノ・ロナウド
- 36歳
- ポルトガル
- マンチェスター・ユナイテッド
- 年収総額:1億2,500万ドル(約137億円)
- 給与:7,000万ドル
- スポンサー収入:5,500万ドル
2)リオネル・メッシ
- 34歳
- アルゼンチン
- パリ・サンジェルマン
- 年収総額:1億1,000万ドル(約121億円)
- 給与:7,500万ドル
- スポンサー収入:3,500万ドル
3)ネイマール
- 29歳
- ブラジル
- パリ・サンジェルマン
- 年収総額:9,500万ドル(約104億円)
- 給与:7,500万ドル
- スポンサー収入:2,000万ドル
4)キリアン・エムバペ
- 22歳
- フランス
- パリ・サンジェルマン
- 年収総額:4,300万ドル(約47億円)
- 給与:2,800万ドル
- スポンサー収入:1,500万ドル
5)モハメド・サラー
- 29歳
- エジプト
- リバプール
- 年収総額:4,100万ドル(約45億円)
- 給与:2,500万ドル
- スポンサー収入:1,600万ドル
6)ロベルト・レバンドフスキ
- 33歳
- ポーランド
- バイエルン・ミュンヘン
- 年収総額:3,500万ドル(約38億円)
- 給与:2,700万ドル
- スポンサー収入:800万ドル
7)アンドレス・イニエスタ
- 37歳
- スペイン
- ヴィッセル神戸
- 年収総額:3,500万ドル(約38億円)
- 給与:3,100万ドル
- スポンサー収入:400万ドル
8)ポール・ポグバ
- 28歳
- フランス
- マンチェスター・ユナイテッド
- 年収総額:3,400万ドル(約37億円)
- 給与:2,700万ドル
- スポンサー収入:700万ドル
9)ギャレス・ベイル
- 32歳
- ウェールズ
- レアル・マドリード
- 年収総額:3,200万ドル(約35億円)
- 給与:2,600万ドル
- スポンサー収入:600万ドル
10)エデン・アザール
- 30歳
- ベルギー
- レアル・マドリード
- 年収総額:2,900万ドル(約32億円)
- 給与:2,600万ドル
- スポンサー収入:300万ドル
まとめ
サッカー選手のトップ10を見てみると、他のプロスポーツ選手に比べて破格だ。
お金にまつわる記事に対してファイナンス教育の必要性を説いているが、気になってしまう自分がいることも認めざるを得ない。
ただ、なぜこういったトップ選手はここまで稼ぐことができているのか。
もちろん、サッカー選手として素晴らしい才能と努力があることは間違いない。
けれども、それだけではここまで大きく稼ぐことはできないだろう。
本質というか本当に大切なのは、どうやってこういった地位まで昇っていったかということは、改めて訴えていきたいところだ。
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