悪いことが続いた後には、良いことがめぐってくるということ。
悪いことばかりそう続かない。
いろいろと悪いことが重なると、つい下を向きがちだ。
悪いことがないときも、誰もがスマホを持つ現代社会は下を向きがちだ。
周りを見渡して欲しい。
歩いているとき、電車やバスに乗っているとき、タクシーや車に乗っているとき、食事をしているとき、多くの人がスマホ片手に下を向いている。
そんな時代に少しでも上を向いて欲しいと、stakの開発が始まった。
いや、これは真っ赤な嘘である。
ただ、見上げればそこにあるというテーマは本当である。
天井を制することをミッションの1つに掲げているのも事実である。
そして、こじつけではないが、上を向いた生活をして欲しいという気持ちがあることも真実である。
悪いことがあっても、そんなときこそポジティブになるために下を向くのではなく、上を向いて生活をすることは精神論かもしれないが、大切なことだと思う。
stakは機能拡張モジュール型IoTデバイスという新しい分野にテクノロジーを用いて挑戦している。
新たなプロモーション動画として、上を向いてをテーマに企画を考えている。
ストーリーが伝わっていくように、シリーズ化できるようにアイディアをしたためている。
そこには、テクノロジーに触れ合う機会をもっと多くの人に増やして欲しいという希望が込められている。
「国交省「プラトー」の衝撃 3D都市モデルはまちづくりをどう変えるか」
国や行政主体のプロジェクトは往々にして上手くいかない。
なぜかというと、ITゼネコンとそれらが形成する多重の下請け構造があるからだ。
それは、建設業界と同様に大手のシステムインテグレータ、いわゆるSIer(エスアイヤー)が官公需を寡占していることが原因だ。
官公需とは国や独立行政法人、地方公共団体等が物品を購入したり、サービスの提供を受けたり、工事を発注したりすることである。
情報処理産業の分野で独占しているSIerは、自らシステム開発などをすることはない。
予算だけ取ってきて、下請けに流すだけである。
たちが悪いのが、更に下請けに流すことも往々にしてあり、仕様書すら書かないこともある。
エンジニアが育つ環境がなく、失われた10年が失われた20年になり、更には失われた30年となっている日本の産業の現状があることにも大きく関与しているように思う。
そんな中、この記事にある国交省が主体となっての日本のまちづくりをテーマにしたプロジェクト名「Project PLATEAU(プラトー)」は、良くできているシステムだ。
DXがバズワードになっていて、様々ところでとにかくDX、DXと叫ばれている。
なにをすべきかよくわかっていないものも溢れる中、このプラトーはユーザ目線に立ったシステムだ。
全国約50都市の3D都市モデルを整備していて、これを活用した都市計画、防災政策の高度化や、都市サービスの創出をめざすというコンセプトもいい。
日本は災害大国でもあるので、それを見越したまちづくりはとても理にかなっているし、もっといいのがエンタテイメント性があることだ。
その根幹にあるのがオープンソースとなっている部分だ。
つまり、誰もがこのシステムのデータを自由に触ることができるので、VRやARと融合させることが可能だ。
オープンソース化することやAPIを公開することは一般的な開発方法ではあるが、ある程度の認知がなければそもそも機能しない。
そこを国交省などの国のトップ組織がやることで、バスを生むきっかけにはなりやすいはずだ。
もっとやるべきなのは、台湾のデジタル担当大臣が実績十分で現役バリバリのエンジニアであるオードリー・タン氏というところに学ぶべきだ。
役割分担というのは非常に重要なのだ。
無理にできないことをやる必要はない。
その理由は、余計な仕事が生まれるからである。
余計な仕事が生まれるということは新たな利権が生まれたり、コストもかかることは理解できるはずだ。
適材適所に責任感がある人を配置して、組織としてスピード重視で的確に動く。
国も行政も企業も根本は同じである。
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