ひたすら一つのことに心を集中すること。
人の集中力と生産性について書かれた記事だが、参考になるのでまずは一読することをオススメする。
もちろん、全員に必ず当てはまるものではないが、一般的な基準を知るということはとても大切なことだ。
この記事には、3つの指標が出てくる。
1つ目は、生産性曲線だ。
いわゆる生産性が上がる時間帯について書かれているわけだが、1日に2回あるそうだ。
1回目は午前11時前後と午後3時前後の数時間らしい。
サーカディアンリズムという太陽によりもたらされる生物のリズムにより、起きてから3時間程度は持っている能力の半分程度しか発揮できないそうだ。
確かに受験のときには、3時間前に起きるようにみたいなことをいわれた記憶があるが、どうやら正しいようだ。
そして、スマホのアラームで起きるのではなく、陽の光で徐々に起きる方法を推奨している人も多い。
続いて、2つ目に集中力曲線という指標が出てくる。
集中力の限界は45分ということだ。
訓練すれば120分程度まで集中力が持続できるようになるらしいが、果たしてその訓練とはどういったものなのだろうか。
いずれにせよ、小学校の授業は1時限が45分、中学校の授業は1時限が50分となっているため、どうやらここも理にかなっているようだ。
集中力はより短い時間のときに高くなるグラフも興味深い。
確かに自分の仕事を考えてみても、そのくらいが限界のように思う。
つまり、会議もせいぜい45分以内に終わらせる方が効率がいいということになる。
ダラダラやるのではなく、集中力の持続できる時間をいくつか設けることが大切だということが改めてわかる。
我を忘れてずっとハマるものが出てくることも大切だが、長い目で見たときには45分集中して15分休憩する、昼にはしっかり休みを取るといったルーティンがいいのだろう。
最後に出てくるのが、忘却曲線だ。
覚えたことを忘れる指標なのだが、通常24時間経つと20%しか記憶に残っていないそうだ。
これは驚きだ。
全然覚えていないということだ。
ただ、直後に思い出すことで、50%まで記憶定着率が向上するらしい。
いわゆる復習をするということだが、寝る前に暗証してさっさと寝るということで記憶が定着するというのは、これまた正しいようだ。
有名校に合格した人たちは夜更しなどせず、しっかり睡眠を取る人が多いというが、まさにそういうことだろう。
徹夜することなどご法度なのだ。
日本企業はサービス残業が横行している。
この要因は、上司が残っているから帰れないといったよくわからない理論によるところが大きい。
18時を回ったのに帰れない、むしろその時間からやることを探している人も多いように思う。
なんのアピールかしらないが、なにもやっていない人のことなど秒でわかるにも関わらずだ。
中には残業代を少しでももらおうとする人もいる。
コスパを考えたとき、全く意味のないことなのに、それが染み付くとたちが悪い。
そんなことをするよりも、ITツールをしっかり使いこなして、生産性を上げることを考えた方がいい。
生産性の上がる時間に集中して仕事をして、忘れないように寝る前に復習をする。
ただただ、これだけでいいのだが、なかなかそれを継続することが難しい。
とはいえ、IoTデバイスを使ってルーティン化することだってできるし、IoTは健康分野ともシナジーが高い。
stakもそういった分野で少しでも役に立てるように拡張を考えて設計している。
有意義な時間の使い方を日々意識しよう。
このデータを見て、改めて自分にもいい聞かせることにした。
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