按甲(あんこう)とは鎧を下におくことで戦いをやめること。
現代社会において戦いのやめ方は2つあると思っている。
世界を見渡せば、未だに武器を持って実際に戦いが行われている地域は確かにある。
でも、とりわけ日本においてはそのリスクは限りなく少ない。
そうなると、戦う相手は誰なのか。
自分だ。
となると、冒頭に書いた戦いのやめ方は2つあるという投げかけに対する応えは下記のとおりだ。
1つは死ぬこと。
もう1つは自ら諦めることだ。
2020年のクリスマス。
とある映画が公開されることを楽しみにしていた。
その期待値に応えてくれるどころか、人生で初めて複数回観た映画になった。
映画を観た多くの人が既に多様なコメントを出しているので、重複したコメントになるかもしれないが、戦いを続けている人でこの映画に共感をしない人はいないだろう。
逆に、涙する場面が1度もなかったという人は、1つの努力もしていないと言い切っていい。
では、なにがそこまで刺さったのかを書いてみよう。
まず大前提として、ストーリーと結論は事前告知が多々合ったことから、既にわかっていることだ。
もちろん、ストーリー展開の細かいところや登場人物などの相関図はわからない。
でも、ルビッチという少年がプペルというゴミ人間と仲良くなり、夢を諦めずに最後は叶うという大まかなストーリーは告知を見れば誰にでもわかる。
要するに、公開前にネタバレしていて、それでも感動するからという前代未聞な超絶強気な映画なのだ。
製作総指揮・原作・脚本の西野亮廣さん本人もそのことを公言している。
逆にそこまで自信のある映画とはどういうものなか、そのあたりも気になっていた。
なによりも、彼はクリエイティブな仕事に対する革命を多々行っている。
クリエイティブの概念に常に向き合い、自らの強烈な意思によってクリエイティブと戦っている。
その推進力たるや現代社会で右に出る人はいないと思う。
こう書くと、あなたも西野信者かと揶揄されるかもしれない。
当然、発言や行動のすべてを鵜呑みにしているわけではないが、彼には絶対的な人を惹きつける力があることは事実で、今後も絶対に注目することは断言できる。
これを西野信者だと揶揄されるのであれば、まあ西野信者でいいだろう。
論点はそこではないことに気づかない人との無駄な戦いはする必要がない。
この映画をまだ観ていない人は、映画館で必ず観ておいた方がいい。
特にクリエイティブな仕事をしている人、ワクワクする人生を過ごしたい人にはオススメしたい。
単発で終わるはずのないエンターテイメントが楽しめることは間違いない。
チケットがあと2枚あるので、欲しい人がいれば連絡を。
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