悪事を禁じて善行を勧めること。
明らかに悪いという判断は誰にでもできる。
たとえば、モノを盗んだ場合の善悪は誰にでもできるはずだ。
人を殺めた場合を考えてみても答えは決まっている。
そう、悪だという答え1つに絞られる。
そして、モノを盗んではいけません、人を殺めてはいけませんとなる。
でも、背景が見えたらどうだろうか。
空腹で空腹で食べ物をずっと食べることができなかった人がモノを盗んだ場合。
自分の最愛の人を殺された怒りから、その人を殺めた場合。
悪なのは変わりないかもしれないが、悪の大きさは変わってくるはずだ。
そして、もっと悪の定義が乱れるときがある。
思っていなかったとしても、その発言をすることで物事が円滑に進む場合だ。
いわゆる、嘘をつくときを考えてみよう。
「いやぁ〜、すごい、そんなところまで考えていたのは驚きました」
この発言をしたのは、紛れもなく自分自身だ。
本心は全く思っていないにも関わらず、迫真の演技で、なんならジェスチャーもつけていたかもしれない。
それをいわれた相手のドヤ顔たるや二度と見たくないほどに不快だ。
それでも、また会することがあれば同じ行動を取ると思う。
歳を重ねていくと、どういうタイプの人なのか明らかに判断できる場合が増える。
とにかく面倒で単純だと感じる人は、適当に褒めておけばいい。
そうすることで、最低限のエネルギーしか使わなくていいので、華麗にスルーできる。
単純な相手は褒められたことを本気だと思い込み、あたかも自分が育てたというような顔をする。
実に不愉快ではあるのだが、そんな人間を正面から相手にするほど暇ではないし、カロリーを消費したくない。
徐々に距離を遠ざけていけばいい。
その適応力を高めるために、平気で嘘をつくことがある。
これは悪なのだろうか。
個人的には嘘は悪いことだというのは一概にいえないと思う。
下記に当てはまる人は適当に嘘をつかれてスルーされている傾向にあるから要注意だ。
自分自身を戒める意味でも、このチェック項目は参考にしてもらいたい。
- 「なるほど」といった同意の返しの言葉が多い
- 「〜したいですね」といった希望や要望を示す返しの言葉が多い
- 「〜でしたね」といった会話の内容が過去形のものが多い
- 褒められることしかない
- 会食でプライベートの話ばかりで仕事の話がない
- 次に会う約束をしても実際の日時を決めずに別れる
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