広報・PR担当の「あやな」です。
フリーランスについて紹介していきました。
ブログ「いまさら聞けない”フリーランス”とは?」
https://stak.tech/news/7154
ブログ「フリーランス”が活躍する業種とは?」
https://stak.tech/news/7167
今回は、その「フリーランス」として働くために知っておくべきことについて紹介していきます。
”フリーランス”のメリット
フリーランスとして働くメリットは、自分のスキルや能力を活かすことができ、
会社員のように、勤務時間や休日など決められていないため自分のペースで仕事を進めていくことが出来るので
自分にあった働き方で仕事ができるということです。
他にもさまざまなメリットがあるので、詳しく紹介していきます。
自由な働き方ができる
フリーランスの1番の特徴でもある、自分で時間を決めて働けるということです。
会社員であれば、決められた出勤時間に出勤して、決められた時間に帰宅というのが当たり前ですが、
フリーランスは、案件にもよりますが大体は自分で決めた時間で仕事をすることが出来るので
満員電車や渋滞に悩まされる心配もなく仕事をすることが可能です。
それに、自分のリラックス出来る場所で仕事をすることが出来るので、自宅では好きな音楽を流しながら仕事をしたり、
シェアオフィスのような所で意見交換をしながら仕事をするということも可能です。
働く服装も自由にできるので、毎日スーツを着たり、ヒールを履いたりということがなくなります。
収入を上げることが可能になる
多くの会社員の場合、毎月の固定給を上げるとというのは、簡単ではありません。
年に決められた昇給のタイミングで成果をあげ、上司や社員との関係もすべてうまくやって行く必要があります。
フリーランスの場合は、多くのフリーランスが、自分で時間を決めて仕事が出来るため掛け持ちをしています。
そのため収入については自分の頑張りと比例するので、収入がアップすることが望めます。
また、会社員時代にこなしていた業務をフリーランスとして受注してみたら、自給換算で単価が倍近くなったというような仕事も多いようです。
通勤時間の悩みが解決
多くの方が、通勤ラッシュと呼ばれる朝7時〜8時に出勤するため公共交通機関や運転をして出勤すると思います。
そのため、普段であれば30分で行けるところを倍時間がかかったり、ぎゅうぎゅうの電車に乗らないといけなかったりと、大変だと思います。
フリーランスは、自分の好きな時間や好きな場所で仕事をすることが出来るので、そういった心配はありません。
そして、日々の通勤ラッシュからの解放もそうですが、雪や台風などの異常気象や、事故などで交通機関がマヒしてしまった場合にも、影響を受けることが少なくなります。
休日を自分で設定できる
会社員は、決められた日に休みを取らないといけません。
フリーランスの場合、休日は自分で設定することになります。
そのため、土日は仕事をして、混雑が少ない平日に休みを取り、どこかにでかけたりということも出来ます。
いつまでも働ける
多くの会社員は、「自分ではまだまだ働ける!」、「まだまだ働きたい!」と思っても、会社が決めた年齢になれば退職しなければなりません。
最近では、定年後の再雇用制度が充実している企業も増えていますが、
そのままの条件で続けられるわけではなく、「再雇用枠」や、「シニア職」のような、勤務形態・仕事内容・給料の金額などに制限のかかった形となることが多いようです。
得意分野に集中できる
仕事において「やりたくないけど、やらなければならない」という場面は多々あるかと思いますが、フリーランスの場合、得意分野に集中できる時間が増えます。
会社員の場合は、基本的に会社の方針に従って仕事をする為、個人の希望を通すのは難しい場面が多く、 また、どんなに努力してもそもそも通らないことも多いです。
本来の業務以外にもやるべきことは多く、日報・長時間の会議・新人教育・採用面接・人事考課対策・その他雑務全般、など意図せず大量の時間を取られてしまいがちですよね。特に、人間関係の調整は就業時間内で完結しないことも…。
フリーランスは、そうした社員のルーチンには責任を負わない立場で、自分の本来の業務に専念することができます。
平日休みの友人・恋人と会えるようになる
学生時代に仲が良かった友人でも、社会に出て休みのタイミングが合わないとどんどん疎遠になってしまいませんか?
友人ならまだしも、それが恋人だった場合、すれ違いの末、破局へもつながりかねません…。ハードワークが多いIT系だと、平日の帰りは遅いことがデフォルトだったりするので絶望的です。
フリーランスになれば、合わせたい相手のシフトに、自分が合わせることができるようになりますよ。
友人や恋人に会えるだけでなく、銀行・役所・病院など平日にしか行けない施設の利用も楽になりますね。
地方で暮らすことを検討できる
リモート稼働の仕事で安定していれば、無理して家賃の高い都内で暮らす必要が無くなります。
都心から離れて大丈夫?と不安になるかもしれませんが、海外にエンジニアチームを構えるオフショア開発が拡大しているくらいですので、全く問題ありません。
本人の希望として、常駐案件を増やしたいという場合には、やはり都心在住の方が案件数は多くなりますが、特にこだわりが無ければ住む場所問わず活躍できるのがフリーランスという働き方です。
地方に移れば家賃の負担も格段に下がりますし、それでいて都内より広いスペースで暮らすことができるので、
仕事の効率も上がるかもしれませんね。究極は、海外移住する方も少なくないようです。
”フリーランス”のデメリット
ここまではフリーランスのメリットばかりをクローズアップしてきました。今度は、フリーランスのデメリットをお伝えしましょう。
デメリットを考える前に1点、ぜひ棚卸ししてほしいことがあります。それは会社員であるがゆえのメリットです。会社からの恩恵に加えて、公的にどのようなメリットを受けているかを棚卸ししてください。それらがなくなると考えれば、デメリットも自ずと見えてきます。
体調管理が大変
会社なら体調不良で休んでも有休消化扱いです。仕事だって多くは誰かが代わってくれます。では、フリーランスはどうでしょうか?フリーランスは「自分のこなした仕事と単価の掛け算で報酬が決まる」と前述しました。では、こなした仕事がゼロだった場合、掛け算の結果はどうなりますか?そうです、当然ゼロになります。誰かが代わってくれるわけではありません。仮に誰かが代わってくれたとしても、その分の報酬は入りません。
日頃の体調管理がとても大事ですが、フリーランス向けの保険への加入も検討が必要です。先のフリーランス協会が運営するもの、フリーランス向けサイトが運営するもの、さまざまあります。
スケジュール管理が大変
1つの仕事だけで食べていけるなら、その契約だけの管理で済みます。しかし単発の細かな仕事を多数請け負うスタイルだと、スケジュール管理が大変です。ある仕事で長引くと、その他の仕事に即座に影響がおよび、謝罪や調整もすべて自分が行わなければいけません。
事務作業も自分でやらなければいけない
会社員ならば、出張費や什器購入の経費が発生すれば、所定の経費精算用紙に領収書をつけて会社に請求、年末調整も書類提出、それだけでいいですよね。ところがフリーンランスはすべて自分で処理しなければなりません。日々の事務作業はもちろん、確定申告などもすべて自分で行う必要があります。
将来性への不安
単身で戦うフリーランス、会社員とはちがい将来性への不安もたくさんあります。
景気が悪くなり仕事が減少したら、今度は仕事の争奪戦が始まります。フリーランスの数が増え続けているのは先に述べたとおりですが、今度はそれが競争を激化させる原因となります。自分より優秀なフリーランスと戦わなくてはなりません。
技術の進化や参入の壁が低くなりつつあるのも脅威です。開発ツールのOSS化やクラウドサービスの低価格化、インターネット上の情報過多なくらい豊富な情報、これらに乗って誰でも技術の習得ができてしまうので、新規参入者が増えます。結果として、同じパイを奪い合う相手が増えるのです。
フリーランスに向いている人、そうでない人
フリーランスに向いているといえるのは、自分の持っているスキルを存分に発揮し、それによって世の中に価値を提供していきたいと考えている人です。
フリーランスは「会社にいる時間」がないことからオン・オフの区別がつきにくいため、仕事を仕事と思わず、好きなことで稼ぎたいといった気持ちがある人に向いています。
なお、フリーランスは自由度が高いことは魅力ですが、その中でもクライアントとの連絡をきちんととる必要がありますし、納期を守るためにはスケジュール管理が必須です。
誰かに見ていてもらわないと不安、自己管理が苦手といったタイプの人は、フリーランスにはあまり向いていないといえます。
少し大げさな言い方に聞こえるかもしれませんが、ここで挙げたようなデメリットを気にし過ぎてしまう人は、ある意味、フリーランスには向いていないといえるでしょう。自分を守れるのは自分しかいない「弱肉強食」の世界であるため、その辺りの覚悟があるかどうかというところも、フリーランスとして働くためのポイントになります。
フリーランスは、「一人きり」で生きていると思われがちですが、実はクライアントをはじめ、さまざまな人に支えられてこそ成り立つ働き方です。
実際、人からの紹介によって仕事がもらえることもあるため、会社員以上に「人付き合い」を大切にしている人は多いです。
自分自身で生活をコントロールするのは簡単ではなく、安易な気持ちでフリーランスになると苦しい思いをすることもあります。
フリーランスを目指す人は、よく考えて準備をしてから実行に移すことをオススメします。
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