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2025年9月25日 投稿:akiba mina

視点を変えれば、可能性は広がる

こんにちは。

なでしこリーグ2部・ディアヴォロッソ広島でプレーしながら、株式会社stakで勤務している秋庭未奈です。

前回は「フェスティバルで得た力を、次の挑戦へ」について書かせていただきましたが、今回は「視点を変えれば、可能性は広がる」というテーマで、日々の中でふと気づいたことや学びを綴ってみたいと思います。

『思い込み』を乗り越え、パフォーマンスを最大化する

最近、私は自分自身の課題を改めて見つめ直すタイミングがありました。

きっかけは、本当にささいな会話です。

特別な場所でも、大きな出来事でもなく、いつもお世話になっている方との会話でした。

その中に、自分が「課題だ」と思い込んでいた部分の原因が、実は別のところにあるのだと気づかされる瞬間がありました。

思い返せば、それはごく自然な会話でしたが、その一言が私の心に深く残り、抱えていた課題の本質を見つけるヒントとなったのです。

これまでの私は、「自分にはこの部分が足りない」と決めつけ、その克服のために同じことを繰り返し練習してきました。

もちろん継続には大きな意味がありますし、地道な積み重ねによって成長できた部分も確かにあります。

けれども、そのとき初めて気づいたのです。
——「足りない」と信じて疑わなかった部分が、本当の課題ではないかもしれない、と。

むしろ、解決の糸口はまったく別の場所に隠れている可能性があるのだと。

思い込みが生む壁

「思い込み」というのは、本当に厄介なものだと思います。

気づかぬうちに自分の行動を制限し、挑戦の幅を狭めてしまうからです。

「自分には向いていない」

「これ以上は成長できない」

「どうせ失敗するに違いない」

そう決めつけた瞬間、人は無意識のうちに挑戦から一歩引いてしまいます。

可能性の扉を自ら閉ざしてしまうのです。

私自身も同じでした。

「ここが弱点だから、改善しなければならない」と思い込み、その部分ばかりを重点的に磨こうと努力していました。

しかし、あるときふと立ち止まりました。

本当にそこが原因なのだろうか?
もし違う場所に根本的な課題があるとしたら?

その答えを教えてくれたのは、人との会話でした。

他者との対話によって、自分だけでは気づけなかった視点を得ることができる。

課題を別の角度から見直すことで、思い込みの殻が少しずつ壊れていく。

同じ練習を積み重ねるだけでは到達できなかった気づきや成長が、そこにありました。

思い込みを乗り越えるために

では、どうすれば思い込みを越えて進んでいけるのか。

私が意識しているのは、とてもシンプルなことです。

「いつもと違うことをしてみる」。それだけです。

大きな変化である必要はありません。

例えば、普段と違うトレーニングメニューを試してみる。

練習の順番を少し変えてみる。

そうした小さな変化が、思わぬ発見や成長につながることがあります。

そして大切なのは、「正解はひとつではない」と信じることです。

失敗に見える結果も、次につながる大切な材料になる。

だからこそ「できない理由」を並べるのではなく、「どうすればできるか」を探す姿勢を持ち続けたい。

私は今も挑戦の途中です。

成果がすぐに表れるとは限りませんし、焦りを感じることもあります。

それでも「必ずいつか結果につながる」と信じることで、歩みを止めずに進む力が生まれてきます。

パフォーマンス最大化への道

思い込みを外したとき、不思議と心も行動も軽くなります。

「自分には無理かもしれない」という不安よりも、「できるかもしれない」という希望の方が少しずつ大きくなるのです。

その小さな希望が積み重なり、挑戦を後押ししてくれます。

すると自然と行動に前向きなエネルギーが生まれ、挑戦の選択肢も広がります。

今まで避けていた取り組みにも積極的になり、積み重ねてきた努力が新しい形で成果につながっていく。

そうした変化を経験したとき、私は「思い込みを外すことこそがパフォーマンスを最大化するための第一歩なのだ」と強く実感しました。

小さな気づきや変化の積み重ねは、未来を大きく変える力を持っています。

だからこそ、これからも「いつもと違う視点で自分を見つめ直すこと」を大切にしていきたいと思います。

ディアヴォロッソ広島について

いよいよ今週末、9月28日(日)からリーグ戦が再開します。

約3ヶ月にわたる中断期間は、とても充実していました。

日々のサッカートレーニングや練習試合に加え、クラブとして、そして選手としても多くのイベントに参加する機会をいただきました。

フェスティバルの開催や地域のお祭りへの参加など、シーズン中にはなかなかできない経験を通して、多くの方々と交流できたことは大きな財産です。

子どもたちと一緒にボールを蹴り、笑顔で言葉を交わし、地域の方々と触れ合う中で、改めて「私たちはこんなにも多くの人に応援されているのだ」と強く実感しました。

だからこそ、私たちはその声援に「試合の結果」で応えていかなければならないと強く感じました。

多くの人の支えがあるからこそ、私たちは思い切りサッカーに打ち込むことができています。

その感謝を胸に、今週末から再び始まるリーグ戦に挑みます。

ホーム戦は残り2試合。

そして、10月12日(日)にはいよいよホーム最終節を迎えます。

この最終戦では「ファン感謝祭」として、抽選会をはじめ、来場してくださる方々に楽しんでいただけるイベントを企画しています。

さらに、クラブとして初めての大きな挑戦となる「2,025人プロジェクト」に取り組みます。

どうか一人でも多くの方にスタジアムへ足を運んでいただき、私たちと一緒に会場を盛り上げていただけたら嬉しいです。

【2025プレナスなでしこリーグ2部 第19節】

日にち:9月28日(日)
会場:呉市総合スポーツセンター 陸上競技
対戦相手:FC今治レディース
キックオフ:13:00

どうか引き続き、ディアヴォロッソ広島への温かいご声援をよろしくお願いいたします。

ディアヴォロッソ広島の公式SNSのフォロー・いいね・拡散もよろしくお願いいたします。

Instagram:https://www.instagram.com/diavorosso2023

X:https://x.com/diavorosso11

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