塞翁失馬(さいおうしつば)
→ 禍福吉凶は定まりがなく、幸不幸も変わりやすいこと。
生きていれば様々なことがある。
それは日本にいても海外にいても、結局どこにいても変わらない。
久しぶりの海外出張の地に選んだのは、台湾の首都である台北。
台北の地に降り立って、改めて禍福吉凶は定まりがなく、幸不幸も変わりやすいことを感じている。
2022年11月14日現在の台北出張
ということで、新型コロナウイルスの影響から開放されつつある日本からの海外出張や海外旅行の参考になればということで、最新の情報提供をしておこう。
結論からいうと、台北への出張や旅行は本当にオススメだ。
私自身が3年半ぶりの海外ということもあり、少々厚めに情報収集をしたことと若干の不安があったのだが、入国までは全くの杞憂に終わった。
ということで、前日から初日の台北到着までの私の行動を書いていく。
2022年11月13日〜2022年11月14日
私がメインで利用している航空会社はANAで、今回の出張もANAからの予約で羽田空港を9時20分発、台北に12時30分着の便だ。
わりと朝がはやめの便なので、羽田空港第3ターミナル直結のザ ロイヤルパークホテル 東京羽田に前乗りすることにした。
初めて泊まったホテルだが、羽田空港第3ターミナルから出発するのであれば、間違いなくこのホテルがオススメだ。
ロビーから出発ロビーまで直結で2分とかからない。
まだ飲食店などは限定的にしか営業していなかったが、カフェやコンビニもあるので、ホテルにチェックインした後も不自由なく過ごせる。
9時20分発の便だったので、余裕を持って7時30分くらいに出たのだが、秒でここに出る。
ANAの出発カウンターは、ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田から最も奥にあるのだが、それでも近いので嬉しい。
海外へ行く人が増えたことを実感しながら、ANAのカウンターへ到着すると結構な列ができていた。
私は月の半分を東京で過ごしている生活をかれこれ数年続けているので、ステータスはダイヤモンドになっている。
別に自慢するわけではないが、アップグレードポイントがかなりあるので、アップグレードを事前に申し込んでいた。
当日にカウンターで対応を依頼するように言われたので並んでいたのだが、ふと隣のレーンを見ると、ダイヤモンドの出発カウンターがあった。
あ、そうかと思い、そちらのカウンターへ行くと全然待つことなく、無事にアップグレードとチェックインが終わった。
日本から台北までは3時間弱くらいなのだが、アップグレードポイントは1年で消滅するので持っていても意味がない。
であれば、使えるときに使わなきゃということで、ビジネスクラスにアップグレード完了して出発ゲートへ向かう。
止まることはほとんどなかったが、こんな感じでガラガラではない。
顔認証システムで簡単に出国手続きは終わり、お土産物を買う人たちも多い印象だ。
そして、その昔、何度か連れて行ってもらって、いつかは自分で行けるようになりたいと思っていた、ダイヤモンドのラウンジへ向かう。
羽田空港第3ターミナルの2022年11月14日現在のANAラウンジは110番ゲート付近にあるところしかやっていないので注意が必要だ。
国内線のラウンジよりもゆったりと作られたスペースがあるのは素晴らしい。
そして、国内線のラウンジにはないビュッフェっぽいコーナーもある。
それから、国内線にはない特別メニューが準備されているのも特徴の1つだ。
和食の定食やうどんといったメニューがある。
個人的にこのANAのダイヤモンドラウンジでの想い出は、なんといってもオリジナルのカレーがあることだ。
このカレーを初めて食べたときはなぜかよくわからないが、特別感があったことを今でも鮮明に覚えている。
ということで、機内食も出る3時間弱のフライトにも関わらず、朝から想い出のカレーを食すことにした。
朝からカレーと思うかもしれないが、そんなに多い量ではない。
ということで、サクッとカレーを食べてから搭乗の149番ゲートに向かうのだが、これが一番遠いゲートだった。
ANAのラウンジから10分くらいは歩くので、ラウンジを使う人は気持ちはやめに移動を始めた方がいいだろう。
搭乗ゲートに向かう中でも、各ショップでの人も多く、本格的に外国人や日本人の移動が始まったことを再認識した。
階段を降りたら149番ゲートの搭乗口があるのだが、すでに多くの人がいて7〜8割くらいが日本人といった印象だ。
特にトラブルもなく機内に乗り込むと後は台北に着くまで束の間の休息といったところだ。
機内食は小鉢がいくつかあって、メインはすき焼きだったので、撮った写真も載せておこう。
感想は、まあ普通にそれなりに食べられる機内食といった感じだ。
ということで、12時30分着予定の便だったのだが、実際は12時10分前には台北の松山(TSA)空港に到着した。
ここからイミグレまで、どんな感じなのかという若干の不安はあった。
機内では入国審査時に出すパスポートの番号やら生年月日やらを書く例の紙は、2022年11月14日現在も健在でパスポートとその紙を持って飛行機を後にした。
すると早速、なにかを配っているので受け取ると、COVID-19の抗体検査キットだった。
あぁ〜、結局これ系の検査やるのかと思っていたら、特に検査はなくその少し先で検温をしている箇所があるので、そこで検温をするだけで、イミグレまで一気に進むことができた。
そして、その検温ブースもスルーしている人も結構いたことに気づき、本当にザルというか、あっという間に入国完了といったところだ。
その所要時間は、手荷物がなければ、機内を出てから15分〜20分くらいの感覚だろうか。
ということで、なんのストレスもなく台北への入国が完了した。
外へ出る前くらいに、宿泊予定のホテル ロイヤル ニッコー タイペイ行きのUberの手配をした。
以前、台北に来た際にもUberを使って便利だった記憶もあり、今回も頼んだのだが、これもオススメの1つだ。
Uberのサービスが一時使えなくなった的なことを聞いていたので、どうかなと思っていたが、2022年11月14日時点では全く問題なく使えた。
そして、日本よりも配車の種類が充実しているのも特徴だ。
台北はタクシーがとにかく安い。
あえて、Uber Blackの最上級のサービスを呼んでみたが、250台湾ドルで松山空港からホテルまでピックしてくれた。
松山空港は台北の中心地に近いところにあって、ホテルまでは約20分くらいだろうか。
1台湾ドルが4.5くらいなので、約1,125円でベンツのGクラスのUberが来て、安全運転でとても快適なドライブだった。
今回、エクスチェンジも全くせずに来ていても、Uberだとクレジッドカード登録しているので問題なく使える。
ちなみに、DIDIはサービス対象外だったので、そちらも参考にしてもらえるといいだろう。
また、スマホのキャリア設定についても聞かれることが多いのだが、私はソフトバンクユーザなので、ソフトバンクのことについて触れておこう。
結論からいうと、こちらも特になにもしなくても今は海外パケットし放題に接続してくれる。
入国すると、SMSでこんな通知が届く。
1日の上限が2,980円なので、こちらが高いという人は事前に海外でも使えるSIMを準備したり、Wi-Fi環境のみでの使用にした方がいいだろう。
ちなみに、海外パケットし放題を使う際には、ローミングサービスをオンにしておく必要があるので、そこは注意が必要だ。
まとめ
ということで、3年半ぶりの海外出張の前泊から1日目のホテルに到着までの流れを紹介した。
くり返しになるが、全くストレスなく入国可能だった。
前日までに準備しておいた、新型コロナワクチン接種証明書アプリも日本の出国時、台北での入国時のいずれも一度も提示する機会はなかった。
台北というか、台湾は日本語が比較的使えるエリアだ。
そのあたりも、引き続き紹介していくので、是非参考にしてもらいたい。
こんなガチのブログのようなものを書くのは何年振りだろうという感じだが、今日はここまで。
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