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2021年12月15日 投稿:ueda

世代によって変わる情報収集の方法と変化

画蛇添足(がだてんそく)
→ 余計なことや無駄なことをすること。

余計なことや無駄なことが必ずしもダメだとは限らない。

ただ、それは結果であって、なにが余計なことなのか、無駄なことなのか現在進行系のときには気づかないものだ。

つまり、余計なことや無駄なことという判断は未来にできるということだ。

とはいえ、先人に学ぶことで、やらなくてもいい余計なことや無駄なことは回避できる。

そのためには、正確な情報を確実に手に入れることが重要だ。

4割がフェイクニュースに騙された経験があり

リサーチ会社のクロスマーケティング社は、2021年のフェイクニュースと情報に対する意識調査を実施している。

調査は、20~69歳の男女を対象にインターネットで実施され、調査期間は2021年10月15~17日で、有効回答数は1,100人ということだ。

この調査でわかったことは、40.5%が信じていた情報やニュースが、あとでフェイクニュースやデマだとわかった経験があると回答しているという事実だ。

また、この40.5%のうちの22.2%は、それらの情報をデマだと知らずに他の人に伝えたことがあると回答している。

デマだと知らず他の人に伝えた経験を持つ人を年代別で見ると、20代が30.0%と他の年代よりも高くなっている。

この要因としては、SNSが普及したことで、誰もが簡単にどんな情報にもアクセスでき、面白い情報は共有するという行動が当たり前になっていることが挙げられるとしている。

それから、フェイクニュースに関する経験についての調査にも注目したい。

タイトルと本文の内容が一致していない記事やニュースを見たと回答した人が、62.8%。

明らかにこれはフェイクニュースと思うような記事やニュースを見たと回答した人が、59.1%。

さらに、80.5%の人が記事やニュースのタイトルだけ見て、本文や内容を見ないことがあると回答している。

つまり、タイトルだけを見て記事の内容を判断する人が多いことも明らかになっている。

信頼できる情報源

一方で、69.9%の人が全ての記事やニュースを鵜呑みにしないようにしていると回答している点にも留意したい。

そして、どの情報媒体かによって信憑性や信頼性が変わると思うと回答している人が、67.4%。

1つの情報源だけでなく、複数の媒体から得るようにしていると回答している人が、64.9%。

このあたりの結果から、ネットニュースやネット上に上がっている情報については、そもそも疑ってかかっているという人がメジャーだということがわかる。

そんな中で、信頼できる情報源第1位に輝いたのは、NHKの記事やニュースということで、37.6%の人たちからの信用を得ている。

第2位は大手新聞社の記事やニュースで、31.2%、第3位は民放キー局の記事やニュースで、23.7%という結果になっている。

情報を取得する方法の変化

なにかわからないことがあったとき、あなたはどういった方法を取るか考えて欲しい。

最も多い回答になるのが、ググるというものではないだろうか。

説明する必要もないと思うが、ググるとはGoogleの検索エンジンを使って知りたいワードを入力して検索するという行動のことをいう。

ところが、このググるという行動は世代によっては当たり前でなくなってきているという。

その理由は、ネット上の情報が多すぎたり増え過ぎたりして、検索しても自分が本当に欲しい情報になかなかたどり着けないということが大きいという。

欲しい情報を手に入れるまでに時間がかかってしまうというデメリットも大きいと感じる人が増えている。

検索エンジンの窓にキーワードを入れて検索すると、検索結果が表示される。

ただ、その表示順位はGoogleなどの運営側にコントロールされていて、検索上位には広告やPR記事が並んでいることが、もはやデフォルトになっている。

検索結果として表示されたもの1つだけではなく、複数のリンクに飛んで比較していくという行動を取る人も多いだろう。

要するに、ノイズが多すぎて本当に欲しい情報が掲載されているページを見つけるまでにかかる工数は案外多い。

そんな不満から生まれたサービスが、検索サイトやECサイトが提供する、レコメンド(おすすめ)機能だ。

検索者の過去の検索履歴などから、興味のありそうな分野や商品を特定して、関連する情報を自動的に提示してくれる機能のことだ。

検索からおすすめを見て出会うへ

現代社会では、インターネットを通じて情報を得る方法が、検索するとおすすめを見て出会うの二極化が進んでいるという。

特に若い世代になるほどに後者が主流になる。

株式会社イー・クオーレが2021年6月に全国の男女約1,000人を対象に行った調査がある。

調査内容は、ネットで情報を得る際に、月に1回以上、視聴または利用するものについてだ。

ベビーブーマー(1946〜1964年生まれ)とX世代(1965〜1980年生まれ)の回答は、検索サイトや公式HPが多い。

Y世代(1981〜1996年生まれ)の回答は、口コミサイトやまとめサイトと回答した人が多い。

Z世代(1997〜2012年生まれ)の回答は、SNSのタイムラインやストーリー、SNSに出てくるおすすめ、SNSに出てくる広告、YouTubeのおすすめ動画と回答した人が多い。

おすすめ情報の情報源別に見ると、SNSのタイムラインやストーリーに表示されるおすすめから情報得ていると回答した人が39.2%。

SNSに出てくるおすすめと回答した人の23.9%、SNSに出てくる広告と回答した人の25.9%、YouTubeおすすめ動画と回答した人の45.3%をZ世代が占めているという結果となった。

まとめ

ググる習慣がなくなりつつあるZ世代。

これまで多くの企業はいわゆるSEO対策に力を入れ、自社サイトや商品が検索結果の上位に表示されるために様々な施策を行ってきた。

それが今やそれだけでは不十分だということだ。

今からの時代は、調べない人を念頭においた情報発信の方法を模索した上で導き出さなければならない。

スピーディかつ的確にパーソナライズした情報や商品を、いかに適切な場所で適切なタイミングで表示できるかが、マーケティングのカギを握るということだ。

時代の流れに抗うのではなく、また無理に理解しようとするのではなく、流れに身を任せ順応することを心がけていくしかないのだ。

 

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植田 振一郎 Twitter

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