温良恭倹(おんりょうきょうけん)
→ 穏やかな性質で、慎ましやかなこと。
冷静でいることはとても重要な要素だ。
なにかトラブルがおきたときに、いかに冷静な判断を即座にこなせるか、そんな能力が求められる。
とはいえ、トラブルとは基本的にネガティブなものであるので、感情に振り回されないようにすることはなかなか難しい。
やはり経験というか場数がものをいう世界なのだろうが、メンタルを上手く保つことが必要だ。
その1つになるか否かは別として、目に留まった記事がある。
(出典:東洋経済オンライン)
モーターホームという概念
レジャーといえばアウトドアというアクティブに動く人たちが一定層いる。
特に欧米にはそういった人たちも多く、キャンピングカーのことをモーターホームと呼ぶ。
その名のとおり、移動する家ということだが、欧米の高速道路やキャンプ上に10mを超えるような大型のキャンピングカーが並んで停まっている光景を映像等で見たことのある人もいるはずだ。
ただ、その内部がどうなっているかまで見たことのある人は少ないかもしれない。
大型キャンピングカーの多くは、豪華なリビングやゆったりした寝室、清潔感あふれるキッチンやバスルームなどを備え、まさに高級住宅さながらの室内を持つモデルだ。
このモデルは国土の広いアメリカでは浸透している文化といえるが、日本でも少なからず大型キャンピングカーが輸入販売されている。
その一例が、記事の中にも登場している、ティフィン(TIFFIN)社製のアレグロブリーズ31BRである。
アレグロブリーズ31BRという豪華な大型キャンピングカー
外観はまるで観光バスと見間違うほどのサイズで、全長は9全長9.9m×幅2.49m×全高5.8mというサイズだ。
驚くべきは、その新車価格なのだが、約5,000万円という。
そして、このモデルを熊本市の専門業者が年に4~6台程度を輸入し、国内販売を行っている。
その価格を出せば十分に家が買える価格で、かつ日本の狭い道路や停める場所がないにも関わらず、果たして売れているのだろうかと疑問に思うだろう。
ただ、このかなりレアで高価なキャンピングカーは最近のアウトドアブームもあって、受注に対して納車が追いつかない状況だそうだ。
日本の公道を走行できる車両は、道路法により全長12m、全幅2.5mなどの規定があるため、ナンバー登録できるほぼギリギリの大きさだ。
そのベースは専用ベースシャーシの上に、キャビン(ボディ)全体を架装したタイプだ。
日本では、フルコン(フルコンバージョン)、アメリカではクラスAと呼ばれ、さまざまなタイプがあるキャンピングカーの中でも、最も豪華さが際立つモデルだといえる。
パワートレインは、商用車用エンジンなどを製造する北米企業カミンズ社製5.0L・ディーゼルを搭載。
最高出力は275馬力を発揮し、巨大な車体でもストレスなく走行することが可能。
燃料タンク容量は270Lで、いかに軽油の値段がガソリンより安いとはいえ、満タンにすればかなりの燃料代が必要となる。
トランスミッションは6速ATで、足まわりにはエアサスペンションを装備することで、走行中の乗り心地も快適だ。
また、車体の橫上方には、ひさしの役割をするサイドオーニングも装備。
電動のため、車体からの出し入れはスイッチひとつとなっており、LED照明付きなので、夜間でもオーニング下でくつろぐことができる。
夜空を眺めたり、キャンプファイヤーを楽しんだりなど、大自然を堪能できる装備だ。
車内とは思えない豪華で広々としたインテリア
スペックを書いたが、わかりにくいかもしれないので、車内の様子も書いていこう。
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乗り降りは車体の右前方にあるドアから行うい、ステップを登り室内に入ると、ゆったりとして、ゴージャスな空間が目に飛び込んでくる。
そして注目すべきは、駐車中に左右の車体側面を外側へせり出すことができるスライドアウトという構造だ。
海外製キャンピングカーでは一般的な装備だが、ダイニングやキッチンがある車体右側が500mm近く、左側はリビングがある前方から中央部、寝室がある後方部がそれぞれ600mm近く外側に出る。
室内幅を最大で約2,311mmにすることが可能なので、是非記事内の写真を見て欲しい。
それから、リビングには、4人掛けが可能なエボニーのレザー製ソファーに40インチの大画面テレビ、煖炉風ヒーターや2段式の大型冷蔵庫などを備えている。
棚類はウッド製で、室内に落ち着いた雰囲気を醸し出している。
車体右側にあるダイニングには、テーブルとレザーソファーを配置。
その奧には、ガスコンロや流し台、電子レンジなどを備えた、使い勝手がよさそうなキッチンもある。
プロパンガスを搭載できるため、室内で気兼ねなく火を使った調理もできる。
他にも車体中央部にはトイレも備えたバスルーム、奧にはキングサイズのベッドや衣装の収納スペースなども完備している。
室内高は約1,981mmあり、高い天井には優しい光を放つLED照明も備えていて、就寝人数は6名となっている。
まさに、高級リゾートホテルにあるスイートルームのようだという。
高級キャンピングカーのニーズ
主な顧客は会社経営者などの富裕層だそうだが、それは想像どおりだろう。
北海道から沖縄まで、全国にユーザがいるとのことで、ほとんどが現金などの一括購入で、会社名義で登録するユーザがほとんどだということだ。
また、多くが購入して3~4年で新型モデルに乗り換えるそうで、極端な例では購入して2年後、最初の車検がくる前に次のモデルに買い換える顧客もいるという。
その理由の1つとしては、毎年ニューモデルが登場するので、それを追いかけるユーザも多いことが挙げられる。
まとめ
高級キャンピングカーは、納期までに1年を要するようだ。
もちろん、細かい部分まで自分好みにカスタマイズすることもでき、船よりもキャンピングカー買うという富裕層ニーズが高まっているとのことだ。
自分で購入するか否かは別として、一度は乗ってみたいと思う人が多いのではないだろうか。
はたまた自分で購入するんだと意気込んでいる人もいるかもしれない。
いずれにせよ、こういった世界があることを知るということは高みを目指さなければならない。
それが、モチベーションの向上とメンタルの安定に少しでも繋がればと思い紹介してみた。
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