月曜日を憂鬱だと感じるか問題に立ち向かいやすいと感じるか

2021-09-30 投稿: 植田 振一郎

円木警枕(えんぼくけいちん)
→ 勉学に一所懸命励むこと。

勉学に励んだことがあるだろうか。

個人的な話になるが、本気で勉強した期間がある。

高校を卒業して、さてどうするかというタイミングのときである。

当時、私の周りの仲の良かった友人たちのほとんどが東京を目指すという選択肢を取っていた。

私自身も、1人介せば誰かと繋がる広島の地に嫌気がさしていたのもあって、大都会東京を目指すことにした。

とはいえ、なにもない状態で上京しても意味がない。

とりあえず、大学へ行けば4年間という時間ができるという浅はかな考えもあって、大学進学という選択をした。

そこそこ自分では賢いと思っていたので、適当に大学を選んで受験した。

ところが、高校3年生のときのいわゆる現役のときには、見事に全校不合格の烙印を押された。

周りの友人たちは、次々に東京行きを決めている中で、残酷な結果となった。

高校3年生から東京の大学生になるために

仲の良かった友人たちがいなくなってしまった広島にいてもすることはないし、とにかく悔しかった思いもある。

そこで1年浪人して再び上京するという道を進む選択をした。

河合塾に通い始めるのだが、最初のクラス分けの試験がある。

どうせ受験するなら、国公立のレベルの高いところを目指そうと意気揚々と試験をした結果、全体の偏差値が確か38とかで40にも満たなかった記憶がある。

あ、私はこんなにも学力のない人間だったんだと気付かされた瞬間でもあった。

そこから、約10ヶ月間という時間で勉強をしていくのだが、早々に全教科をやっていては同じ轍を踏むと判断した。

そこで、教科の中でも比較的好きな、国語、英語、地理の3つで受験できるところにフォーカスした。

ただ、染みついたサボりぐせは、なかなか抜けるものでもない。

本当の意味で本気になったのは、本格的に夏が訪れる少し前の7月くらいだったように思う。

年明けに上京することだけを夢見て、とにかく追い込んだ。

そして、翌年の2月に上京の切符を手に入れた。

大学生になってわかったこと

憧れの東京。

そこでの生活はとにかく刺激的で楽しかった。

広島では繁華街に出ることを街へ行くと表現する。

そんな広島の街を圧倒的に凌駕する街が東京にはいくつもある。

それこそ、山手線の一駅一駅のエリアが広島の中心地を余裕で超える規模感だ。

街と人の派手さは飽きさせることなく、まさに眠らない街を10代最後の私に見せつけてくれた。

とはいえ、なんの目的も持たずに上京した大学生だ。

場所が変わっただけで、大学受験のときに必死に勉強したことなど、ほんのひとときの過去に過ぎない。

大した目標もなく、ただただ流れる日々を送る。

大学生から社会人になってわかったこと

これも何度も発言していることだが、大学とは目標がない人たちの時間稼ぎの場である。

もちろん全員が当てはまるわけではないし、きちんと将来を考えて過ごしている人もいるが、圧倒的に少数派だ。

そんな大学生も医学関連や大学院を目指さない限りは、4年間で出ていくのが基本だ。

出ていった先にあるものは、社会人という世界だ。

そんな社会人になって年月を重ねていると、あることに気がつく。

そう、頑張っていない自分だ。

勉学に励んでいた受験生の頃の自分に胸を張って見せられる大人になっていない人が多いという実態だ。

学ばなければいけないとわかっていても、なにかしら言い訳をして気づいたら明日を迎えている。

月曜日の感じ方

社会人になると、月曜日の感じ方がが変わるそうだ。

「憂鬱な月曜日」を研究で裏付け、組織がとるべき対策は

(出典:Forbes)

月曜から金曜までの典型的な勤務形態で働く従業員たちは、週はじめの月曜日をどのように認識しているのだろうか。

この疑問に関しては、憂鬱な月曜日という考え方と、休息と再充電が行われた後の月曜日は、問題に立ち向かいやすいという考え方がある。

こうした対立する2つの仮説を検証した研究結果が、このほど発表された。

この記事の冒頭の部分を引用させてもらった。

 

まずは、憂鬱な月曜日という見解についてだ。

従業員は週末の休息のあとで職場に戻ることを快く思っていない。

週末の2日間休んだ後で、仕事を再開しなくてはならないだけでなく、次の週末の休息まで、あと5日もあるからだ。

一方で、この仮説が正しければ、週末が近づくにつれて気分は上向きになり、金曜の午後には何が起こっても対処できるような準備万端の状態になっているとなるはずだ。

これに対して、月曜日には、休息明けで充電完了という仮説を考えてみよう。

週末に休みをとった後の従業員たちは、月曜朝にはフル充電の状態で出勤している。

そのため、週明けの従業員にはより対応力があり、仕事のストレスにうまく対処できると考えられる。

ただし、この仮説が正しければ、曜日を重ねるにつれて従業員は疲弊し、仕事上のストレスへの耐性を失っていくと考えられる。

 

2つの対立する仮説のうち、どちらが従業員の実体験に合致しているかを検証した。

その結果、憂鬱な月曜日の仮説のほうが、従業員の体験とよく合致することがわかった。

週のはじめには、従業員は仕事の満足度をより低く評価し、また、仕事でストレスをより多く経験すると答える傾向にあった。

加えて、ストレス要因の一部と、仕事の満足度とのつながりは、月曜日にはより強かった。

これは、週明けすぐの従業員は、ストレスに対してより敏感である可能性を示唆している。

月曜日の憂鬱からの開放

従業員のストレスの考え方をまとめてみる。

金曜日は、ストレス要因に対してよりうまく対処し、時には無視することさえできる。

その週のストレスへの曝露は終わりに近づいていると知っているからだ。

反面、月曜日に遭遇したストレス要因は、その後の数日間にわたって付いてまわる可能性がある。

従業員は、自身のストレス要因への対処能力を低く見積もるのかもしれない。

その結果、ストレス要因をより深刻なものと受け止め、仕事の満足度が低下すると考えられる。

 

また、長期休暇と週末はどちらもオフの時間であるが、それぞれが従業員に与える影響は異なる可能性がある。

一般に、従業員は長期休暇が近づくにつれて仕事量が増加すると報告することが知られている。

長期休暇には、事前準備が必要であり、このことが休暇前の全体的なストレスが増す原因になるという。

ところが、休暇明けの従業員は幸福感の上昇と、燃え尽き感の低下を報告する傾向になるというポジティブな結果が出ている。

注意しないといけないのは、このポジティブが長くは続かないということだ。

まとめ

子どもから学生時代を経て社会人になっても、染みついた感覚というのは簡単に変えることは難しいのかもしれない。

今回紹介した研究発表を参考にするならば、組織が実施するウェルネス活動のスケジュールは、従業員のニーズがもっとも高まる週明けに設定すべきだということだ。

同様に、ストレスの引き金となりうる大規模な組織改変は、週末に近い日に実施するのがいいということだ。

これは、組織のみならず人間関係の付き合い方としても当てはまるように思うので、是非参考にしてもらいたい。

 

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