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2021年7月23日 投稿:ueda

Twitterの戦略から読み取るSNS戦国時代がまだまだ続く理由

迂疎空闊(うそくうかつ)
→ 事情に疎く実際に役に立たないこと。

機械には疎いとか堂々という人がいる。

そういう人たちを見ると、なんてツマラナイ人生を生きているのだろうと思うことがある。

テクノロジーの進化にはワクワクしかないのに、最初から拒絶するマインドが理解できない。

なぜ一度は受け入れてみようとすることをしないのだろうか。

そのマインドは思考停止に繋がるし、結果として損をしていることが多々あることにもっと気づいた方がいい。

という冒頭には、私自身への戒めでもある。

いくつになっても、ワクワクを求める人でありたいという宣言でもある。

その中で最たるものは、SNSの進化かも知れない。

注目のSNSは?

今この瞬間、一番勢いのあるSNSはなにかを考えてみよう。

世代によって答えが異なるところなのは否めないが、より若い世代はTikTok、そこからInstagram、Twitter、Facebookといった流れだろうか。

私はその中でもTwitterに注目している。

Twitterの創業者である、ジャック・ドーシーが発表したTwitter改革ともいえる施策に注目をしている。

直近の第2四半期決算発表があった。

ツイッター、第2四半期売上高は予想超え 広告収入拡大 株価7%高

(出典:REUTERS)

 

ターゲットを絞った広告ツールの強化が寄与したこともあり、売上高が市場予想を上回った決算となった。

総売上高は前年同期比74%増の11億9,000万ドル(約1,310億円)という発表だ。

中でも広告収入は87%増の10億5,000万ドル(約1,155億円)ということで、絶好調となっている。

広告閲覧が可能な1日当たりの平均アクティブユーザー数(mDAU)は2億600万人ということで、第3四半期の発表も楽しみである。

TwitterとInstagramの戦略

Twitter(ツイッター)に注目している理由として、様々なサービスをリリースしている点を挙げた。

その1つが、Instagram(インスタグラム)で人気のストーリー機能だ。

投稿が24時間で消えるという機能である。

 

Instagramは2016年には、質の高い写真を投稿するプラットホームとしての地位を確立していた。

ところが、ストーリー機能を独自でリリースしなければならない事情があった。

Instagramは2012年にFacebookに買収されており、Facebookのトップであるマーク・ザッカーバーグは、とあるサービスに驚異を感じていた。

それが若者を中心に爆発的に拡まっていたSnapchat(スナップチャット)である。

Facebookは、競合となりそうなサービスが現れると買収するという手法で大きくなった。

2014年には、WhatsApp(ワッツアップ)を190億ドルという破格での買収を行っている。

当然、Snapchatも買収の候補に挙がり、約3億ドルで買収を試みたけれども失敗に終わっている。

Facebookのスゴいところの1つが、買収が失敗に終わると、そのサービスのいいところをとことん模倣して自社サービスで展開するというところだ。

 

ストーリーもまさにその1つで、本家のオリジナルサービスを超えてくるあたりがマーク・ザッカーバーグの手腕なのである。

Instagramは質の高い写真を投稿するという場として認知されていたところに、投稿が消えるストーリーはその基準に満たない写真をアップロードする場としての選択肢を与えたということだ。

ストーリーの登場により、ユーザーはより気軽に投稿できるようになった。

加えて、Snapchatのユーザーがストーリーを共有できる相手は親しい友人などに限られていたのを、アカウントをフォローしている人なら誰でも見れる仕様にした。

ユーザー同士での盛り上がりに拍車がかかり、Instagramの地位はより盤石になっていくのである。

 

一方で、Twitterもストーリーと同様の機能である「フリート機能」を2020年に実装した。

SnapchatやInstagramを模倣した機能である。

ところが、予想に反して伸びることがなく、2021年8月3日をもって、このフリーと機能を廃止すると発表した。

その敗因としては、そもそもTwitterはリアルタイム性が強いSNSなので、ツイートの寿命が短い。

つまり、リアルタイムの情報だったり、何気ない思いつきの投稿をする場であることが多いので、24時間以内の賞味期限がほとんどだということだ。

ユーザー側に投稿が消えるというメリットがあまりなかったという結果だろう。

このことについて、ネガティブな意見もあるが、私はTwitterの積極的なトライ・アンド・エラーだとポジティブに捉えている。

こういった挑戦がなければ成長はないし、他にもいろいろと仕掛けをしているからである。

Twitterの仕掛け

ジャック・ドーシーがどんどんやるぞという意思を表明してから、実際に動きが活発化している。

先に述べたフリーと機能もそうだが、有料のサブスクリプションとしていくつかの機能や特典を提供する「Twitter Blue」の提供を開始した。

まずはオーストラリアとカナダでスタートしており、利用料は月額3,49カナダドルまたは月額4,49豪ドルとなっている。

リリース発表時点で、3,49カナダドルは約317円、4,49豪ドルは約379円という価格だ。

Twitter Blueでは下記の3つの機能が実装されている。

  • アンドゥツイート機能
  • ブックマークフォルダ機能
  • リーダーモード機能

アンドゥツイートは、ツイートや返信が実際に投稿される前にプレビュー画面が表示され、内容を確認したりアンドゥ(送信の取り消し)を選択したりできる機能だ。

タイプミスを発見したり返信相手の入れ忘れを見つけたりできて、プレビュー画面のタイマーは最大30秒まで設定できる。

ブックマークフォルダは、保存したツイートを整理し、簡単に見つけられるようにする機能である。

リーダーモードは、スレッドとして長くなっている一連の投稿を整形し、読みやすくする機能だ。

他にも特典として、スマートフォンのホーム画面用のカスタマイズできるアプリアイコンや、Twitterアプリの新しいカラーテーマが用意されるとのことである。

また、Twitter Blueを契約しているユーザー向けのカスタマーサポートが設置される予定だ。

 

立て続けに「Super Follows(スーパーフォロー)」および「Ticketed Spaces(チケット制スペース)」をアメリカの一部ユーザー向けに提供開始の発表をしている。

スーパーフォローは多くのフォロワーを持つ人たちが、月々の課金と引き換えにに特別なコンテンツなどを提供できる機能だ。

月額料金を2,99ドル、4,99ドルおよび9,99ドルの3段階に設定し、各料金プランごとに提供する内容をカスタマイズできるとのことだ。

チケット制スペースは、有料チケットを買った人だけが参加できる場を設けられる機能である。

チケット1枚につき1ドル~999ドルまで値付けできるほか、5人~100人まで規模を設定できる。

また、このチケット制スペースは誰もが主催できるわけではない。

ホスト本人は18歳以上、1,000人以上のアクティブフォロワーを維持していること、過去30日以内に少なくとも3つのスペースを主催してることなどの条件がある。

まとめ

こういったTwitterの積極的な仕掛けが、フォローワー数の多い人たちにどういったマネタイズ方法が生まれてくるのか、主流になってくるのかに注目している。

可処分時間が様々なコンテンツによって奪い合いの中、情報を気軽に発信できるTwitterのポテンシャルはまだまだあると思っている。

ということで、私のTwitterも是非フォローしてもらいたい。

 

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植田 振一郎 Twitter

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