一長一短(いっちょういったん)
→ 長所もあれば短所もあるということ。
長所もあれば短所もあるという言い回しはとても便利な言葉だ。
面白い記事をつけたので、その観点で投資についての長所と短所を書いていこう。
(出所)日経ビジネス
まずは紹介した2つの記事を読んで欲しい。
投資に興味のある人はサクッと読めるはずだ。
テンバガーとは?
株価が購入時の価格から10倍にまで跳ね上がった株のことだ。
一般的には、10倍までいかなくとも、900%の増加がみられた場合にはテンバガー(10 bagger)とみなされている。
テンバガーという言葉は、伝説の投資家とも言われている米国のピーター・リンチ氏の著作であるOne Up on Wall Streetの中で使用したのが始まりとされている。
バガーとは、野球用語で塁打を意味しており、塁打とはベースを踏んだ数のことだ。
ヒットを打てば1塁まで行くので塁打は1、ツーベスヒットは2塁まで行くので塁打は2、ホームランは塁打が4となるわけだ。
つまり、1試合で10塁打を記録することがテンバガーで、手がつけられない状況という意味に重ね合わせている。
ミーム株(Meme Stock)とは?
正直、私はこのミーム株(Meme Stock)というものを知らなかった。
今回発見した記事がとても参考になったので、ここについてはメモがてら残していこうと思う。
ネットスラングで流行りを意味するミームという言葉に由来し、短期間のうちに100倍近くまで株価が暴騰することで注目されているそうだ。
そんな夢のような株は、アメリカのBBS(インターネット上の掲示板)である「レディット(Reddit)」と呼ばれるプラットフォームから探すらしい。
日次アクティブユーザー数は約5,200万人という驚異の数字を叩き出している。
日本とは比較にならないとはいえ、投資に興味のある人、というよりは投資をしている人の数が違うことがよく反映されている。
そのBBS内でのやり取りについては、1.で紹介した記事を参照にしてもらいたい。
その中に、聞いたことがある人もいるだろうが、ゲームストップ(GameStop)のことにも触れられている。
この案件はまさにBBSで盛り上がった結果が生み出したものだが、ミーム株は極めてリスクの高い投資というところは、頭の片隅に置いておきたい。
ミーム株の特徴
ハイリスク・ハイリターンのミーム株の空売りのターゲットにされやすいという特徴がある。
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ショートスクイーズの誘発
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ウォール街への反骨心
空売りの知識がないと理解できないので、軽く空売りについて説明しよう。
空売りとは、証券会社などから株式を借りて売り建て、決済期日までに買い戻して株式を返却してその差額で利益を狙う取引のことだ。
決済期日までに株価が下がれば下がるだけ利益になる。
逆に株価が上がれば上がるだけ青天井で損をするので、空売りから生じる含み損に耐えきれなくなると、損益を確定する。
損益を確定させることを、ポジションを解消するというのだが、空売りの場合のその行動は株を買うということだ。
ヘッジファンドと呼ばれるような大きなところがその行為を行えば、買いが買いを呼ぶ。
これがまさにミーム株への投資戦略ということになる。
そして、もう1つ、ウォール街に対する根強い嫌悪感が連動すると、とんでもない作用を生み出すことがある。
先に述べたゲームストップ(GameStop)は、まさにこの2つが連動した事例だ。
投資について
お金という存在については、定期的に書いていこうと思っている。
まず、投資に興味がないという人はいないということだ。
というのも、日常生活で行っている消費は投資の一部だからだ。
なにかを買うときに、それがいいという判断で買っているはずだが、その指標は様々だ。
単純に価格が安いから買うという人もいれば、高くてもモノがいいからそっちを買うという人もいるだろう。
それから、正しい投資というものも存在しないということも書いておこう。
自分のものに消費 = 投資するのもいいだろうし、stak社のように企業を立ち上げることもある意味で投資だ。
もちろん、日々の生活においてそんなことはいちいち意識をしていないはずだが、生活に密着していることは間違いない。
だからこそ、どういった投資をしていくかは、はやい段階から学ぶ必要がある。
それを私はファイナンス教育と呼んでいて、教養として最重要カテゴリに入れている。
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