ひと目見ただけで、はっきりよくわかること。
シンプルにすることはとても大切で、ひと目見ただけで誰もがわかるというのは、簡単なようで難しい。
例えば、絵を書いてみたとしよう。
テーマが猫であっても感性は人それぞれなので、それが熊やパンダに見える人もいるだろう。
全く別の動物に見える人、もしかすると動物にすら見えない人もいるかもしれない。
なぜ、そういった現象が起きるのかを考えてみた。
いきついた答えは、ターゲットを明確にしていないからというものだ。
つまり、万人に理解されようとするものを創ろうとしてかえって理解されなくなっているということだ。
10代から60代まで幅広くとか、どの国の人にもとか、最近だとセンシティブな問題に発展することも多いが、性別もそのカテゴリに当てはまるだろう。
要するに、ターゲットを絞ることで、はっきりよくわかる世界が生まれる。
最近、SNSの中でもTwitterを強化しておけば、いいことがあるかもしれないと説いている。
その所以が、まさに掲載させてもらったNewsPicksの記事である。
もちろん、この記事以外のリソースもあるのだが、とてもわかりやすい図解だったので、はっきりと覚えている。
ただ、面白い現象が起きた。
これだけわかりやすい図解にも関わらず、Twitterを強化する理由としてこの記事を読むように伝えても、よくわからなかったという人が数人いたのである。
まさかと思ったが、そもそもSNSとはなんなのか、Twitterが登場した経緯、他のSNSとの関係値等がわかっていない人からすると、結局よくわからないとなるのだ。
サラッとTwitter以外のサービス名が入っていることも、私からすればノンストップで通過するところが立ち止まってしまうポイントになる。
それが原因で最後まで読めなかったという人もいるのだ。
個人的にはNewsPicksの記事は重宝しているところが多い。
特にこの図解シリーズのようにあっという間に読めるトレンドの記事は移動時間等に読めるので、とてもオススメだ。
テキストのまとめ方もさることながら、図解がとてもいい。
わかりやすさとオシャレさが絶妙で、とてもよくできたデザインのものが多いと、いつも感心させられる。
こんなメディア記事が量産できたら楽しいだろうなと思ってしまう。
ところが、経済やこの類のトレンドに興味のない人からするとノイズになる。
一体、どのくらいの人が理解してわかりやすいと思ってくれているのか。
もちろん、その記事にもよるが、そのバランスはもっと調べてみたい気がする。
その理由は簡単だ。
stakという機能拡張モジュール型IoTデバイスという、なにそれ?となるIoTデバイスの企画から開発を行っている。
今でこそ、業界を絞ってstakをピンポイントでドブ板営業的な感じで攻めているが、様々な業界からいいねをもらうと万人受けを狙ってしまう。
あの企業にもこの企業にも取り入れてもらおう、そのためにはこの機能が必要で、システムはこうしてとなってしまう。
そうすると、なかなか必要な部分が見えてこず、まずはどこからやるの?というのが見えにくくなるのだ。
ましてや、機能拡張という新ジャンルに挑戦しようとしており、その部分だけでも十分にハードルが高いのに、ターゲットが絞られていないとなるとコンセプトが散らかる一方だ。
リスクを最小限にしようとした結果が、よくわからないものになっていくことを実体験している。
そこから仕掛けを始めているのが、まさに今で攻めの方向に切り替えたstakに是非注目してもらいたい。
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