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2021年4月12日 投稿:ueda

一族郎党(いちぞくろうとう)

血縁関係にある者とその従者。

今の時代は、姓を残さないといけないとか、墓守を誰がするかといったような問題提起は少なくなったと思う。

もしかすると自分の周りだけで、実際には残っているのかもしれないが、そういう意識を強く持つよりも、開放していくことを推奨している側の考え方だ。

つまり、その意識が強すぎると返って揉める要素が増えると思っている。

最もそれが顕著になるのは、相続の場面だろう。

個人的にもそんな場面にここ数年、何回か経験したことがあるのだが、簡単にいうとお金で揉める。

結局、この人もお金やモノが欲しいだけなんだと、心底がっかりさせられる機会があった。

 

遺産相続トラブルのよくある事例と円満解決の対処法7つ

まず気になるデータだが、家庭裁判所が受け付けた遺産分割審判の件数は、この10年あまりで約30%、約2.3倍も増加しているという事実だ。

また、審判となる遺産の額を見てみると、1,000万円以下の相続で全体の約32%。5,500万円以下になると約42%となっている。

他の情報によると、300万円程度の相続で約30%の人が法廷で争うということをしているというものもあった。

自分の経験にもリンクするのだが、通夜や葬式のときには悲しそうな顔をして、なんなら涙まで流していた人が、サラッと故人のお金を持っていく。

この場面を目の当たりにしたときに、やはり人間なので感情的になる部分はあった。

血縁関係では叔父には当たらないのだが、ずっとオジさんと呼んで慕っていた人を1年半前に亡くした。

肺の病気で、なかなか弱音を吐くような人ではなかったが、最期は苦しそうだった様子が明らかに伝わってきて、今でも思い出すと胸が痛くなる。

介護施設や病院に入っていた時期には、できるだけ顔を出すようにした。

天気のいい日には、車椅子に乗せて散歩に行ったりと、オジさんのためにと思ってやっていたことは、実は自分にとってもリラックスできる貴重な時間だった。

そんなオジさんが亡くなった後に世話もしたこともない親族がサラッと取り分を主張している姿を目の当たりにしたとき、正直、腸が煮えくり返った。

 

別に自分に遺産をよこせというわけでもないし、残ったモノをくれといっているわけではない。

ただただ、人がこの世を去るということに対する感謝とリスペクトが全く感じられないことに憤りを感じた。

では、どうすれば良かったのかと問われれば明確な応えを持っていないし、精神論しかないといわれてしまえば、それまでなのだが、なんともやるせない気持ちになった。

結局、お金が欲しいだけなんだ。。と。

そして、そのお金は有意義に使われていくのだろうか。。と。

 

日本の個人金融資産は1,500兆円あるといわれている。

その多くのお金は動いているお金ではなく、いわゆるタンス預金という位置づけだ。

お金に関しての考え方もいろいろあるだろうが、経済を発展させていくには、できるだけ回していかないといけない。

なぜなら、発展をしていかなかれば人類の進歩は止まってしまうからだ。

その進歩を止めないようにするためには、新しい取り組みをあらゆるジャンルで始めなければならない。

となると、お金がかかる。

そもそも、起業をしたり新規事業を始めるという人たちは少数派だ。

その多くは成功よりも失敗する。

けれども、人類の発展には挑戦する人が必要で、その人や企業を応援する意味でもお金を託すということが必要になる。

その循環が生まれない根本にあるのが、この相続という問題のような気がしている。

 

要するに、自分のところにお金を引き込むことばかりを結局は考えて、それを使わずに寝かしておく。

結局、お金を少しでも持つことで自分だけは安心したところにいることを優先してしまっている。

stak社を作ってから、とにかく自分のお金もこれでもかというくらい出している。

身銭を切らなくては本当の意味での覚悟はできないというか、真剣にならないという持論がある。

もちろん、破綻してしまったら終わりなのだが、それでも実現したい、自分で作り出したい世界があるからだ。

少しでもお金が有意義に使われる世界になることを、心より願っている。

それが、故人に対する最大のリスペクトではないだろうか。

 

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植田 振一郎 Twitter

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