一樹之陰(いちじゅうのかげ)

2021-04-07 投稿: 植田 振一郎

人と人との出会いは、すべて前世からの因縁であるということ。

いつの時代に出会った人との付き合いが多いかを考えてみた。

自分自身の場合は、圧倒的に社会人になってからだということに気がついた。

ただ、それも時代によってもちろん変化していることも事実だ。

中学生のときは同級生だし、高校生のときも同級生や中学生のときに知り合った人が中心なのは、そこから先の未来がまだないので当たり前のことだ。

それから、1つの持論がある。

出会いによって付き合っていく人を変えていかないと成長が鈍化するということだ。

つまり、ずっと同じ人としか付き合っていない人は視野が狭かったり、新しい取り組みをせずにずっと同じ場所にいたりするので、なにも変わらない。

大学で東京に行くことを選んだ。

それは、中学生から高校生になるにつれて、広島という場所から離れたいという気持ちが強くなっていった。

理由は簡単で、なんて小さな街なんだろうと感じる機会が増えたからだ。

どこの中学だったかとか、地元はどこかという話から、必ず誰々を知っているか?という話になる。

そして、1人介せば必ず知り合いが出てくるという狭い地域性に本当に嫌気がさしていた。

当然のように広島を出た。

 

大学で上京することになるのだが、夏休みや冬休みになると帰省するのだが、そのときには中学生や高校生だったときの友人に会うこともあった。

それこそ、最初の夏休みに帰省したときは、久しぶりに会う友人たちとの会話が楽しかった。

でも、大学1年生のときの冬休みになって帰省したときに少しの違和感があった。

次の長期休みである春休みになると、その違和感が自分を変えた。

それは、ずっと広島に残っている友人たちの会話が変わっていないということに気づいたからだ。

夏休みに聞いた話を冬休みにも春休みにも全く同じ話を聞いていること、それから、結局は話題が中学や高校のときのものになるということに気づいたのだ。

最初は楽しいと感じていた時間が、徐々にこんな時間を過ごすことが果たして自分にとっていいことなのか考えさせられるようになり、最後には苦痛に感じるようになった。

そこから離れるまでに時間はかからなかった。

勘違いして欲しくないのは、自分が特別だといっているわけでもないし、その友人たちを下に見ているわけではない。

ただただ、自分のいる場所はここではないという違和感が確信に変わったということだ。

そこからは、仕事や自分が高みにいくためにどうすればいいのか、そういう方向に舵を切った。

結果として、今は株式会社stakという会社のCEOになっている。

 

人の出会い方は昔と今は大きくことなっている。

テクノロジーがこれだけ進化している時代に簡単にマッチングアプリなどで出会えるようになった。

一長一短あれど、個人的にはプラスの要素が多いように思う。

マッチングサービス・アプリの認知度は27.0%、うち利用経験者は57.1%

こんなデータが出ているが、約半年前のデータなので、今はもっと増えていることだろう。

それから、若い層になればなるほど、マッチングアプリに対する抵抗感が低くなっているのも特徴的だ。

このことに関して、否定的な意見を持つ人も多いが、いつの時代も出会いというものを求めていろいろとツールが変わってきているだけだと感じている。

自分たちの世代ではポケペルだったりPHSというツールを使って出会いを求めていたし、もっと前の世代だって別のツールを使って出会おうと必死になっていたことも聞く。

テクノロジーの進化によって、出会いも変わっていくのだ。

そのことに対して、否定的な意見ばかりを述べるのではなく、まずは使ってみるとか理解を示そうとする姿勢を持つ人が増えればいいと感じている。

 

あのとき広島を出たいと感じて、戻ったときに居場所がないと感じるような人間が増えないようにするには、この方法が最適なのである。

そうそう、イノベーションが起こせる人たちというのは、まさにここの層の人間だという自負もある。

 

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