一日千秋(いちじつせんしゅう)

2021-04-03 投稿: 植田 振一郎

一日三秋が転じたもの。非常に思い慕うこと。また、待ち遠しいこと。

留守番中の妹を亡くした兄が取った驚きの行動漫画『三丁目の夕日』(第64巻)

東洋経済の記事で知ったのだが、こんな漫画がある。

昭和30年代の日常を描いた漫画ということだが、今の時代でもスッと入ってくるように感じるのは、昭和に生まれているせいだろうか。

どこか哀愁があるのだが、暖かさを感じてしまう。

そして、自分の本能に従って起こした行動が、いかに愚かだったかを思い知らされる展開というのは、時代を問わないことも同時に感じた。

このお兄ちゃんはとてつもなく自己嫌悪に陥っただろう。

また、その後のリカバリーするための思考がとても素敵だ。

個人的な感想としては、残念ながら妹の愛子ちゃんは、時を戻したとしても助かることはない。

でも、兄という立場を全うしていることに胸が熱くなった。

 

昭和という時代なので、今の時代とは大きく異る場面も多々ある。

家の中や背景はもちろん、おやつが缶詰だということ、友達が家まで遊びの誘いに来るところ、お医者さんを呼びに走っていくあたりがまさにそうだ。

ところが、この描写が邪魔しているどころか、逆に哀愁を増す効果に繋がっているように思う。

まさにノスタルジーの感情が溢れてくる作品だ。

自分の実体験ではないのだが、なぜか共感できてしまう、そんな感覚は不思議だが、心を落ち着かせてくれる。

こういう話をすると、起業した当初を思い出す。

Retro Market

もしかしたらと思い、過去データを漁っていると、こんなものが出てきたので掲載しておこう。

今、改めて見ると酷いデザインだと苦笑するしかないのだが、これが企業当初のプロジェクトだ。

何度か登場しているが、「Retro Market(レトロマーケット)」というレトログッズに特化したフリマアプリだ。

このプロジェクトをやろうと思ったきっかけも参考になる人もいるかもしれないので、記録しておこう。

 

掲載したサイトデザインのNews & Topicsのところを見てもらえればわかるが、2013年となっている。

このRetro Marketプロジェクトを発足して、走り始めたのがまさにその頃だったと記憶している。

退職して東京で起業を考えていたのだが、その話がなくなりどうするか考えていたのだが、とりあえず久しく離れていた地元の広島に戻ることにした。

東京に憧れて、東京に行く理由が欲しくて東京の大学に進学することにした。

そこから約10年東京での生活、2年と少しの間は上海での生活というキャリアだ。

広島に戻ってから特にすることもなく、さてどうするかと考えていた。

とはいえ、すぐに見つかるはずもなく、まだ健在だった祖父や要介護の祖母がいたので、母親と一緒に広島の北部の庄原というところに頻繁に行っていた時期がある。

田舎に行くと、掃除を頼まれることも多く、粗大ゴミを有償で回収してくれる施設へ運んだりすることもしばしばあった。

そんなゴミの中には、全く使ったこともないのに、なぜか愛着が湧くようなモノがある。

これはもしかしたら自分以外にも同じように思う人がるのではと、ヤフオクなどのネットオークションサイトに出してみると、売れるのだ。

ゴミとして捨てようとしていたものが売れていく。

その理由は、自分が生まれる前の時代のものなのに、なぜかそこに愛着を覚えて近くに置きたくなるという不思議な感情が人間にはあるからだ。

まさに、ノスタルジーの感情なのだが、それをビジネスにしてみようというのがきっかけだった。

 

レトロとITの融合。

当時はこのワードをよく使っていたように思う。

結論、Retro Market(レトロマーケット)プロジェクトは、とんでもない終わりを迎えるのだが、今でもちゃんとやれば、そこそこちゃんとしたプロジェクトになると思っている。

もし当時やっていたことを聞きたい人や手伝って欲しいという人がいれば、いつでもお応えしよう。

それから、実はこのときの発想と経験が、IoTデバイスのstakにも引き継がれていることは、少しずつ小出しにしていこう。

 

【Twitterのfollowお願いします】

植田 振一郎 Twitter

stakの最新情報を受け取ろう

stakはブログやSNSを通じて、製品やイベント情報など随時配信しています。
メールアドレスだけで簡単に登録できます。