ひとこと声をかけてもらった恩を忘れず感謝すること。
当たり前になってくると小さな感謝を忘れがちになってしまう。
常に感謝の意を忘れずにということは、もちろん大切なのだが、なかなかできていない自分がいる。
40歳を前に思うのだが、若者はといっている大人ほど大人になりきれていないように感じる。
別に若者に支持されたいとかそんな願望はないのだが、逆の立場だったらと考えるようにしている。
あるいは、自分と重ね合わせると、少なからずその人のすごいところ、いいところが見えてくる。
自分にはできなかったことができる若者には、純粋に敬意を払う。
老害と呼ばれないようにするために、気づいたら自分も老害になっていないようにするために大切なことは、ただただ感謝のような気がする。
それも大きなものだけではなく、日々の当たり前を届けてくれている人たちに感謝の気持ちを持つことだろう。
「シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキング【完全版】」
そうして歳を重ねたとき、シニアと呼ばれる世代になる。
シニア世代がストレスを感じない都道府県ランキングというのが発表されていたので、興味本位でのぞいてみた。
都会よりも地方、いい方は悪かもしれないが田舎の方が当然ストレスを感じないだろうというイメージがある。
その仮説のもと、実際にデータを見てみると、男性と女性で乖離があることに気づいた。
この発見は面白い。
同じように歳を重ねているはずの男女が全く違う回答となっていることに注目したい。
男性の1位は徳島県に対して、女性の1位は鳥取県となっている。
男性の鳥取県はなんと47位という最下位である。
女性の徳島県は27位というほぼ真ん中という順位となっている。
更に気になったのは、stak社は広島に拠点を置いている関係から、どんなランキングでも広島県の順位はやはり気になってしまう。
男性の広島県は19位と毎度の中途半端な位置づけである。
一方で女性からすると9位まで一気に上昇する。
もっと注目したいのが、シニア女性にとってストレスが少ない都道府県のベスト10の中に中国地方が4つ入っている。
山口県だけが、34位と足を引っ張っているが、その他の県はかなり評価が高い。
中でも鳥取県と島根県が1位と2位を独占している。
人口が少ない都道府県でも1位と2位の順番だし、全国的にも知名度の低い山陰地方の県が善戦している。
ちなみに鳥取県の人口は約55.2万人で全国最下位、島根県の人口は66.8万人で46位だ。
人が少ないところの方がシニア女性はストレスを感じにくいということだろうか。
いずれにせよ、こんなにも男性と女性で差が出ていることが、とても不思議で面白いと感じた。
そして、総務省の統計によれば、2020年には65歳以上の高齢者の割合は、総人口に対して28.7%に上ったというデータが冒頭にある。
もはや、4人に1人どころではなく、3人に1人に近い人が65歳以上ということだ。
注意してほしいのが、65歳以上となっているところだ。
一昔前は60歳が定年といわれていたので、60歳以上を高齢者と仮定したらより割合が高くなるということだ。
シニア世代のストレス発散方法等も書いてあるが、それよりももっと重要なことがある。
日本企業が世界で戦えるカテゴリが残されているとすれば、ここしかないかもしれないというところだ。
それは、超高齢化社会のシステム化である。
世界を見渡しても、ここまで高齢者が多い国は珍しい。
当然、様々な問題が出てくるので、それをテクノロジーを用いてシステム化をしていくということだ。
先進国はもちろん、発展途上国と呼ばれている国もいずれ高齢化社会となるのは歴史が証明している。
であれば、そのシステムを構築して世界に出ていくことができるチャンスがあると捉えることも可能だ。
実はそのポジションをstakで狙っていたりもする。
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