何事にも一言述べなければ気がすまない人。
春は出会いと別れの季節。
この言葉ももはや使い古されたものだが、大きくなっていく姪や甥を見ているとそれを感じる。
以前も書いたかも知れないが、7人の姪と甥がいる。
年齢が一番上の姪は来年小学校6年生になる歳で、春休みになって会う機会があったので、いろいろ聞いてみた。
普段この世代の子たちに触れ合う機会もないので、ついつい聞くことが多くなってしまったが、とても面白かった。
クラスには37人在籍していて、全部で4クラスあること。
小学校2年生からの仲良しグループ4人で毎朝一緒に学校に行っていること。
毎年クラス替えがあって、毎年全員が同じクラスになることを願っていること。
4月から6年生で小学校最後の年なので、来年こそ全員同じクラスになることを願っている。
なぜなら、4人のうちの1人は受験をする予定で同じ中学校に行けない可能性が高いからだそうだ。
鬼滅の刃と呪術廻戦はどっちが好きかという問いに対しては、個別のキャラクターを重視するなら鬼滅の刃、ストーリー全体を重視するなら呪術廻戦と応えてくれた。
随分としっかり自分の意見をいえるようになった姪との会話に成長を感じた。
小学校卒業までの1年間。
余計なことを考えなくていいから、今瞬間をとにかく元気に明るく過ごして欲しいと願うばかりだ。
個人的に卒業というと、すぐに頭に出てくるのが、2005年のスタンフォード大学の卒業式だ。
スティーブ・ジョブズのスピーチはあまりにも有名で、締めくくりの言葉「Stay hungry, stay foolish」を記憶している人も多いだろう。
ハングリーであれ、愚かであれと訳されることが一般的だが、人によって様々な解釈があることでも有名だ。
言葉に影響力を与えられることができる人は限られている。
できれば自分もそちら側の人でありたいものだと心から思う。
そのためには、まずはなにか1つでもいいから信念を貫いてやり抜くことだろう。
時間がかかってもいいから、諦めずに継続することが大切だということは誰もがわかっている。
けれども、挑戦することは困難の連続で、上手くいかないことの方が多いから、途中で心折れて諦めてしまう。
「【卒業生に贈りたい】感謝やエールを伝える卒業ソングと応援歌」
卒業生に向けて、こんなまとめサイトがあったので紹介しておこう。
今でこそ、stakというプロダクトを胸を張って語ることができるが、起業したときは「Retro Market(レトロマーケット)」というアプリを出すことから始まった。
簡単にいうと、レトログッズに特化したメルカリだ。
きっかけは、起業するにあたり広島に約10年ぶりに戻ったことにある。
当時は特になにかビジネスアイディアがあったわけではないが、時間があったので母がまだ祖父や祖母の介護的なことをやっていたのでよくついて行った。
古民家カフェやレトログッズが話題になっていたタイミングで、田舎は宝の山だった。
試しに田舎にあったレトログッズをヤフオクに出してみると次々に売れていくので、それをビジネスにしてみようとしたのが起業の始まりだ。
またどこかの機会でこのことについては書こうと思うが、結論、アプリを出すこともできずに終わった。
そこから、stakプロダクトが始まるまでは約3年間の沈黙がある。
もちろん、その間なにもしていなかったわけではなく、いろいろ始めては終了してといったことをくり返していた。
起業した当初はIoTのことなど、全く考えたこともなかった。
人生はなにが起こるかわからない。
気づいたら、今の立場にいるということも多々ある。
興味を持ったことは、とりあえずやった方がいい。
点と点が線になり、線と線が面になり、面と面が立体となる。
その立体がたくさん繋がれば、自分の好きな世界がたくさん拡がるという持論がある。
stakが世に浸透するには、まだ時間がかかることは十分すぎるほどに感じている。
ただ、自分が理想とする世界を観るまでは、諦めることはない。
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