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2021年2月11日 投稿:swing16o

阿諛追従(あゆついしょう)

相手におもねりへつらうこと。

おもねるという言葉は普段生活していて、あまり使わない言葉の1つだ。

漢字にすると阿ると書くわけだが、そこそこいい大人になっても、未だにこういった言葉に出会うことがある。

特に現代ではスマホで仕事ができるようになっているので、文字を書くという機会が極端に減った。

その影響もあり、漢字に対する記憶が日に日に薄れているように思う。

 

少し調べてみると、2012年9月に既に日経からこんな記事が出ていた。

漢字「書けなくなった」6割 IT普及で急増

当時の16歳以上、約2,000人の回答ということで、6割以上の人が漢字が正確に書けなくなったとのことだ。

さらにテクノロージーが進化していることを考えると、もっと同じように感じる人は増えているだろう。

正直、この現状にそこまで危機感を覚えることはない。

なぜかを問われたら、すぐに調べることもできるし、普段の生活で困ることがないからである。

 

でも、教育の専門家たちは危機感を煽るようなポジショントークをくり返す。

そちら側に立ったときに、この見解は理解できる。

それは、言葉を多く知っていると、コミュニケーションを取るときに一言で片付けることができる場合があるということだ。

チャットやメールで長々と書く必要がないので、時間の短縮になる。

そんな言葉を少し考えてメモがてら列挙しておこうと思う。

  • 杞憂(きゆう):ありもしないようなことを、いろいろと心配し過ぎること。
  • 拙速(せっそく):仕上がりは悪いが、仕事ははやいこと。
  • 僥倖(ぎょうこう):思いもよらない幸い、偶然に得られる幸運、またはそれを求めること。
  • 準拠(じゅんきょ):あるものを拠り所としてそれに従う、また拠り所となる事柄。
  • 徒然(つれづれ):長々とする事、同じ状態が連続すること。
  • 勘案(かんあん):いろいろと考え合わせること。
  • 恣意的(しいてき):論理性を欠き、勝手気ままで思うがままに振舞うさま。
  • 鋭意(えいい):気持ちを集中させ、熱心に事柄に励むこと。
  • 控除(こうじょ):金銭などの額や、数量などを差し引くこと。
  • 秀逸(しゅういつ):他とは比べ物にならないほど、ずば抜けて素晴らしいこと。
  • 研鑽(けんさん):学問などを深く研究すること。
  • 誤謬(ごびゅう):間違っていること、一見正しく見えるが誤っている推理のこと。
  • 乖離(かいり):結びつきが離れること。
  • 推敲(すいこう):最適の字句や表現を求めて考え練り上げること。
  • 中庸(ちゅうよう):考え方・行動などに偏りがなく中正であるさま。
  • 忌憚(きたん):はばかり遠慮すること。
  • 慟哭(どうこく):悲しみのあまり身を動かし大声を上げて激しく泣くこと。
  • 昇華(しょうか):物事が一段上の状態に高められること。
  • 欺瞞(ぎまん):あざむくこと、だますこと。
  • 瑕疵(かし):法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること。

 

使えそうな言葉を20ほど羅列しておいたので、使えそうなものがあれば是非ご活用あれ。

 

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植田 振一郎 Twitter

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