stak編集部でございます。
現在、stakのバージョンアップに向けて開発を続けております。
stak2.0という位置づけで、見た目は現行のstak(以下、stak1.0と表記)と変わりませんが、機能面のスペックがかなり向上します。
stak2.0のスペックについて
- stak本体
Wi-Fiチップ等の部品を高スペックなものへ刷新
- リモコンモジュール
家電操作の際の赤外線送信距離を2〜5mアップ
- 照明モジュール
暖色のみでなく寒色の帯域まで操作可能
詳細については随時公開してまいりますが、上記が目玉となる部分で、2021年の夏から秋にかけて登場予定です。
ソフトウェアのアップデートについて
ハード面以外にも、管理システムを構築しております。
stak2.0の開発に合わせて、もちろんアプリも完全リニューアルしますが、Webブラウザで操作も可能になります。
民泊やホテルといった宿泊業運営会社や不動産管理会社にとっては、欠かせない管理システムになることを目指しています。
こちらの情報についても、随時アップデートしていくのでご期待ください。
照明モジュール開発について
stak1.0は暖色のみですが、寒色までの帯域を拡げるために先日行った温度上昇の検証の様子を公開します。
電球部に温度測定のできる機器を挿入して、少し時間を置いてどこまで温度が上昇するか測定します。
この検証は、長時間照明を点けていることで熱が多くなりすぎるとLEDチップが焦げて使えなくなったり、筐体が熱くなりすぎて溶けてしまったりすることを防ぐものです。
そのために、内部に熱を逃がす部分を作ったり、どこまで帯域を拡げるかを調整していくのです。
こちらは暖色の様子ですが、stak1.0の暖色よりも暗い夕日に近い色が出せるように調整中です。
専門的な数値を書くと、下限が2200K(ケルビン)という値になる予定です。
最後に
他にも新しいデバイスの開発にも着手しており、2021年内に詳細について公開できるスケジュールで動いております。
IoTやAIという言葉がすっかり市民権を得てはいますが、まだまだ浸透しているとはいえません。
政府や行政がスーパーシティやスマートシティという構想を提唱し、候補地になりたいという都市が全国の至るところで手を挙げています。
ありがたいことに、stakにも声がかかっており、2021年はそういった動きも出てくると思います。
都心部に限らず、IoTやAIが活躍できる場は拡がっていることを実感し、いかにユーザにとって便利と感じてもらえるかを引き続き追求していく次第です。
引き続き、stakにご注目ください。