鳥や虫が悲しげになくさま。
季節を感じられることは幸せなことである。
人によって好きな季節があることも素敵なことで、暑い夏が好きな人もいれば寒い冬を好む人もいる。
個人的には秋から冬にかけてが心地よい。
食べ物が美味しい時期ということもあるし、日が沈むのがはやくなっていく哀愁がなんともいえない感覚になる。
厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると、2019年の日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳。
2018年と比較して男性は0.16年、女性は0.13年上回った。
平均寿命まで順調に生きることができたとして、四季を感じることができるのは、約80回ということになる。
そう考えると1年1年の季節を大切にしたいと思う。
あと何回その季節を感じることができるのか、それは誰にもわからない。
うぐいすの鳴く季節、コオロギの鳴く季節、鳥や虫の鳴き声を聞くと、癒やされる反面どこかもの悲しげに感じる。
いずれにせよ、不快な気持ちになる人は少ないだろう。
なぜそうなのかを考えたときに、もしかするとこれが最後かもということを本能的に感じているからかもしれない。
2021年の冬。
今、この瞬間を全力で生き抜いていかないといけないと改めて感じるのである。
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