IoTやAIの話になると言葉自体の知名度よりも遥かに実態が追いついていないことがわかる。
リテラシーが低いという言葉で片付けてしまえば秒で終わる話なのだが、それではいつまで経っても現在地にいることになる。
少しでもテクノロジーを組み込んだモノづくりを始める人は、改めてその実態を理解しておいた方がいい。
要するに多くの人や企業は、そんなモノを求めていないということだ。
メディアやニュースで世の中から取り残されないよう最先端の言葉を追いかけていても自ら試みるという人は少ない。
わかならいものや理解のないものについては、圧倒的に否定から入る。
stakの開発を始めてから、多くの場所でプレゼンを行い、たくさんの企業や人に営業してきた。
大半の反応は面白くて将来性のある商品だというもの。
純粋にその反応は嬉しいのだが、ではそれをすぐに導入するとなると話は別である。
100人いいねと言ってくれて1人がようやく試してくれるような感覚だ。
これは決してそういう企業や人をディスっているわけでも、自分たちの商品がスゴイのに理解がないといっているわけではない。
そういう企業や人を振り向かせる力が今の自分にはないことを素直に認める必要がある。
商品を作るという感覚がもはやダメなことに気づいた。
作品を創り上げるという感覚でのモノづくりにとあるときから切り替えた。
その成果は少しずつ出てきている。
ただ、それを実現するには、まだまだ多くの時間とお金を費やす。
でも、先を考えたときに楽しいことしかない。
それが先行投資だ。
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