広報・PR担当の「あやな」です。
AI(人工知能)について紹介していきましたが、近年AIやコンピューターテクノロジーが発展により、
話題になっているのが「2045年問題」です。
今回は、2045年問題について紹介していきます。
2045年とは?
2045年問題とは、AIなどの技術がAI(人工知能)が人間の知能を超えるという可能になる「シンギュラリティ」が起こるという予測をしていることです。
そして、それに伴うさまざまな影響や問題の総称のことを言います。
この問題を大々的に広められたのは、前回のブログでもあげた、
Googleの技術者でAI研究の世界的権威である”レイ・カーツワイル博士”です。
カーツワイル博士は、2029年には人間と同じくらいの知能を持つAIが誕生する。
2045年には人間を超えて、さらに凄まじいスピードで進化をし続ける予想されています。
▼シンギュラリティについて詳しくはこちら
ブログ「AIとの未来「シンギュラリティ(技術的特異点)」」
https://stak.tech/news/6069
レイ・カーツワイル博士による2045年問題が起こる理由
(画像:Wikipedia)
カーツワイル博士は、「ムーアの法則」と「収穫加速の法則」を引用して、シンギュラリティを2045年と予測しました。
ムーアの法則
ムーアの法則とは、コンピューターのCPU等に使われる「半導体のトランジスタ集積率は18ケ月で2倍になる」という経験則に基づいた指標集積回路に使われるトランジスタの数が18ヶ月ごとに2倍に増える法則です。
1965年に、アメリカのインテル社の創業者の一人である、”ゴードン・ムーア博士”によって論じられた指標で、
もともとは大規模集積回路(トランジスタ)の生産時の長期傾向における指標を表すものでした。
一般的な公式としては、
p=2n/1.5
nは年、Pはn年後のトランジスタ倍率を表しています。
2年後に2.52倍、5年後に10.08倍、10年後に101.6倍、20年後には10,321.3倍と加速度を増し、指数関数的に倍率が急上昇していくことになります。
つまり、18カ月で2倍、3年で4倍、15年で1024倍の容量のメモリチップが登場することを示します。
1965年に唱えられてから40年間、実際にそのような半導体が成長を遂げています。
このように、指数関数的にテクノロジーが発展すれば、AIが人間を超えるのも現実的に思えてきます。
収穫加速の法則
(画像:Wikipedia)
獲得加速の法則とは、技術進歩において、その性能が直線的ではなく、指数関数的に向上するという法則です。
簡単に言うと、新しい技術が発明され、複数の技術が次の段階の発明に利用することによって、次世代の技術革新までの間隔が短くなることです。
ムーアの法則では、物理的な限界値を迎える半導体の進化、
収穫加速の法則では三次元分子回路などの新たなテクノロジーの出現により、さらなる発展が予測されています。
あやなのひとこと
今回は、2045年問題について詳しく紹介していきましたが、かならず来るというものではありません。
「シンギュラリティが起きるのか」、「2045年問題は本当にくるのか」などという議論は、これからもさまざまな議論が展開されると思います。
しかし、今後もAIの発展により社会が大きく変化する可能性は大いにあります。
現在、私たちができることは、将来AIに振り回されないように、AIについての正しい知識を身につける必要があることが大切です。
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