広報・PR担当の「あやな」です。
以前、次世代移動通信システム「5G」について紹介していきました。
今回は、みなさんも一度は聞いたことはある「AI」について紹介していきます。
AIとは?
AIは「Artificial Intelligence」の略で日本語では、「人工知能」訳されるのが一般的です。
実は、時代や、研究者により、とらえ方は様々で「AI(人工知能)」という言葉についてまだ定まっていないのが現状です。
さまざまな専門家がそれぞれの定義をしており、統一的な定義はありません。
AI(人工知能)の分類
AI(人工知能)は、「特化型人工知能」と「汎用人工知能」の2つに分けられます。
特化型人工知能(Narrow AI)
特化型人工知能とは、特定の領域に特化して能力を発揮するAIです。
すでに人間を超える能力が実用化されている分野であり、囲碁やチェス、将棋などでは、AIが人間のプロプレーヤーに勝利して話題となっています。
例えば、コンピュータ将棋(チェス)、Googleカー(自動運転自動車)、医療診断など、既に実用化されているものが多くあるのです。
汎用人工知能(AGI)
汎用人工知能とは、1つの分野だけでなく多岐にわたる領域で多彩な問題を解決するAIです。
人工知能(AI)自身による自己理解、自律的自己制御ができるもので、人間が設計した時の想定をも超える働きを期待することができます。
汎用人工知能のレベルが、最終的にAIが目指すゴールです。
また、他にも「弱い人工知能(AI)」「強い人工知能(AI)」と言う分類の方法もあります。
- 弱い人工知能(AI)
弱い人工知能(AI)とは、ある枠の範囲で考える人工知能のことで、ある一定の範囲では既にに人間のレベルを超えてきています。
先ほどの「特化型人工知能(Narrow AI)」の別の呼び方とも捉えてみて下さい。
しかし、このAIはあらかじめプログラムされた事以外は何も出来ません。
役割としては、人間の能力の補佐や拡張としての機能を期待されています。
- 「強い人工知能(AI)」
「弱い人工知能(AI)」とは逆に、ある枠を超えて考える人工知能を「強い人工知能(AI)」と呼びます。
人間のようにものを考え、認識・理解し、人間のような推論・価値判断のもとに実行をすることができるものを指します。
この AIは自律的に学び、意思決定行うことができるものです。
こちらも先ほどのもので言えば、「汎用人工知能(AGI)」のことを言います。
AIに使われる「機械学習」と「ディープラーニング」
AIに関するニュースなどでもよく使われている、「機械学習」と「ディープラーニング」ついて詳しく紹介していきます。
では、まずはAIによって重要な概念である「機械学習」について、詳しく見ていきましょう。
機械学習
機械学習とは、大量のデータを学習することで、従来人間が行なっていた物の認識やグループ分け、適切な判断などを再現する技術です。
端的にいうと、人間は経験から学ぶことによって適切な判断ができるようになりますが、それを機械がデータ学習によってできるようになるというものです。
例えば、画像認識機能、将棋AIなども機械学習のシステムを用いて作られたと言うことができます。
一般的なプログラムは、開発者が動作を全て決めておくというものですが、機械学習は、トレーニングによって、機械が膨大なデータから規則性やルールを見出すことができるようになり、特定のタスクを高度なレベルで実行できるようになるというものです。
AIにはこの機械学習という技術が用いられています。
- 機械学習でできること
身近な活用例には、迷惑メールフィルタがあります。
AIにメールの文面を大量に学習させることで、迷惑メールを自動で識別し、所定のフォルダに振り分けます。他にも、人間の顔を大量に学習することで、画像に誰が写っているのかを認識させる用途にも活用されています。
ディープラーニング(深層学習)
ディープラーニングとは、機械学習をさらに発展させた技術であり、「深層学習」とも呼ばれます。
ディープラーニングは、機械学習でも実現できないような認識や認知、判断をコンピューターに持たせることが可能になります。
人間以上の能力を発揮するものでもあり、様々な分野への応用が期待されています。
人間の脳神経回路をモデルにした多層構造アルゴリズム「ディープニューラルネットワーク」を用い、大量のデータを読み込むことで、どこで判断するべきなのかを、自ら学習するのです。
そのため、人間の手を借りずに、どんどん知能を高めていくものであると言われています。
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ディープラーニングでできること
ディープラーニングが人間以上の能力を発揮する事例が、囲碁やチェスなどのボードゲームです。
これらのゲームを何度もプレイさせることで、トッププレイヤーすらも打ち破る手を考え出すことができます。
あやなのひとこと
今回は、「AI」について 紹介していきました。
「AI」や「人工知能」という言葉は、よく耳にするけどどういうことなのかふわっとしか理解していませんでした。
このブログを機会に、勉強しつつ皆さまにたくさんの情報をお伝えしていけたらと思っています!!
次回は、「AI」の 歴史につて紹介していこうと思いますので、
ぜひチェックしてみてください!
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