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2025年7月31日 投稿:あつき

【ChatGPT プロンプト】活用法と作成のコツ(テンプレート付き)

どうも、stakのあつきです!

ChatGPT、触ってはいるけど「うまく使いこなせてる気がしない…」って思ったことありませんか?

それ、プロンプト(=指示の出し方)が原因かもしれません。

今回は、AIに“賢く働いてもらうためのコツ”を、初心者にもわかるように解説していきます。

実際に使えるプロンプト例も交えながら、今すぐ真似できる設計術を紹介します!


プロンプトで回答は激変する

AIに何か頼むとき、「要約して」のプロンプトだけだと、ぱっとしない仕上がりになります。

これ、人間にお願いするときを想像してみてください。


例1:ざっくり頼む

自分:「ねえ、このインタビューまとめといて」
後輩:「はーい」
(3時間後)→ 5,000字のダラダラ要約が届き、結局頼み直すハメに。


例2:具体的に頼む

自分:「このインタビュー、経営者向けに300字で。ポイントは“新サービスの狙い”。1分で理解できる内容でお願い」

後輩:「承知しました!」

(1時間後)→ 結論ドン、数字バチッ、ちゃんと使える要約が返ってくる。


AIも人間に頼むときと同じです。

“あいまいな指示”では、それなりの答えしか返ってきません。

「何のために・誰向けに・どう出してほしいか」まで伝えるだけで、求めている仕事を返してくれます。

つまり、“AIに任せる準備(プロンプト)”をする人間側のセンスが大事なんです。


プロンプト 10のコツ

「プロンプトの質が成果を決める」って言っても、実際どんな工夫が必要なの?

そんな人のために、これだけは覚えてほしいプロンプトを10個に絞ってまとめてみました。

① ゴールを明確にする

目的がはっきりしていると、AIも迷わず応えてくれます。

このインタビュー記事を300字以内で要約してください。


② 条件を具体的に伝える

数字・トーン・対象などを明示するとブレずに仕上がります。

丁寧なトーンで上司宛てのお礼メール(200文字以内)を書いてください。


③ 形式を指定する

箇条書き・表・文章など、見せ方まで指定するとわかりやすくなります。

以下の内容を3列の表(機能・価格・特徴)でまとめてください。


④ 役割を設定する

誰の視点で答えるかを伝えると、回答がプロっぽくなります。

あなたはSNSマーケターです。以下の内容をTwitter向けに要約してください。


⑤ 含めない条件も伝える

出してほしくない要素は先に伝えると、誤解が減ります。

子ども向けのイラストを生成。ただし、怖い表現は避けてください。


⑥ 完璧を求めず試す

一発で完成させようとせず、微調整前提でやりとりするとスムーズです。

この文章、もう少しカジュアルにして。


⑦ 分割して聞く

複雑な指示や長文は、ステップを分ける方が成功率が上がります。

①以下の文章を要約 → ②SNS投稿用に変換


⑧ 肯定形で伝える

「〜しないで」よりも「〜して」で指示すると精度が安定します。

難しい表現は避けて、やさしく伝えてください。


⑨ モデルを指定する

GPT-4など、精度の高いモデルを明記するとブレが減ります。

GPT-4で以下の資料を読み、最新情報も踏まえて要約して。


⑩ 構成例を提示する

出力の“型”を先に示しておくと、意図に沿った答えが返ってきやすいです。

以下の構成で提案ください:

①背景

②課題

③提案

④行動


上級プロンプト 3選

おまけですが、「こんなプロンプト使いこなしてるの?」と驚かれるような、上級者向けプロンプトを紹介します。


【経営企画】アクションドキュメント生成

以下の経営会議議事録から、要点・結論・未決事項・アクションオーナーを表形式で抽出してください。

不明な点はChatGPTから逆質問させ、補足が必要な場合は再提案するようにしてください。

目的は「翌日から全員が動けるドキュメント」です。

#会議議事録を入れる


【マーケティング】YouTube戦略統括プロデューサー

以下の3つの競合YouTubeチャンネルの構成と特徴を分析し、

週2投稿の動画戦略カレンダー(6週間分)を構築してください。

各回のタイトル案、導入文、フック、CTA、想定再生回数の仮説も含めてください。

#YouTubeチャンネルを入れる


【プロダクト】エンジニア×カスタマーの架け橋

以下のカスタマーサポートログから、技術的改善につながるフィードバックを30件抽出。

それらを「改善カテゴリ」「頻度」「推奨技術案」「影響度スコア」で整理し、

今週中に対応すべき改善優先リストTOP10を出してください。

#カスタマーサポートログを入れる


重要: プロンプトもAIに書かせよう!

「こんな指示、自分じゃ思いつかない…」

安心してください。

自分で考えるのではなく、AIにプロンプトを考えてもらえばOKです。


例えばこんなふうに聞いてみてください

あなたはプロンプト設計の専門家です。

私の業務に最適なプロンプトを5つ提案してください。


さらに応用すると

あなたは中小企業向けに提案資料を作る専門家です。

以下の資料をもとに、ヒアリング項目を洗い出し、

そのためのプロンプトを3つ作成してください。


…といった具合に、「役割+目的+お願いしたいこと」をAIに伝えれば、

「使えるプロンプト」を作ってくれます。

「プロンプトも自分で考えるもの」じゃなくて、「プロンプトさえAIに任せていい」ってことを、ぜひ体感してみてください。


まとめ

▼ 要点

・AIは便利。でも“言い方ひとつ”で賢くもバカにもなる

・伝えるときは「目的」「役割」「出力形式」の3点セットを意識

・プロンプトが思いつかない時は、プロンプト自体もChatGPTに頼ればOK!

ChatGPTは「使いこなす」ものじゃなくて、「うまく付き合う」相棒です。

聞き方を変えるだけで、仕事のスピードも、精度も、ぐんと上がります。

今後も、現場で役立つAIテクや活用事例を紹介していきます!


📩 株式会社stakでは、ChatGPTを活用した業務改善・研修導入の相談も受付中!

「AIで業務時間を1/3に減らしたい」「なにから取り入れて良いのか分からない」そんな企業さま、お気軽にご相談ください。

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