News

お知らせ

2024年12月27日 投稿:M

Figmaを使った資料制作方法:営業資料の管理・制作

デザイナーのMです。

今回はシリーズ第二弾として、資料制作を効率的に行う方法について書いていきます。

コンポーネントについては別の記事で詳しく説明を行う予定です。

管理の方法の比較

クライアントごとの資料の管理方法2つ紹介します。

私のおすすめはテンプレートのバリエーションをページで管理し、クライアントをプロジェクトで管理する方法です。

ここではこの方法を具体的に紹介します。

ページで管理する方法

メリット

  • 同一ファイル内にあるのでアセットに登録しなくてもコンポーネントのつながりが保たれる。

コンポーネント / アセットとは、繰り返し使用する共通のパーツを、一括で管理できる機能です。インスタンスはファイルの中で、アセットはファイルを超えて共有することができます。

デメリット

  • プロジェクト一覧に各ページの名前が表示されないため、どこにどのファイルがあるか直感的にわかりにくい

プロジェクトで管理する方法

メリット

  • プロジェクト一覧でクライアント名が表示できるので、直感的に管理できる。

デメリット

  • ファイルを毎回作成する必要がある。
  • アセット登録しないとテンプレートの更新が反映されない。

実際のバージョンとプロジェクトの管理方法

テンプレートを作る際に気をつけること

  • クライアントごとに変更があるもの、ないものを分類する
  • 汎用性の高いものはコンポーネントやアセットで管理する

営業資料に関してはファイルを跨いでデザインをバージョンアップする必要性が薄いため、弊社ではアセットは利用せず、コンポーネントのみで管理しています。

1. テンプレートをコンポーネントで作る

資料で使用したいサイズのフレームを新規作成し、その中にベースデザインを落とし込んでいきます。

本文も見出しやノンブルをテンプレートとしてコンポーネントで管理すると、一括変更ができるのでおすすめです。

コンポーネント化に向いているページ例

  • 表紙
  • 目次
  • 本文
  • 事例紹介など量産が必要なページ

コンポーネント化したオブジェクトは、そのままではページとして認識されないため、フレーム化をするようにしましょう。

    2. 固定のページを制作

    本文テンプレートを元に、固定で必要なページ(提案プランの詳細など)を作成します。

    3. 量産が必要なページを制作

    事例紹介など、決まった様式に合わせ量産が必要なページを制作します。

    クライアントごとに掲載する案件が違う場合、ページでジャンルごとに分けておくと、案件数が増えても管理がしやすいです。

    4. テンプレートを複製し、クライアントに合わせた資料を作成する

     

    新しいデザインファイルを作り、テンプレートで作成したページをコピー&ペーストします。

    クライアント名など、変更の必要な箇所を適宜変更し、PDFとして書き出し。

    ※PDFの書き出し方法は以下に掲載しています。

    Figmaを使った資料制作方法:書き出し方法

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    今回はFigmaを利用した資料の制作方法と管理方法について紹介しました。

    コンポーネントの活用方法については別の記事で書きますので、お待ちください。

    stakの最新情報を受け取ろう

    stakはブログやSNSを通じて、製品やイベント情報など随時配信しています。
    メールアドレスだけで簡単に登録できます。