こんにちは。エンジニアの上本です。
ChatGPTが公開されはや半年が経とうとしています。
「AIなにそれ?」って方も一度は触れてみたことがあるのではないでしょうか。
本日、OpenAI社からiPhone向けの公式アプリが公開され、より身近になりつつあるのかなと感じています。(現在は米国のみの公開)
私は「CoderDojo 紙屋町」という子どもを対象としたプログラミング道場の広島(紙屋町)支部の代表をしているのですが、保護者のかたから「AIって子どもが触れてもいいの?」「使ってみたけどなにがいいの?」のような質問があり、やっぱり関心が高まっているのだなと感じました。
不安や疑問は触って解消することが一番なので
今回はそういった「少し触ったみたけど、何がそんなにすごいの?」と感じている人が、ChatGPTを便利だと感じられるようなTipsを紹介しようと思います。
と、その前にstak, Inc.でもLINEを介してChatGPTを利用するためのLinaというサービスを公開しています。
単純なチャットだけでなく、占いや画像生成など面白いコンテンツもあるので是非触ってみてください。
Tips
Tipsの紹介の前にChatGPTと関わる上で気をつけてほしいことがあります。それは「彼らは平気で嘘をつく」という点です。
出力された情報が正しい保証はありません。文章を鵜呑みにせず、信憑性の判断をしっかり行った上で活用していきましょう。
Tips.1 条件や制約を明示する
質問しても望んだ回答が返ってこないことがありますよね。そういったときは条件や制約を明示することで、意図が伝わりやすくなり、より望んだ形で回答を出力してくれます。
条件や制約は箇条書きで指定するだけでOKです。
Tips.2 立場を指定する
ChatGPTは立場を指定することで、その設定になりきった出力をしてくれるようになります。
例えば「あなたはピエロです」と指示すると、ピエロになりきった回答をしてくれます。
ピエロになりきって、ジョークを取り入れながら回答してくれました。
また、立場を具体的に記載することで、より立場を踏まえた回答が返ってきますね。
Tips.3 回答の特性を指定する
条件・制約に回答の特性を指定すると、指示に沿った回答が得られます。
例えば「端的に」や「3行で」といった指定や、「小学3年生でも分かるように」といった指定も出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は基本的なTipsでしたが、単純に質問するより自分のほしい形で回答を貰えるようになり、活用できそうなシーンが見えてきたのでないでしょうか。
次回は仕事でも活用できるような実践的なTipsを紹介したいと思います。
stak, Inc.のYouTubeチャンネルでも、ChatGPTの活用術を公開していますので、ぜひご覧ください。