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2022年6月2日 投稿:ueda

同調圧力に屈しないマインドを身につける方法

群集心理(ぐんしゅうしんり)
→ 個人が集団の中で自制力を失って集団の言動に同調する心の状態。

まず、誤解なきように書いておくが、私は同調することに関しては、そこまで否定的な立場ではない。

むしろ、同調することで上手くいくのであれば、そちらの方がいいとさえ思っている。

けれども、実体験や自分の言動を振り返ってみると、どうやら同調することに向いていない性格のようだ。

特に意識をしているわけではないが、気がついたら他の人と違うことをやっていたり、同じことをずっとやっているとすぐに飽きてしまうのである。

そんなこんなで、気がついたら起業していたという流れなのかもしれない。

起業家には変わった人が多いという事実

起業すると、今まで会ったことのない人たちに会う機会が増える。

当然、起業している人に会う機会も増えるのだが、そんなときに変わった人が多いと思うのは事実だ。

これは良い意味でも悪い意味でもだが、どこかネジが一本足りていなかったりするのである。

と書いている私は自分自身は常識人だという自負がある。

けれども、数人の起業している人たちからは、私は変わっていると言われたことがあるので、まあ私もネジが一本足りていない側の人間なのだろう。

そんな私だが、まあstak, Inc.という企業のCEOができているわけだし、周りに支えてくれる仲間たちにも恵まれていて、日々楽しくやらせてもらっているわけだ。

つまり、同調することができないタイプでも、なんとかなるということだ。

そして、確かに起業家には変わった人が多いのだが、そういう人たちから聞く話は面白い話が多い。

上手く表現できないのだが、生きているという実感が溢れ出ているし、バイタリティがあるのもまた事実なのである。

同調しない個性が認められる時代

そして、今の時代は同調することを強要する時代ではない。

相変わらず、義務教育を基盤とした教育の場面では、平均的な人間を排出しようとするカリキュラムが組まれているが、このシステムに違和感を覚えている人たちが圧倒的に増えた。

そんな違和感を口にするだけではなく、実際に教育を変えようと動き出している企業や個人も増えている。

例えば、ドワンゴが展開するN高等学校・S高等学校、RECRUIT(リクルート)が展開するスタディサプリあたりがわかりやすいだろう。

従来型の教育に対するイノベーションが起こっていることを実感する。

同調圧力に屈することの最大のデメリットを、ノミの話を用いて例えられることがある。

この話は社会人になってすぐくらいに聞いた話で、未だによく覚えており、過去にも何度も登場していると思う。

悪口雑言(あっこうぞうげん)

自分の能力を開放できなくなるという話なのだが、他にも数字を使った法則には同調圧力に屈することに否定的なものが多い。

ビジネスでもプライベートでも使える数字の法則

けれども、今までは当たり前だった例え話や数字の法則が、インターネットの普及によって少しずつ形を変えている実感がある。

なにもそれは教育の場だけではないのだが、明らかに場所や時間のインセンティブのボラティリティが小さくなっている。

地方の時代が来ている実感

私は高校卒業後に東京へ行った。

広島という地で生まれ育ったわけだが、思春期の頃には広島という街の小ささにウンザリしており、とにかく東京という大都会に憧れたことも何度も書いている。

私の周りにいた友人の多くも同じ感覚で、東京に向かったわけだが、広島に戻って起業した。

なにも狙ったわけではなく、結果としてというのが全てなのだが、私が起業した当時の2014年に比べると地方の価値が上がっている実感がある。

単純に、東京では埋もれてしまったとしても、広島では輝けるのである。

いやいや、世界各国で都市部の人口が増えていて、日本でもその傾向があるという指摘をする人も多いだろう。

若者の多くが都会へと移住し、戻ってこない地域では、街を栄えさせるのに必要な人材が不足してしまうという問題がずっと続いているという人もいるだろう。

この傾向に対して、人材を地元に呼び戻す方法を模索するべく、調査を行ったアメリカの大学チームがある。

その調査によると、自分が通った地方の学校に強い愛着がある人は、地元に戻る可能性が高いことが示唆されたという。

つまり、学校に愛着があれば戻ってくる可能性が高く、こうした愛着につながるのが、学校のコミュニティーとの関わりや教師との絆になるというわけだ。

また、地元に帰る人は、人口密度が低く、大学の同窓生が少ない町に戻りやすい傾向がみられたそうだ。

こうした町では、自分がより大きな影響を与えられると感じることがその理由だとみられている。

そして、なによりも重要なことは、イノベーションや創造性の多くは、他の場所で学んだ習慣や視点を新たな状況に当てはめることで生まれるということだ。

起業で成功する移民が多のは、それが理由だといっていい。

都市から地方に戻る人も同様に、変化をもたらす潜在性を秘めているというわけだ。

都市部で学んだ新たな視点に加え、自分が育った地元の人脈や知識を持っているので、この掛け合わせができれば、成功する確率が上がるというのが理由である。

これは、まさにおっしゃるとおりという調査結果で、地方の価値が上がっているという理由はここにある。

なぜ地方の価値が上がるのか?

くり返しになるが、地方の価値が上がっている理由の大きな部分は、地方を一度出て外で様々な経験を積んだ人が、その経験を元に地元で起業するからである。

地元独特の文化や土地勘もあるので、迎合するポイントを見つけやすいし、仲間が見つけやすいという利点もあるだろう。

かつて、タイムマシーン経営という言葉がもてはやされた時代がある。

海外で成功したビジネスモデルやサービスを日本で展開する経営手法のことだ。

海外で成功しているサービスの日本法人を立ち上げるケースや、ビジネスモデルを模倣して日本向けにアレンジするケースがあるが、成功確率が高いということで注目された。

このタイムマシーン経営に似た概念になるが、日本国内でもラグが生まれていることが、都会と地方を往復していると明確になる。

東京で流行っているものが地方でも流行る傾向が強いということである。

例えば、広島でクラウドファンディングが浸透するまでには5年以上かかった気がするし、Facebookが浸透するまでには3年程度のタイムラグがあったように思う。

もちろん、これは私自身の感覚でしかないので正確ではないが、少なからずタイムラグがあるのは事実だ。

今や情報が誰でも取れる時代なので、タイムラグは少しずつなくなりつつあるように思う。

とはいえ、まだまだラグはあるので、このラグを上手く使えば、地方の価値を上げることは東京で同じことをやるよりも圧倒的に工数が少なくてすむということだ。

まとめ

起業した人の多くは、一旗揚げようという気持ちがあるだろう。

都会でオシャレに注目されるスタートアップを成功させるのは、キラキラしていて憧れるのは十分に理解できる。

でも、目指す人が多い分、そこで勝ち抜くことは大変だ。

となると、地方という場所を使うという戦略は決して悪くないだろう。

それこそ、都会に出て成功するというある意味で同調になっている傾向に対するアンチテーゼになるが、私はこのギャップを上手く使っているという自負がある。

そのために着実に仕込んでいるわけだが、2022年の年明けに植えた種がたっぷりと栄養を蓄えて、キレイな花を咲かせることを見せつけようと思っている。

 

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植田 振一郎 Twitter

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