烏合之衆(うごうのしゅう)
→ なんのまとまりもない群衆や軍勢のこと。
ただ単に群れてしまうことは、意味のないことを指す。
まさにそのとおりだと言い切りたい。
もはや、大部隊をつくる時代ではないということだ。
それを実証したいという意味でも、stak社を軌道に乗せたいという気持ちも強い。
私は感情論やなんの科学的根拠もない慣習で動いている場所に風穴を開けたいと少なからず思っている側の人間だ。
でも、それを誰にでも押し付けるようでは平行線である。
なので、法則や心理を知っておくことも大切だと思っている。
ということで、まとめる意味でも役に立ちそうな法則を書いていこう。
烏合の衆にならないために知っておきたい7つの法則
ふとした瞬間に自己嫌悪になる人は、今の自分の生き方に憤りを感じているのだろう。
周りに合わせてきたり、空気を読むことを最も大切にしているような人に知ってもらいたい法則を紹介していこう。
ジャネーの法則
生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するという法則である。
わかりやすく説明しよう。
1日や1年といった時間の単位は、本来いくつになってもその長さ自体が変わるものではない。
年齢を重ねると共に、1日や1年がはやく過ぎ去ると感じる機会が増える。
この感覚こそが、心理的に感じる時間の長さが年齢によって異なり、5才児の1年は50歳の10年に相当するというものだ。
このジャネーの法則によれば、20歳を超えると人生の半分が終わっていることになる。
時間がいかに有限で大切なものであるかを表している法則である。
ズーニンの法則
最初の4分間が大切という法則である。
例えば、仕事において最初の4分が上手く行けばその後も上手く進みやすいといったことが挙げられる。
また、初めて会った人の印象は最初の4分間で決まるといったことも、この法則に当てはまる。
別名、初動の4分間と呼ばれており、4分間の大切さを説いている。
初対面の場合には、とにかく初動の4分間を大切にすることで、人間関係が変わってくるかも知れない。
シャーキーの法則
制度はそれが解決すべき問題を維持しようとするという法則である。
とある組織が面倒だと感じている手続きを簡単にしようとする。
すると、その解決のために新しい部署をつくったり、新しい管理ツールを準備したりする。
こうして、そもそも簡単にしようとしていたことが、かえって手順が複雑になっていくという矛盾を表した法則だ。
社会人になって、こういった経験をしたことがある人も多いのではないだろうか。
たちが悪いのは、このような官僚的な仕事が無駄を増やしていることに気づいていない人がいるということだ。
物事は極力シンプルに考えることを今一度徹底しよう。
スキットの法則
他人の誤りを指摘する場合に、少なくとももう1つの誤りが存在するという法則のことだ。
例えば、そこは大宮市じゃなくて埼玉市だという指摘には、埼玉市はもはや存在しておらず、さいたま市に変わっているという間違いが存在しているといった具合だ。
こういった細かい指摘をすることは建設的ではない。
個人的には、こういった小さな誤りで大局に影響がないことについてはスルーする力を身につけようという理解だ。
重箱の隅をつつくようなことをしていても生産性が低いので、誤りが含まれていてもその誤りがわかっているのであれば前進すればいい。
ベターリッジの見出しの法則
疑問符で終わる見出しはすべてNoという言葉で答えることができるという法則だ。
ネットニュースなどの見出しに、夢は願えば叶うのか?とか身長は子どもに遺伝するのか?といった見出しの記事があった場合を想定しよう。
この場合、答えがNoになるから見出しに疑問符がつけられているというのがベターリッジの見出しの法則だ。
つまり、答えをNoに誘導しやすくするために見出しに疑問符をつけるという心理的な戦略が含まれているというものだ。
逆にいうと、Noという答えに持っていきたい場合には、見出しに疑問符をつければいいということになる。
カニンガムの法則
ネット上で正しい答えを得る最良の方法は質問することではなく、間違った答えを投稿することであるという法則だ。
つまり、ネット上で困っている人がいてもわざわざその答えを教える人は少ないが、間違った投稿に対して指摘せずにはいられない人が一定層いるということだ。
となると、なにかに対して情報を教えてくださいという投稿をするよりも、そのことがいかにも正しいという感じで間違った投稿した方が正しい答えを得ることができるという法則だ。
これも人の心理を巧みに操っている法則である。
それ間違ってるよという指摘をしたい人を増やすことは、ある意味でファンを増やすことにも繋がっている。
あえて、知らないふりをすることで、気がつけば周りに有識者がいるという戦略に使うことも可能だ。
アロンソンの不貞の法則
付き合いの短い人に認められる方が付き合いの長い人に認められるよりも満たされやすいという法則である。
例えば、ずっと一緒にいる家族や彼女、または会社の同僚などに頑張ったねとかおめでとうと褒められるよりも、自分が営業をかけたお客さんに褒められた方が心が満たされるというものだ。
あえて、少し距離のある人に褒められるという仕掛けができれば、モチベーションのアップに繋がるかもしれない。
まとめ
人の心理を知っておくことでどういう行動を起こすか、ある程度の予測ができるのは強い。
必ずしも予測したとおりの行動がされなかったとしても、それはそれで1つの新しい結果として把握できる。
未来へ向けて情報戦が激しくなる一方だ。
そんな中で烏合の衆にならないためには、しっかりこの7つの法則を頭の片隅に入れておこう。
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