家族と血縁関係にある者のことで、一家眷族とも書く。
家族ともう1年以上会っていないとか、全然実家に帰っていないといった声をよく聞く。
その原因は何度も書いてきたが、COVID-19である。
相変わらず、メディアは連日コロナのことを報道している。
昨年の今頃、来年の今頃にはさすがに落ち着いているとたかをくくっていたが、相変わらずの光景にウンザリしている人も増えたように思う。
自粛、リモートワーク、ソーシャルディスタンス、巣ごもり、緊急事態宣言などなど多くの言葉がこの1年間で生まれた。
昨年末の今年の一文字は多くの人が当てたのではないだろうか。
かくいう私もドンピシャで当てた1人でというよりは、まあ蜜だろうと予測することは簡単だった。
他にもGo To トラベルとかGo to Eatといったキャンペーンも打ち出されたが、結局中途半端に終わったというか延期されている。
そんなコロナに振り回されている中でも時間だけは止まってくれない。
いくら人が動けない状況を作ったとしても、1秒、1分、1時間と時は流れる。
それから、当然だがなにもできなければ経済は傾いていく。
これも何度も訴えている気がするが、倒産件数はそんなに増えていないと主張する人たちがいる。
実態は政府や行政が主体となって補助金や助成金を出しているから持ちこたえていられるのに、そこを大きく報道するところは少ない。
その財源は税金だ。
このペースがずっと続くと確実に破綻するし、既に税金が上がることは確定していると断言できる。
考えれば当たり前のことで、税金で賄っていくことは限界がある。
なくなったものを取り戻すために、まずは取りやすいところから税金が上がるだろう。
その一方で、この事実も業績が絶好調の企業があることをしっかり覚えておくべきだろう。
「コロナ下1年の時価総額 米NVIDIA23兆円増、Intel超え」
この記事を見ると、あれだけコロナの感染者や死者数が多いと騒がれたアメリカに注目したい。
いわゆるGAFAMの時価総額の増加が、とにかく桁違いだ。
ここ1年余りでAppleは時価総額を121兆円上げているという、この事実を知ったときに愕然とした。
日本企業の時価総額でしばらくの間、第1位を守り続けているのは、トヨタ自動車だ。
そのトヨタ自動車の時価総額は28兆円にも満たない。
アメリカの企業であるNVIDIAが1年余りで増加させた時価総額が23.4兆円ということで、第7位にランクインしている。
日本企業で近い内にトップになるのは、おそらくソフトバンクグループだろう。
この1年余りで時価総額が12.7兆円ほど上がっており、世界でなんとか注目されるレベルに唯一いる。
もはや投資会社であるソフトバンクグループの勢いはまだまだ続くと思われ、トヨタ自動車の時価総額を抜くのも時間の問題だろう。
もう1社、世界でテクノロジーの分野で戦える日本企業はSONYグループだろう。
時価総額を5.6兆円上げているが、戦略次第ではもっと大きく伸びる企業だと思っている。
いずれにせよ、アメリカのIT企業がとにかく圧倒している。
stak社も大きくカテゴリ別に捉えると、IT企業になる。
比べるものでもないし、戦うところでもないのだが、やはりどこか憧れに近いものは抱いてしまう。
どうやったらこんなモンスター企業が生まれるのだろうと純粋な疑問を抱いている自分もいる。
マクロで経済を語る必要もないのだが、日本はコロナで大きく取り残されてしまう危機感もある。
より孤立してしまう、ガラバゴス化が進むことは間違いないだろう。
家族や血縁関係にある者ばかりを贔屓にしていてはダメだ。
どんどん差がついている現状から目を逸らさず、勝てる分野で戦わずして勝つことを徹底しようと改めて思うのである。
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