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2021年2月9日 投稿:swing16o

蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)

ただやかましいだけの議論や、大げさで下手クソな文章のこと。

議論や文章というキーワードが出ると、やはり社会人の仕事に繋がるジャンルになる。

議論の場や文章を送ることから、連想できるのは会議だ。

コロナ禍で会議はどのように変わったのか、データを元に見てみようと思う。

データ集計をしているキーマンズネットによると、回答者の総計は169人で回答期間は2020年1月24日~年2月6日ということである。

 

会議の実施状況とIT活用(2020年)/前編

会議の実施状況とIT活用(2020年)/後編

まず、気になるのは、1週間にどれくらいの会議をしているのかということだ。

最も多かったのは、週2~4回が40.8%、次いで週1回が27.8%という結果となっている。

次に気になる項目に会議1回の平均時間がある。

会議1回の平均時間は、1時間以上、2時間未満が46.7%、30分以上、1時間未満が40.8%となっている。

 

この結果を見て、感じたことはコロナ禍だろうが、ほとんど変化がないということである。

サラリーマン時代を過ごした約10年前の時代と比べても、そこまで大きな変化がないように思う。

一方で大きく変わったことがある。

リモート化が進んだ業界ではオンライン会議が当然という感覚になっていたり、出張会議の必要性が問われている。

zoomやmeetが市民権を得たようにツールの変化は今後も大いにあるだろう。

ただ、コロナ収束によって、半分以上はコロナ前の生活、仕事のやり方に戻ると推測している。

もちろん、コロナ収束をどのように捉えるかは微妙なところではあるが、ワクチンが拡がりインフルエンザと同様な位置づけになったタイミングを収束と定義したとしよう。

その後は、徐々に昔の染み付いた生活や仕事のスタンスに戻る人が続々と出てくるだろう。

なぜなら、単純にその方が楽だからだ。

 

生活や仕事のスタンスに戻れない、あるいは戻りにくい状況も想定される。

それは、コロナ収束という定義が成り立たなくなること、つまりコロナに振り回された社会が続くことだ。

政府の指示に振り回され、TVのみが情報源の人たちはマスコミに影響を受けて思考停止する。

そうすれば、テクノロジーの進化は進むだろうが同時に順応できない一定層には同時に閉塞感が拡がる。

個人的には世間がコロナに振り回されても全く問題ないと思っている。

誤解のないように書いておくが、コロナ禍を喜んでいるわけではない。

多くのところで負の連鎖が生じていること、今後も負の連鎖が拡大するしまう可能性が高いことも十分理解している。

それでもこう思う。

人は追い込まれると、イノベーションが進む。

 

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植田 振一郎 Twitter

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