心掛けの悪い妻は家庭を破壊するということ。
妻だけではない。
夫も同じように家庭を崩壊する。
つまり、両親ともに崩壊の原因になるということだ。
幼い子どもは両親の教育により、思考がある程度は決まってしまう。
でも、ここで注意した方がいいことは、多くの両親は間違った情報を子どもに刷り込んでいくということだ。
自分たちの時代に起きたことをそのまま踏襲させようとすることがその典型だ。
今の時代は、そんなスピードで進化していない。
1年あれば大きく状況が変わる。
例を1つ挙げてみよう。
多くの両親は貯金をするように子どもに勧める。
将来のためにお金を貯めるように促すのだ。
これが日本でファイナンス教育が全く浸透していない根底にある。
その理由はどこにあるのか。
確かに貯金をしていればお金が増える時代を生きた人が、いわゆる大人には多いからだ。
遡ること47年前。
1974年に郵便局は4.320%という金利をつけていた。
100万円を郵便局に1年預ければ、1年後には104万3,200円になる。
10年間預けていれば、152万6,426円という計算だ。
あくまで表面金利、複利での計算だが、そんな時代を生きた人たちが、いわゆる団塊の世代だ。
1970年からバブル崩壊の1990年までは、金利3〜4%以上つくことが多々あった。
故に黙っていてもお金を預けておけば増えるという、その感覚を子に引き継ぎ、更にその下の世代に同じように伝えていく。
お年玉は貯金しなさい。
この言葉を聞いたことがないという人を探す方が難しいだろう。
他にも教育については、いろいろと思うことがあるが、このあたりのファイナンス教育が少しでも拡まるだけでも経済は大きく変わる。
もっというと興味を持つだけでいい。
親と呼ばれる人たちは、どんなに忙しくても教育については立ち止まり、真剣に向き合った方がいい。
子の気づきがはやければはやいほど、どんなジャンルでも成功する確率が上がる。
普通ではないといわれることもあるかもしれないが、それが良い妻、良い夫だ。
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