stakのあやなです。

IT導入補助金2025の1次公募回の交付決定結果が6月18日に公表されました。

今回は、各申請枠の採択率や傾向、stakが提供する「Home Hub +」の採択実績、今後の公募スケジュールについてお伝えます。

各申請枠の採択率と傾向

2025年6月18日に公開された第1次公募の結果は以下の通りです。

申請数および交付決定
https://it-shien.smrj.go.jp/download/grantdecision_list/

通常枠

• 申請数：2,979件
• 交付決定数：1,511件
• 採択率：約50.7%

インボイス枠（インボイス対応類型）

• 申請数：6,446件
• 交付決定数：3,710件
• 採択率：約57.6%

インボイス枠（電子取引類型）

• 申請数：0件
• 交付決定数：0件
• 採択率：該当なし

セキュリティ対策推進枠

• 申請数：7件
• 交付決定数：7件
• 採択率：100%

stakの採択実績

stakでは、無人入退室管理システム「Home Hub +」をインボイス枠（インボイス対応類型）にツール登録しており、申請支援を行いました。

1次公募において、弊社が支援した全ての企業様が「交付決定」となりました。

採択されるためのポイント

IT導入補助金において採択されるためには、「加点を取得すること」が最重要です。

しかし、加点だけではなく、「減点対象になっていないか」をチェックすることも欠かせません。

減点となりうる要素

• 計画書の記載ミスや不備（例：数字の整合性が取れていない）
• 実在しないITツールや導入実績のない製品の申請
• 過去に補助金不正利用の履歴がある企業

これらは明確にマイナス評価となるため、申請前にしっかり確認しましょう。

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採択されるために重要な3つの加点項目

加点項目は、IT導入補助金の審査において特に重視されている内容です。

stakから申請する際に、重要としている加点項目を紹介します。

1. IT戦略ナビwith の活用

「IT戦略ナビwith」は、企業がデジタル化に向けた戦略を自社の状況に応じて策定するための無料オンライン診断ツールです。

アンケート形式で回答するだけで、経営課題の整理と最適なITツールの活用方法がマップとして表示されます。

この戦略マップを出力し、申請書類に添付することで、全申請類型において加点対象となります。

IT戦略ナビwith
https://digiwith.smrj.go.jp/it-map/

2. 成長加速マッチングサービスへの登録（3次公募申請から追加しております。）

このサービスは、中小企業の「挑戦課題（例：人材確保、販路拡大等）」を登録・公表することで、支援者（金融機関、支援機関等）からのサポートを受けやすくする仕組みです。

補助金申請においては、このサービスに会員登録し、課題を1件以上登録・掲載していることで加点を得ることができます。

成長加速マッチングサービス
https://mirasapo-connect.go.jp/corporation

3. 賃上げ目標の設定

補助事業の事業計画期間中（原則3年間）に、給与支給総額を年平均1.5％以上増加させる計画を立てると加点対象となります。

また、加点を受けるためには、この計画を従業員に対して周知しておくことが必要です。

この加点は、国が掲げる「賃上げ・所得向上」の流れとも連動しており、意欲的な事業者を優遇する方針が反映されています。

これらの加点項目は、第3次以降の公募でも強力なポイントとなります。

 

その他にも、いくつか加点項目があり、IT導入補助金2025の公式サイトにも記載されていますので、ご確認ください。

 

今後の公募スケジュール

IT導入補助金2025は、第3次から第5次までの公募が予定されています。

IT導入補助金（公募スケジュール）
https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/

第3次公募

• 申請締切：2025年7月18日（金） 17:00
• 交付決定：2025年9月2日（火）（予定）
• 実績報告：2026年2月27日（金） 17:00（予定）

第4次公募

• 申請締切：2025年8月20日（水） 17:00
• 交付決定：2025年9月30日（火）（予定）
• 実績報告：2026年3月31日（火） 17:00（予定）

第5次公募

• 申請締切：2025年9月22日（月） 17:00
• 交付決定：2025年10月31日（金）（予定）
• 実績報告：2026年4月30日（木） 17:00（予定）

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まとめ

IT導入補助金2024の1次公募は、全体の採択率が50%台と厳しめな結果となりましたが、しっかりと準備をすれば結果はついてくることが明らかになりました。

特に加点項目の有無が大きな分かれ道となります。

stakでは、その重要性を熟知したうえで、ツール選定から申請サポートまでを一貫してご提供しています。

第3次以降の公募で採択を目指す方は、確実な情報収集と加点戦略を持って、しっかり準備していきましょう。

興味がある方は、お問い合わせください

IT導入補助金の申請や人材開発支援助成金などの申請に関してご不明点がある方や、サポートをご希望の方は、ぜひstakまでお気軽にご相談ください。

申請からITツールの導入までの流れをしっかりサポートいたします。

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